今度生まれたら ネタバレと感想 第6話 これは怒って当然でない?

内館牧子さん原作のドラマ、【今度生まれたら】の6話を視聴しました。これまでは、夏江がちと、否、かなり身勝手な点が目立ってましたし、今回もまた、俯瞰すれば、勝手と言えば勝手なんだけど、それでもこれは彼女が怒るのも当然じゃないですかね〜💦。以下あっさりネタバレです今度生まれたらのネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

離婚届

まずは信子から参りましょうか。信子は離婚届にサインをして判も押したものの、やっぱり芳彦のことが諦められませんでした😔。あああの時、一緒に同窓会へ行っていれば、こんなことにはならなかったのに😭、と嘆きます。娘のミキは、そんな信子を心配して、49年連れ添った芳彦と32年も暮らしたこの家を離れて一緒に住もうと誘いますが、信子は嫌だと断ります。こびりついた垢は洗い流してさっぱりすれば良いと言うものでもない、と豪語します。

芳彦は慰謝料や家賃も払うと申し出たそうですが、信子は、そんな義理はないと言って、家賃はキッパリ断ったそうです。その慰謝料も、貯金がないので、大した額は払えないらしい。

いつまでも未練がましい姉を夏江が励まします。お姉ちゃん、その未練を断ち切るために、最後に会ってケジメつけよう!そして新しい門出を祝おう!!ミキもまた、このままでは「捨てられた哀れな女」になっちまうから、自分から捨ててやったと証明しようと息巻きました😤。

3人は勢い込んで出かけました。バンビの住まいは「ルナ・レジデンス」というそうで、名前にふさわしい「小洒落たマンション」を探しましたが、実際には古いオンボロアパートだったのだそうです。ミキはそれを「惨め」と貶しましたが、信子は、芳彦はそれでもいいと思ったのだとその心情を理解しました😨。

信子が待ち合わせの時間を間違えたので、しばらく待っていると、そこにふたりがお茶とお菓子を買って帰ってきます。武者震いする信子を夏江とミキが励ましました。信子はなんとか離婚届を差し出します。本来ならそっけなく渡して帰ってくるつもりだったのでしょうが、信子は黙っていられず、ついつい「引き継ぎ」をしてしまうのです。芳彦は無呼吸症候群だ、だの、トイレットペーパーは2枚重ねじゃないとダメだの、軟便だの前立腺肥大だの、あれこれ並べ立てる信子にバンビは「必ず最後まで添い遂げるから🌹」と約束しました。

信子は最後、そんなバンビに「一緒になろうと思った理由」を尋ねます。バンビは、寂しかったからだと答えました。このまま一人で死にたくなかった。信子は「あんたも何の取り柄もない普通の人だったんだね」と精一杯の嫌味をぶつけて去っていきます。帰り道、信子は「涙を通り越したから涙が出ない」と語りました😭。

ヘマ再び

和幸が投資したのは「仮想通貨」だったそうです。それも最初は儲かっていたので、これに味を占めた和幸は「その道のプロ」に運用を任せたのだそうです。最初はうなぎのぼりでしたが、そのうちに価格はみるみる下がってきて、あれよあれよと言う間に「取引停止」になりました😨。ホームページも削除されて連絡も一切取れなくなったそうです。こうなって初めて調べたら、会社情報もすべて「デタラメ」だったらしい😱。

和幸の損害は総計1千万ほどになるそうで、自分のへそくりのみならず、夏江と一緒に貯めた老後の蓄えも半分ほど失ってしまったのだそうです😵。和幸は真っ青になり「探さないで」と書いた書き置きを残して家を出ました。でもその行き先は次男の工房だったそうです💦。夏江もその辺は分かっていて、まずは剛に電話をし、そこにいなければ建のところだろうとあたりをつけていました。ふたりはともに建の工房に駆けつけてきます。

夏江は、損をしたのは仕方ないとして、なぜ「家出」なのかと非難しました😡。まずは私に説明して謝るのが筋でしょう?あなた、自分のことしか考えてないじゃないそれでも大人?!!!さすがの和幸も素直に謝ります。でもその後に「なくした分は必ず取り戻す」と付け加えたのがまた夏江の癇に障りました💢。しかも和幸は「遺族年金」で返すなどと言ったから尚更です。

夏江は愚痴が止まりませんこれはわかる〜^^;。海外旅行なんて身の丈に合わないことしようとするから、罰が当たった。期待して裏切られるのはこれで2度目よ。あの時も皆があなたに期待していた。息子たちが止めようとすると、夏江はさらにヒートアップします。私だってこんなふうに言いたくはないわ。誰のせいよ!全部この人が悪いのに、私が悪いって言うのっ!?😤

こうなったらもう止まりませんよね😓。どんどこ「売り言葉に買い言葉」となり、ついには「離婚」まで視野に入ってきます😈。腹を立てすぎた夏江が「山賀」と和幸を比べたからです💦。これで和幸は「あのキスの話」が夏江のことだと察しました。別れるのか😱!!

若者の主張

イマイチ人間関係は不明ですが(興味がない🙏)、工房には夏江の孫らしき人物(つまりは若者)が来ており、その孫は和幸と夏江の双方を厳しく批判しました。夏江たちの世代が自分たちのことだけ考えて生きてきたばっかりに、世界はダメになったと主張します💦。

これからの時代は、労わりあって、互いを思いやって生きていかねばならないのだと訴える孫に夏江が「北欧の子」みたいだと言ったのには大笑いでした🤣。地球だの、誰かのためだのって、もう若い若い😏〜そう言って済ませちゃうから「もうすぐ死ぬ人間はいいわね」なんて言われちまうんですよね😓。自然破壊や世界平和について「そんなこと私ひとりでどうにかできる問題じゃないし、こうなったのも私のせいじゃないわ!!」って堂々と言えちゃう夏江はある意味スゴい😵。

まとめ

相手が謝罪すればするほど許せなくなる時ってありますよね💦。そんな簡単に謝って許されるもんじゃないっ😡!!ってますます激怒しちゃう😓。またギャラリーが息子たちだから尚更ですよ。あれが他人だったらもちっと冷静になれたんじゃないかなあ、夏江も。ま、これまで「良い子」しすぎでしたね。すっかり本音をぶちまけたら「自分のことしか考えてない」のはお互い様だって気づけるまで、少し冷却期間を置くとよいですよ😁。

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