令和元年版 怪談牡丹燈籠 あらすじと感想 第3話 因縁
尾野真千子さん主演の【令和元年版 怪談牡丹灯籠】の第3話は「因縁」です。あ~これまた何とも気の毒な展開となってしまいました
。以下早速ネタバレです
。
まずはお露の方から参りまするね。
愛しい新三郎を訪ねてやってきたお露は、家じゅうに貼られた護符に跳ね返されてしまいました。お露は怒りのあまり正体をさらけ出します
。
目は異様な光を放ち、牙をむき出しにしたその姿は、百年の恋も冷めるほどの恐ろしい形相でしたが、新三郎は和尚に教えられた真言を唱えるのに必死でした。
私をお見限りになったのか!恨めしいお方っ!!
そこでお米は一計を案じました。新三郎の下男夫婦に護符をはがしてほしいと頼みに行ったのです。
欲深いお峰は、既に、例の海音如来像が金箔ではなく純金だと確かめていて、隙あらば盗もうとしていましたが、そんな思惑は毛ほども見せず、護符をはがしたら新三郎が死んでしまう、主人を殺す手伝いは「百両もらってもできない!」とうそぶきました。
お米はこれまた本性を露にしてふたりを脅そうとしますが、お露は金ならいくらでも払うと譲歩します。百両払えばやってくれるのか?
お米は飯島家に忍び込み、約束の百両を調達してきました。
その一方で新三郎もお露を恋しがっています。お露が護符を見て帰ってしまったことを残念に思っていたのだそうです
。
翌日、お露は、伴蔵夫婦が護符をはがしておいた玄関ではなく、おそらくは新三郎自身がはがした部屋から中に入っていきました。新三郎はお露に殺してほしいと頼みます。
現代の感覚だと、ここでお露が思い直して新三郎の幸せを願ったりするものなのでしょうが、お露は喜んで新三郎を道連れにしてしまいました。お米もまたお露の願いが叶ったことで、あの世へ行ってしまったようです。
勇斎は新三郎の死を悼み、伴蔵夫婦に番所に届けるよう命じました。が、ふたりは、お米にもらった百両と観音像を手にとんずらしてしまいます。
一方、お国は偽書家を雇って偽の遺言書を書かせました。平左衛門が源次郎に家督を譲るという内容です。
が、平左衛門はとっくにお国の魂胆を見破っていて、お国の部屋へ行き、偽の遺言書を手に入れようとしました。
ところが孝助は、その人影が源次郎だと誤解して、後ろから刀を突きさしてしまいます。殿っ!!
気づいた時はもう後の祭りです。
それでも平左衛門はこれぞ「因縁」だとおのれの運命を受け入れました。お前の父親を斬ったのはこのわしじゃ。
平左衛門は自らがしたためた本物の遺書を孝助に与えて逃げるように命じました。その頃孝助は相川家と養子縁組をしていたので、しばらく相川家に身を寄せるよう促します。自分は源次郎とお国を殺すつもりです。
その体では無理だとどんなに孝助が止めても無駄でした。そして平左衛門は剣の師匠として、ここぞという時に怖気づいてはいけないと教えます。
平左衛門は、ずうずうしくもお国と寝ていた源次郎の脚に一太刀浴びせましたが、止めを刺そうとしたところで、刀が鴨居に引っかかって返り討ちに遭いました。
お国は怪我をした源次郎を見捨てないと断言し、ふたりで出奔します。
来るなと言われても平左衛門のことが気になってならなかった孝助が屋敷に舞い戻ると、平左衛門はもう亡くなった後でした。源次郎の父、宮部進之丞はすべてを察していて、孝助に平左衛門の仇を討つよう命じます。あのふたりを追え!
予告では伴蔵とお国が一緒にいたようですね?その時代、逃げこむところは皆同じなんだろうか?なんて野暮なことは言いっこ無しでござりまするが
、お国に目を付けていた医師の山本もいたようですね??
来週はいよいよ最終回です。
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