日本沈没ー希望のひとーネタバレと感想 第7話 思い上がりが最悪の結果を招く

小松左京氏原作の【日本沈没ー希望のひとー】の6話を視聴しました。いや〜国の将来は政治家の能力にかかっている💀という実に辛辣なエピソードでしたね。それも一人では無理なら、皆で力を合わせればいいだろうに、自分だけが絶対だと突っ走ってしまうことの恐怖がひしひしと伝わってきました😱。以下早速ネタバレです日本沈没のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

田所を陥れた人物

でもまずはこの「陰謀」からです。田所がDプランズに情報を流していたというのはある人物の陰謀でした。ズバリ犯人は長沼官房長官です👊。でもこれは、田所の携帯を調べたと報告してきたのが彼でしたから、薄々分かっていましたよね😎。長沼はそれだけにとどまらず、かつて田所の関東沈没説を支持したジェンキンス博士にまで魔の手を伸ばしたそうです😠。彼に偽のデータを送り「日本沈没はありえない」との報告書を書かせました。しかもこれを里城に送らせそうです😡。

時はちょうど、日本未来推進会議が優れた日本企業8社を選抜し、東山とともに日本国民を救ってほしいと頭を下げる直前でした。常盤の父で常盤医療の代表の統一郎はその事実を知ると即日本沈没を否定してきます💦。

一方で天海は、田所が勾留されたことを受けて、彼の代わりにデータを検証してくれる人物として世良に交渉することにしました。最初はピーター・ジェンキンスをと考えましたが、彼とは連絡がつかなかったのです。世良は確かに関東沈没を否定はしましたが、その時でさえ沈没の可能性を十分理解していましたし、何よりも田所自身が、この仕事を任せられるのは世良しかいないと推薦したそうなのです❣️。長沼は、世良こそCOMSの安全性を保証した人間だと反対しましたが👎、天海は、だからこそ我々には責任がある、と豪語します👍。東山も、自分が世良を追い詰めた、と反省していました。あなたの力を貸してほしい!

データを検証した世良は田所の「全土沈没」を支持しました😨。それをジェンキンスが「否定」してきたのです。天海は自らアメリカに飛んでジェンキンズを捜そうとしますが、そこで椎名が協力を申し出ます。人探しは記者である自分の方が得意だと豪語した言葉通り、椎名はすぐにジェンキンスを見つけます😁。彼は長沼からの圧力で、沈没に関する情報を一切漏らすなと命じられていたのだそうです😡。

世良が確認したところ、ジェンキンスが持っていたデータは、関東沈没直後、スロースリップが停止していた時のものだったことが判明しました。長沼が助手にそう指示したからです。天海は世良にすぐに最新のデータを送るよう依頼しました。

その頃その長沼は東山に、Dプランズが買い上げたインドの土地を買うよう勧めていました👿。ヤツらは当初地価の20倍を提示してきたのですが、それを5倍まで下げてきたそうです😠。それもすべて長沼の差金です。長沼は懸命に「ここが落とし所だ」と勧めました。反対する里城を尻目に、東山がサインをしようとしたところに、天海が乗り込んできますお待ちください!。ジェンキンス教授が日本沈没の再検証に入りました!もう少し待ってください!

長沼は、Dプランズにモンゴルやインドの土地を買うよう勧め、日本政府に高く売りつけるつもりでしたが、天海が企業移転による移民交渉を提案したために買った土地が政府に売れなくなる可能性が出てきたためにジェンキンスに沈没を否定させ、その隙を狙って急いで売り抜けようとしたのだそうですそれでも政治家かっ!( `ー´)ノ

長沼は、すべては東山のせいだと憤慨しました。東山が総理になれたのはひとえに長沼のおかげなのに、東山はそんな長沼の意見よりも天海や常盤の意見を重視したため、何もかも馬鹿馬鹿しくなったのだそうです。その上、日本は自由民主主義の国なのだから、沈みゆく国に見切りをつけてひと足先に海外に逃げるという自由があってもよいのではないか、とのたまいました🐵。

それが政治家の言葉ですかっ!!あなたのせいで移民交渉が手遅れになるかもしれないのにっ!!

言語道断!

常盤がたまりかねてそう怒鳴りつけると、長沼は、本気で救えるとでも思っているのか😏、と嘲りました。ある日突然知らない国に放り出されて、その先にどんな救いがあるっていうんだ!?君達がどんなきれいごとの希望を並べても国を失った先に待つのは地獄だけだぞ

でも天海は、生きてさえいれば、たとえ祖国を失っても新しい未来に辿り着けると信じている、と反論しました。

そこにジェンキンスから、再検証の結果報告が届きます。彼は田所の日本沈没説を全面的に支持するそうです。今すぐ危機対応の道を探すべきだとも忠告してきました。

これでさすがの里城も認めざるを得ません。戦後のどん底から必死に築き上げてきたこの国が丸ごと沈むというのか😭。天海は、どん底から這い上がった日本人の力を信じて、未来を築くために尽力するのが我々の役目だ、と励まします。かつてはいがみ合っていた田所と世良も、この未曾有の国難を前に協力し始めました

移民交渉

こうして天海たちは即座に移民交渉への協力要請を再開させました。天海は、手始めに「最大限の移民枠」を勝ち取って最高の前例を作りたいから、最強の切り札である生島自動車を最初の交渉に使いたいと説明します。生島会長は全面的に協力すると約束してくれました🍀。

次なる問題は「交渉相手」です。東山は、アメリカには「太いパイプ」があるし、唯一の同盟国だからとアメリカを指定しました。でも里城は中国を推します。里城もまた中国には「太いパイプ」があるからです。それで天海は「両方と交渉」したらどうかと提案しました😍。今一番大切なのは、両国との関係性よりも「数」だからです。ふたりはこの案に乗りました。東山は常盤を、里城は天海を連れてそれぞれの大使館に乗り込みます

第1回交渉

アメ大の大使ロバート(パックン〜アーネスト・サトウ@龍馬伝)はせいぜい50万人だと答えました。たとえ「同盟国」とはいえ、国土が沈没して経済が消滅したらもともこもないと言うのです。そこで生島の話を持ちかけると、アメリカ企業のナショナルモータースに吸収合併することを条件に300万人の移民を引き受けると約束してくれました。しかもアメリカには既に生島の支社もあるそうです。

一方の里城はいかにも老練の技😎を見せてくれましたね。中国は世界的自動車産業を持つことが長年の懸案だったはず。生島自動車を渡すと言ったらどうする?大使はすぐに国家主席と連絡を取りました。ここでの返事は200万人でしたが、合併などの条件はありません。

生島会長は、アメリカは馴染みやすいが「生島」の名前が消えてしまう、一方の中国は、国家体制の縛りが怖い、と悩みました。でもこれはまだあくまでも最初の回答です。日本側最大の切り札である生島が300万人にしかならないなら、他の企業はそれ以下になることは間違いありません😔。

第2回交渉

東山はロバートに500万人を受け入れてほしいと要求しました。ロバートは絶対に無理だと言う一方で、もう一社つけてくれたら別だと答えます。それで東山は、足元を見るつもりなら「他国」に譲る、とほのめかしました😏。ロバートは気色ばみます。まさか中国と天秤にかけたのか!?😨

一方の里城と天海も同じ交渉をしていました🎶。周大使も「アメリカ」と聞いて顔色を変えますが、里城はそんな大使の心中を推し量ります。周大使は既に主席から「絶対に生島を手に入れろ」との厳命を受けていたらしいのです。それならばそれに見合う移民枠を用意するよう主席に掛け合うのもあなたの仕事だ

こうしてアメリカは600万人の受け入れを約束しました。前回の倍の数を勝ち取った東山は、キング大統領から激励の電話を受けたことで有頂天になり、必ずアメリカでまとめると独断で約束してしまいます🐒。

一方の中国は1千万人を約束してくれました。

決裂

本来ならここで話が決まるはずが、東山の「勇足👎」がこれを邪魔します😡。里城は話が違うと激怒して、今すぐアメリカに釈明するよう豪語しました。とそこでアメリカが先手を打ってきます。キング大統領は、生島自動車とナショナルモータースの合併をテレビで発表したのです😱。東山が悔やんだところでもう後の祭りです

この代償は高くつくぞ!😡

里城の怒りはもっともです。案の定、中国は、日本とアメリカに裏切られた、と反論してきました。しかもそこで「日本が沈没する💀」という事実も公表してしまいます。日本の沈没に手を差し伸べようとした中国の思いは日米両国の無礼の前に踏みにじられた!💢

これまでのすべての苦労が水疱に期しました😭。

感想

ベテランの政治家になればなるほど「政治」と言う言葉を口にしがちで、個人的にはそういうのは好きじゃないんですが、今回ばかりはその通りだと思いましたね😔。若造には政治がなんたるか分かっとらんっ😤!!も〜ここは里城の「政治力😈」に頼るしかないんじゃなかと?😵

日本沈没 [ 小林桂樹 ]
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COMMENTS

こん
Fさんへ
2021/11/30 (Tue) 07:20

拍手コメントをありがとうございます♪

Fさん、こんにちは〜(^^)/。
本当に怖い話ですよね。しかもまったく荒唐無稽とは言い切れないところが尚更怖いです。
それは各々、日々の課題とするとして、ドラマとしては次回の展開が楽しみですね( `ー´)ノ。こん

日本沈没ー希望のひとー