剣樹抄〜光圀公と俺〜ネタバレと感想 第1話 家康の孫

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山本耕史さん主演の時代劇、【剣樹抄〜光圀公と俺〜】を見始めました🎶。今日はこれを一番に書こうと思っていたのに、その後あれこれ見たらすっかり忘れてしまっていました💦。以下簡単なネタバレです剣樹抄のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

徳川光圀

主人公は「水戸黄門」で知られる徳川光圀ですが、本作品ではその若い頃を描いています。彼は家康の孫に当たります。時はちょうど徳川の世になって50年ほどが経過した頃だそうで、江戸はすっかり「太平の世」と化し、戦が起きることも無くなりました。当時の最も危険な災いは「大火事」だったそうで、実際、明暦3年の正月に起きた「明暦の大火」は、史上最大級の大火災と呼ばれており、江戸の大半を焼き尽くしたそうです

小石川にあった光圀の屋敷も例外ではありませんでした。妻の泰姫(松本穂香〜北條すず@この世界の片隅に)はひどく煙を吸い込んだために、いまだに具合が悪いそうです😿。泰姫は、前の関白・近衛信尋の娘(尋子)であり、とても天真爛漫かつ賢い女性だったようで、光圀はこの妻をたいそう大事に思っていたようです💜。

その光圀の側近として登場したのは、助さん格さんではなく、中山義直(西村まさ彦〜北野隆二@白い濁流)と日下藤四郎(内村遥〜大山将大@ドラゴン桜)です😁。中山はともかく日下はかなりの慌てん坊みたいでしたね😅。

また光圀の父の頼房は当時、特殊技能に優れた孤児たちを養って「拾人衆」という隠密集団を結成したそうです。将軍家の役に立つ人材を育てようとしたのだそう。彼らは罔両子(もうりょうし〜福田転球)という住職のいる東海寺に預けられていました。罔両子は他にも、恵まれない子供達のために炊き出しを振る舞っていたそうです。その東海寺には仏師の吽慶(うんけい〜石坂浩二、甲斐峯秋@相棒)も住んでいました。

"俺"との出会い

光圀はある日、自分の背丈ほどもある大きな棒を振りまわし、大の大人を叩き飛ばした少年に出会いました😲。少年は皆から「鬼河童」と呼ばれて気味悪がられていたそうですが、その本名を了助(黒川想矢)と言いました。了助に叩きのめされた浪人は秋山官兵衛(青山草太〜男谷精一郎@小吉の女房)という札付きのごろつきです😠。秋山は常々「放火」について口にしていた上、江戸の「絵地図」を所持していました。了助がこれを秋山から奪ったそうなのですが、この絵地図を見た光圀は、ある人物を思い浮かべます。それは、光圀の父・頼房の兄で紀州徳川家の当主=頼宜(大河内浩〜藤原源太@間違われちゃった男)です。

絵地図の謎

その絵地図には「印」が付いていて、既にそのいくつかの印の場所で実際に火事が起きていました😨。光圀は、まだ火事が起きていない場所の印は、これから「放火」する場所なのではないかと推理します。そしてそんな精密な絵図を作れるのは頼宜しかいないと😠。その疑問を頼宜本人にぶつけると、頼宜は確かに地図は彼が作らせたものだと認めました。でも印などは描いていない、と主張します。頼宜は、絵地図があれば大火事が起きた時に逃げる助けになると思ったのだそうです。

頼宜と「絵地図」には因縁がありました。6年前に起きた由井正雪の乱でも紀州徳川家の絵地図が使われたのだそうです。それで危うく謀反の首謀者とみなされるところだったのに、また今回絵地図が盗まれたとあっては、もはや面目が立たぬだけでは済まぬと困り果てていたらしい💦。何せ老中たちは皆、御三家を政道から遠ざけようと、その落ち度を探しているからです。

首謀者

その後、秋山を使って放火をさせていた首謀者が明らかになります👿。錦氷ノ介(加藤シゲアキ〜灰谷純@二月の勝者)という、今風に言うと「サイコパス」のようでしたね😱。前の火事の際にこの男の顔を見ていた了助がこれを教えてくれました👍。了助は親とも慕っていた三吉(一本気伸吾〜マキタトモユキ@ライアー・ゲーム)をこの火事で失ったのだそうです。だから了助にとって錦は「親の仇」も同然なのです😡。

自分が無力なばかりに三吉を死なせてしまったと悔やんだ了助は必死になって己を鍛えました。光圀は、了助があの大きな棒を扱うのを見て、彼の覚悟のほどを察し、そのような「強い心」を持つ者は信ずるに値すると確信したそうです🌹。

多彩な拾人衆

了助が仲間入りした拾人衆は、実に多彩な才能の持ち主ばかりでした😁。中でも特徴的なのは(金恒那〜幼少期のハルコ@最高のオバハン)〜この少女は、一度聞いた声をそっくり真似ることができるのだそうです。また亀一(川口和空)は遠くの声を聞き取る能力を持ち、巳助(藤原颯音〜寅次郎@少年寅次郎)は一度見たものはすべて忘れず絵に描くことができ、そして韋駄天(黒澤諒)はその名の通りの韋駄天(足が速い)なのだそう🏃‍♂️。

感想

この拾人衆がシャーロック・ホームズのベイカー街遊撃隊みたいで楽しいですよね💕。紀州徳川家の見張りのみならず、了助が秋山に襲われそうになった時も体を張って守ろうとしてくれていました👍。山本耕史君の時代劇を見るのも久しぶりで嬉しいですし、石坂浩司さんもお元気そうで何よりです。続きもとっても楽しみです🌹。

剣樹抄 (文春文庫)
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こん
ちくわさんへ
2021/11/08 (Mon) 15:12

拍手コメントをありがとうございます♪

ちくわさん、こんにちは〜♪
私はこの時間帯の時代劇、かなり好きなんですよね〜そのチープ感がいいのかな(笑。

そうそう、「人を拾う」と書くんですよね。私も十人だと思い込んでいたのでびっくりしました。アタイは「少年寅次郎」のファンだったので、あ、寅ちゃんだ!と大騒ぎでした(爆。

駅伝は見ましたよ〜無事開催されて何よりでしたね。これからもこの状態が続いてほしいですね。こん