石子と羽男〜そんなことで訴えます? ネタバレと感想 第3話 ふと我が身を振り返る

金曜ドラマ、【石子と羽男〜そんなことで訴えます?】の3話では「ファスト映画」を扱っていました。これがドラマや映画の違法ダウンロード(アップロード)と同様、違法であることは承知していたつもりですが、ふと、それをここでネタバレして知らん顔して終わりで良いのだろうか😔、と思わずにいられません💦。以下とりあえずはまずネタバレです(🙏)。

ファスト映画その1

今回のクライアントは山田遼平(井之脇海〜プリティ原@俺の家の話)という大学生で、これは国選弁護です。山田は大学の映画サークルで自主制作の映画を作っていましたが、ある時、勉強を兼ねて、自分が見て面白かった映画を仲間で共有しようと思い立ち、これをダウンロードして10分程度の長さに編集したものを、自分のチャンネルに「メンバー限定公開」でアップしたのだそうです。

その後も時々同じことをしていたのが、ある時間違って限定公開ではなく通常公開をしてしまいました。そうしたら再生回数が飛躍的に伸びて、大反響があったのだとか😵。こういうのが欲しかった。時間がない時、助かる💕、などの感謝のコメントも寄せられて、チャンネル登録者数も一気に増えたため、山田は嬉しくなって次々とファスト映画を投稿するようになったらしい🐒。合計で27本アップしたところで、その中の9本を製作していた映画会社から著作権法違反で告訴されたのだそうです😈。

羽男は接見に行き、当然、後悔しているとの前提で話を始めました。が、山田は後悔などしていない、腹立たしいだけだと豪語します。ファスト映画の何が問題なんですか?彼は収益を得ていない=金儲けではないから問題はないと考えていたのだそうです。しかも山田の動画を見た人々は「映画が好きになった」と言ってくれたのだそう。一体何がいけないんですか?!😤

山田は法廷でも同じことを繰り返しました。予告映像と一緒でしょ?結果的に映画の宣伝になってたらいいじゃないですか?僕は悪くない!

執行猶予

山田の行為が「違法」である限り、石子と羽男が目指すのは「執行猶予」です😎。それなのに山田には一向に反省の様子が見られません。このままでは担当弁護士と事務所の看板に傷がつく!それでなくても「国選」で安いのにこれ以上のダメージは避けたいと、石子は羽男にプレッシャーをかけ続けました先生、しっかりしてください!。羽男自身、父は判事、姉は検事という家庭環境で、自分だけが「大手の法律事務所から追い出された💀」という汚名をなんとかして返上したいのです。何せ「マチ弁」というだけで相当馬鹿にされてましたからね😓。

一方の石子は、大庭に誘われて山田が無断で編集した映画の監督=山田恭兵(でんでん〜藤堂景勝@正直不動産)の新作映画を見に行きました。この監督の映画は、監督本人も語っていたように「無駄とか曖昧なものを大事にする作品」で、いわゆるファスト映画とは真逆の世界だったそうです🌹。石子はその世界がすっかり気に入りました。でも映画館にはほとんど客が来ていません😔。

監督は、もし社会が「ファスト」という無駄のないものを求めているのなら、自分の作品は淘汰されていくだろうと寂しそうに語りました。石子はその人柄も好きになり、その後も大庭からDVDを借りて見まくったそうです。

ファスト映画その2

それからしばらくして、山田監督の新作を短く編集したファスト映画がネットで公開されました。山田遼平は拘置所にいますから、別人の仕業です😈。ネットでは、山田監督の自作自演なのではないかという誹謗中傷まで流されました。その映画は制作に10年かかったそうなのに、もう打ち切りになるかもしれないそうです😭。

大庭はなんとかしようと憤慨しますが、すでに山田の代理人を引き受けていた羽男は山田監督の代理人にはなれません。利益相反になるからです。それで石子は、父の助言も受けて、別の弁護士を紹介することにしました。

が、ここで羽男がある事実に気づきます。今回ネットに流されたファスト映画には「本編には未使用のカット」が使われていたそうなのです😲。さすがはフォトグラフィックメモリーの持ち主ですね。そのファスト映画を作ったのは、山田監督の下で働いていた諸星という助監督でした。彼は、この際、話題になるならなんでもいいと焦ったらしい。でも監督は、すべては自分の責任だと語り、新しい弁護士を断りました。

人のふり見て我がふり直せ

が、このファスト映画が山田の心を動かしました👍。羽男からこの動画を見せられた山田は大いに憤慨したそうです😤。山田監督の持ち味はどこに連れていかれるか分からない独特のドキドキ感なのに、こんなふうに編集されたらその良さが伝わらない。本編見る楽しみを奪われてしまったも同然だ!!レベルが低すぎる!

羽男は、それこそが山田のやっていたことだと教えました👊。何よりも製作者が望んでいないなら、それは間違った行為だ。実際山田監督の新作は上映が打ち切りになったそうです😨。君は10年がかりの作品を一瞬でぶっ潰した。映画に関わったすべての人を苦しめた😡。

山田は心の底から後悔しました。映画のためだと思っていたのに😱。

その結果(刑事裁判では)この反省が評価され、執行猶予がつきました。羽男は大いに喜びましたが😍、山田の謝罪を受けた山田監督は、決して山田を許してはくれなかったそうです。また民事では5億円の賠償を求める訴えが起こったそうです💀。それにネットではすでに山田の写真が拡散されていましたし、山田監督も一部では誤解されたままです💦。

まとめ

自分がこのブログを始めた理由は、ドラマを見て受けた感動を文字にしておきたかったからです。それが著作権侵害にあたるかどうか悩んだこともありましたが、とりあえず「写真」は一切転載しないこと、セリフの引用にあたっても全文は控えるということで(勝手に💦)折り合いをつけました。それでもものすご〜く感動すると抑えが効かなくなりますし😔、やっぱり「ネタバレ」はやめられず、せめて「ネタバレ」であることを明確にすることで今にいたっております。また公開中の映画や有料配信のドラマに関してはほとんど扱っていない、というのがせめてもの救い?でしょうか🐒。

今回のエピソードを見ていて、昔、毎週楽しみに見ていた連ドラの内容を(先に有料放送等でご覧になった方達から)いきなりコメントでネタバレされて、本当に嫌な思いを、それも何度もしたことを思い出しました。今さらですが、このブログがそうなっていないことを切に願う次第です🙏。

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COMMENTS

こん
Fさんへ
2022/07/31 (Sun) 07:06

拍手コメントをありがとうございます♪

Fさん、こんにちは〜(^^)/。

も〜Fさん、いつもありがとうございます。大丈夫、まだ止める気はありませんし、Fさんにそう言っていただけたら、勇気100倍!ですよ(笑。

でもね、ここでこうしてネタバレしているのに、このドラマを見て「対岸の火事」ってわけにはいかなくて^^;。自分も一層気をつけないといかんな、と思った次第です。

毎日暑くて夏本番!ですが、暑さにもコロナにも気をつけて、くれぐれもご自愛くださいね〜。こん

石子と羽男