今度生まれたら ネタバレと感想 第1話 この人とは結婚しない

内館牧子さん原作のドラマ、【今度生まれたら】を視聴しました。以前の「すぐ死ぬんだから」がものすご〜く面白かったので、大いに期待したのですが、あくまでも1話を見た印象は、ちと肩透かしを食らった感じです💦。回想シーンが多かったせいですかね🙄。以下あっさりネタバレです今度生まれたらのネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

70を迎えて

主人公の佐川夏江(松坂慶子〜お徳@ぼんくら)は、はっきり言ってかなりの見栄っ張りです😂。自宅のローンは払い終えたものの、10年前にした改築の費用を(貯金には手をつけずに)捻出するためにパートに出かけていくのですが、近所の主婦には「料理教室」に通っていると嘘をついています🐒。しかも予約が3年待ちの人気の教室だ、などと大風呂敷を広げていました。バレないようにわざと遠くのスーパーで働いているというのがまた入念ですよね💦。近くに建設予定の養護施設への意見を投じるにも、自分の信念より「どう思われるか」を考えて忖度してしまったそう。

そんな夏江の夫=佐川和幸(風間杜夫〜生島誠@日本沈没ー希望の人)は、かつては夏江が勤めていた一流企業のエリートサラリーマンでした。結婚前のふたりはそれぞれ異性からの憧れの的だったようで、夏江は「誰もが羨む結婚」をしたはずでした。それに夏江自身、若い頃はなかなか優秀で母親や教師からは4年制大学への進学を勧められたそうなのに、「幸せな結婚」がしたくてわざと短大を選んだのだそうです。どうやら「頭の良い女は嫌われる」と本気で信じていたらしい😵。

そんな夏江ですから、佐川に声をかけられたときは嬉しくて「化け猫100匹」をかぶって必死で佐川を捕まえたのだそう😅。当時夏江は園芸部に所属していたらしいのですが、後輩の小野敏男は、そんな夏江に思いを寄せていたそうなのに、いかにも貧乏くさい(🙏)小野になど目をくれる夏江じゃないんですわ😓。

ところが今や、そのエリートだった夫はどうやら早期退職したらしく、いちいち細かいことをうるさく言う「ドケチ😈」と化しました。もはやふたりの息子も独立し、大きな不満があるわけでもないのですが、夏江は夫の寝顔を見ながら、こう思ったそうです。今度生まれたらこの人とは結婚しない😤。

その一方で、若い頃、結婚しても自立した生き方をしろと口を酸っぱくして説教していた亡き母を、近頃ではよく思い出すのだそうです🌸。人は生まれっぱなしではダメだ。妻や母親になるだけではなく、家族のためだけではない「何か」を持て。それが経済力につながれば尚よし。

若い頃から「安定」ばかりを考えていたのは情けないと悔いる夏江に、姉の島田信子(藤田弓子〜粟鳥洲の母@ライオンのおやつ)は「選ばなかった人生はないのと同じ」と諭しました。そんなことを考えたら、これまでの自分を全否定することになるわ。この信子は「平凡が一番」と今の幸せを享受していたようですね👍。夫の島田芳彦(平田満〜水口武史@リコカツ)とは幼馴染で、今でも週に一度は一緒に飲みに出かけるらしい。他の人生を選んだとしても今より不幸になるかもしれないじゃない😎。

過去の宝石?

ある時、夏江がテレビを見ていると、思いもよらぬ人物が登場しました。昔夏江を慕っていた後輩の小野(小倉一郎)です😨。小野は故郷の北海道に戻って現在の妻と結婚して婿養子となり、今や「世界的な造園家の山賀🌹」となったのだそうです。その番組で、小野改め山賀は、夏江に失恋した時のことを赤裸々に語っていました。それで夏江は、目の前の山賀があの小野だと気づいたのです😅。

山賀は「また生まれ変わっても同じ人生を歩みたいか」と聞かれ、何度でも、永遠に💜、と答えました。今の彼があるのはどうやら妻のおかげらしく、山賀は妻に大いに感謝しているそうです。そのことからも、山賀が「来世も共に歩みたい人」は今の妻だと思われますが、ま〜かなりのええかっこしいでナルシストな夏江なら「あの時小野を選んでいれば😍」などと思ったに違いありません😓。

まとめ

見ている時はあまり気づきませんでしたが、いざこうしてまとめてみると、やはり内館さんらしいチクチク感😈が満載ですね😏。これはなかなか面白くなりそうで続きもとっても楽しみです😎。

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