今度生まれたら ネタバレと感想 第3話 嫁のアラはよく見える
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内館牧子さん原作のドラマ、【今度生まれたら】の3話を視聴しました。相変わらずスカッとはしないのだけれど、内館流の辛辣さが際立ってきて、何度もニヤリとさせられました😁。以下ネタバレのあらすじです。
自分勝手
山賀夫妻に気圧されて帰路に着いた夏江は、その途中で夫の和幸がバス停に立っているのを見つけました。まさか浮気をしているのか?気になったのでタクシーでそのバスの後をつけて行きます。和幸が会っていたのはでも、愛人ではなく息子の剛でした😵。剛は家に帰りたくないらしく、妻が嫌うので家では食べられない「夏江の手作りらっきょう」を持ち歩いており、外で食べているそうです😭。仕事はやり甲斐があり、残業や出張も減ったらしいのに、剛は今になって、家庭を疎かにしてきたと反省していたそうです。
これを聞いた夏江は猛烈に腹を立て、皆が止めるのも聞かず、嫁の理沙(河井青葉〜立花彩乃@TOKYO MER-走る緊急救命室)に会いに行きます💢。それでも最初は穏やかに話をするつもりでしたが、話しているうちに激昂していきました。理沙は、幼い頃コーヒーを淹れるのが上手だと亡き父に褒められたのが忘れられず、本格的に勉強してバリスタになろうとしていた時に、剛の都合でドイツに行かなければならなくなったのをいまだに恨んでいたのだそうです💦。
夏江は、当時理沙が「ワインの飲み比べができる」と喜んでついていったじゃないかと反論しました。理沙はでも、あそこで我を通したら離婚になると思って我慢したのだと弁明します。夏江は「自分で納得したことなら問題ないじゃないか」とやり返しました。(😵)
理沙は、当時の自分を浅はかだったと語ります。バリスタの学校で一緒だった夫婦が半年前にコーヒー店を開いたのだそうです。夏江はしたり顔で、ああ、そういうことか、自分が報われなかったからと剛に八つ当たりしているのね、と決めつけました。いや〜人のことになるというわね、この人😓。努力が報われた友達が羨ましかったのね?自分がそうなれないのは夫のせいだと恨んでいるのね?でもだからと言って毎日無視されたんじゃ、たまったもんじゃないわ。あなた自分勝手だと思わない??(😂)
理沙は素直に認めます。でも勝手だと思っても割り切れないのだと反論しました。これぞまさしく夏江の気持ちそのものなのに、嫁のことになると素直に聞けないのが不思議ですよね〜💦。だったらすぐにバリスタの学校に通い直せばよかったじゃない。今頃、剛のせいにするなんて虫がよすぎるわよ😤!(も〜そっくりそのままお返ししたい🤣)
でも理沙はちゃんともう一度通いたいと剛に伝えていたそうです👍。でも剛は笑って「本気でやるつもりだったのか😈」と答えたのだそう。当時は理沙を応援すると、口では言っていたくせに、心の中では馬鹿にしていたのか、理沙はすっかり幻滅したのだそう。
夏江はそれで、昔理沙と同じくらいの頃に有名な造園事務所でアルバイトをするチャンスがあったのに、和幸に反対されて断念したことがあったと語りました。その時はショックだったが、諦めたおかげで子供たちは立派に育ってくれたのだから、当時の選択は間違っていなかったと今は和幸に感謝しているのだそうです。
でも理沙は今でも悔しいと反論しました。夏江は、たとえもしドイツに行かずにバリスタの学校を卒業したとしても店を開けたかどうか分からないじゃないか、と言い含めようとします。全てを手に入れることなんてできないの。夏江は以前信子から言われた言葉をほとんどそのまま嫁に言っていることに気づいていないのでしょうか😓。
お義母さんは後悔していないんですか?私はお義母さんみたいにはなりたくないです!😤
夏江は、そこまで言うなら剛とよく話し合えと言い渡しました。無視するなんて卑怯な真似して、不満ぶちまけて分かってもらおうなんてかっこ悪いわよ!その代わり、自分勝手な理由で別れるんだから、慰謝料なんてもらえないし、マンションも出て行かなくちゃね💢!いや〜よくもまあそんだけ自分を顧みることなく言いたい放題言えるもんだわと逆に感心しちゃいまするね😅。
理沙は言われた通り剛とよく話し合った結果、別居することにしたそうです。理沙と娘の梢は今まで通りマンションに住み、剛は近くのアパートに引っ越すことになりました。理沙はカフェでバイトをしながら、いつかはコーヒー店を開くつもりだそうです。
夏江はどうにもこうにも納得がいかず、理沙が帰った後、剛を怒鳴りつけました💢。本当にそれでいいのっ!?嫁を追い出して、ああなたが梢とマンションに住めばいいのに!とっとと三くだり半突きつけてやりゃいいのよ😡!!剛は、悪かったのは自分だと説明しました。俺が思う幸せをあいつに無理強いしたんだ。和幸は大いに感心します。すごいな、お前は😍。
それでも夏江は不満タラタラです😤。それと言うのも、夏江は初めて会った理沙に自分と同じ匂いを感じていたからだそうです。この子は絶対に剛を手に入れたいと必死だ😏。だから今の暮らしも自分から捨てるはずがないと思っていたのだそう。いや、ある意味捨ててないですよね。あの剛ならきっと慰謝料も払うはずですからね😓。
夏江は、もし自分が昔、今の理沙と同じように決断をしたら、和幸は剛のように受け止めてくれただろうかと思いを馳せました。そこでようやく理沙の気持ちが理解できたようです。理沙は実にすっきりした良い顔をしていたのです。自分で決めたから、ああ言う顔ができるのよ。
夏江は、再び山賀に連絡をしました。今度こそ職を紹介してもらうつもりなのです😅。でも予告によると見返り?に「キス」を要求されるようで?!😵
和幸の不祥事
以前から話題に上っていた和幸の「事件」が明らかになりました。20年前、和幸は長年心血を注いできたビッグプロジェクトが成功し、シンガポール法人の社長に内定されたことがあったのだそうです。和幸は大いに喜んで、飲めない酒を飲んだ挙句、タクシー運転手に暴行を働いて警察の世話になったのだそう😰。会社の顧問弁護士が示談をまとめ、広報がマスコミを抑えたので、事件そのものは公にはならなかったそうですが、和幸が自分を許せず、退職するに至ったらしい。和幸は帰宅後一言も喋らず、謝罪も言い訳もしなかったそうです。それと同時に夏江との寝室も別になって今に至るらしい😈。
その時世話になったのが、川田という常務だったのだそうです。川田は夏江たちの仲人も務めてくれた恩人でしたが、その川田が誤嚥性肺炎で亡くなったとの連絡が入りました。連絡をくれたのは、やはりその事件の際に一緒だった久保という現在の常務です。久保はいまだに和幸を「部長」と敬い、自分は和幸が敷いてくれたレールの上を走ってきただけだとあくまでも謙虚でした。
夏江は夫婦で葬儀に駆けつけようとしますが、和幸は旅行を理由に断ります。夏江がいくら言っても譲りません。香典も1万5千円でいいとケチりました。夏江は10万は包まなくちゃ、と力説しますが、そんなことで見栄を張ってどうする!と反対されます。それでも夏江がうるさくいうので、最終的には二人で5万包むことにしました。