かぶき者慶次 ネタバレと感想 第7話 迫りくる危機
【かぶき者慶次】も毎週楽しく視聴中です。7話は「迫りくる危機」。今公式サイトを見て初めて気がついたんですけどね、これは副題がまた良かったんですね〜。
志を失わなければ、人は輝き続けることができる
慶次も、そして新九郎も、その通りに生きていますね👍。以下早速ネタバレです。
民のため
美津が金沢に戻って半年が経過し、雪深い米沢にもようやく春が巡ってきました。梅の花を愛でている、自身もまた梅のように可憐な佐乃に、勝之進がついに結婚を申し込みます。
その一方で、新九郎は相変わらず野良仕事に精を出していました。すっかり顔馴染みの百姓たちは、山の上から水を引く話はどうなったのか、と尋ねてきます。新九郎は、いかにも申し訳なさそうに、まだ話が決まっていないのだと答えました。百姓たちは新九郎を責めもせず、新田開作は大仕事だから仕方ない(期待させられてがっかりするのは)慣れている、と笑います。
大人たちが話をしている間、百姓の子どもが、新九郎の食べかけの握り飯をじっと見つめていることに気づいた新九郎は、にこりと笑って丸ごと1個差し出しました。彼らの食事はいつもあわやひえばかりで「握り飯」など見たことがないのです。子供も百姓も大喜びでした。うまい!!😍
新九郎は家に戻ると、早速、嘆願書を書き始めました。侍が食べていけるのは、百姓たちが田畑を耕し、働いてくれるから。我々は百姓たちの暮らしを考えてやらねばならぬ。竹は新九郎の成長が嬉しくてなりません。そんなご立派なことを考えるようになったなんて!💕
この嘆願書をまとめれば、慶次も少しは新九郎を認めてくれるかもしれぬと語る姿を見た竹は、早速慶次に報告に行きます。心配していた「石田三成の子の噂」も確かめました。慶次は、米沢では、勝之進の名前が上がったことで「デマ」として落ち着いたが、江戸ではまだ疑っている、と答えます。
守り刀
その江戸では、和泉の局がハッパをかけていました。この「噂」を真実にするためには「確証」が必要です。天徳は、今やすっかり又吉とねんごろになった雫に、守り刀を盗み出すよう命じます。この雫もまた、実は気の毒な境遇のようでしたね。天徳に命を救われたから歯向かうことはできないけれど、まるで奴隷のように扱われているようです。だからこそ又吉も彼女を放っておけないのでしょう。
一方、勝之進から結婚を申し込まれた佐乃は、迷いに迷っていました💦。勝之進に不満はないものの、勝之進の藩に対する考え方が、慶次のそれと相反するのを知っていたからです。それで佐乃はまず新九郎に相談しました。新九郎は親友と妹の縁を喜びながら、ふたりのためにも勝之進の考えを改めさせられぬものかと思案します。
でも勝之進は、上杉藩のためには「徳川と戦」をするのが最善だと考えていました。新九郎がどんなに民は戦など望んでいないと訴えても聞く耳を持ちません。
雫が仲間を連れて無苦庵に忍び込んできたのは、勝之進が怒って帰った後のことでした。この気配に気づいた佐乃が襲われそうになったところを、新九郎が庇って怪我をします。又吉も駆けつけてきて、皆で応戦しようとしますが、曲者は小刀を抜いて、新九郎に斬りかかろうとしました😱。
何をしておるっ!?😡
そこへ慶次が戻ってきます。雫は合図の鈴を鳴らして、悪漢どもは皆逃げ出しました。後を追おうとした又吉の前に立ちはだかった雫に、又吉は気付いたようでしたね。予告では、一緒に逃げようと誘っていたようですからね。いや、あの天徳さえとっちめてしまえば、一緒に暮らせるんでない??
慶次はついに覚悟を決めて、皆に真相を伝えました。新九郎は石田三成様の忘形見です!
新九郎はショックを隠せません。