剣樹抄〜光圀公と俺〜ネタバレと感想 第4話 光圀の罪
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山本耕史さん主演の時代劇、【剣樹抄〜光圀公と俺〜】の4話は「光圀の罪」です。これはまたなんとも深い因縁があったのですね〜😨。以下早速ネタバレです。
浅草寺の悲劇
そう言えば以前、中山と日下が光圀を浅草浅草寺のうまいもの屋に誘ったことがありましたっけね🤔。鬼平好きなおばさんとしては、この光圀がどこか鬼平(長谷川平蔵)に似ているような気がして、お、このドラマも美味しいもの巡りをしてくれるのかな😍、などとちょっと期待したものでしたよ。でも光圀は用事があるとか言って断ってしまっていました💦。
中山は重蔵にこの話をして聞かせます。その時だけじゃなく、光圀は何があっても浅草寺にだけは行こうとしないのだそうです🙄。そこへ今回了助が、かつて父で無宿人だった与惣次郎(三宅弘城〜堀コタツ@俺の家の話)が、浅草寺で旗本に殺されたと語ったのを聞いてピンときたのだそう😨。光圀は「左馬之助」と名乗って悪さをしていた頃、悪友・鶴市(坪倉由幸〜桜庭@着飾る恋には理由があって)の挑発に乗って、与惣次郎を殺してしまったのだそうです!😱
あ〜鬼平も若い頃はか〜なり悪いことをしてきたと猛省していましたっけ。でもだからこそ、こんなええとこのボンボンがあのような貧しい子たちの面倒を見る気にもなるのですよね💦。
了助は、重蔵が彫っていた仏像を見て父親に似ているとポロポロ涙をこぼしました😭。了助は、重蔵のように全国を探し歩き、必ずや父の仇を討つと心に決めていたのだそうです。でも重蔵は、自分が歩んできた道は「地獄を這う鬼の道💀」だと教えます。お前ならまだ「人の道🌸」を選ぶことができる。
仏様が座っている蓮の台座を「蓮の"うてな"」と呼ぶそうです。極楽往生した者は皆この"うてな"に座ることができるのだそうです。重蔵は、自分は死んでも極楽には行けぬが、了助は天寿を全うしたら、極楽で父親と並んでこの"うてな"に座ってほしい、と促しました🌹。
龍雲寺の焼き討ち
氷ノ介は、火付けという楽しみを兼ねて重蔵と光圀をまとめて殺そうと、龍雲寺の焼き討ち計画を立てました😈。光圀はそれを読み、重蔵に「囮」になってほしいと頼みます。もちろん重蔵のことは守るつもりでいたのですが、そこで両火房(山口馬木也〜高野長英@小吉の女房)という氷ノ介の手下が邪魔をしました😠。光圀は両火房の相手に手間取り、重蔵を助けに行くことができなかったため&さすがに了助では歯が立たなかったため、光圀が駆けつけたときには既に遅く、重蔵は氷ノ介に斬られてしまいます😭。
でも放火は食い止めることができました。光圀はそこで、瀕死の重蔵から「浅草寺の因縁」について聞かされます。光圀はあまりの巡り合わせに絶句しました😨。重蔵はでも決して光圀を責めず、了助を頼むと言い残します。自分は氷ノ介に「恨み」を残してしまい、地獄の中を生きさせてしまった。了助にはそんな生き方をさせたくない!
実際、氷ノ介こと九郎も、幼い頃はとても優しい子どもだったのだそうです💜。重蔵が(剣の稽古に)朝顔を斬ってみろと命じると、九郎は、暗い夜を経てようやく朝に咲けたのに斬ったら可哀想だと答えたのだそう。
光圀は泰にこの話をして聞かせます。わしが拾人衆を育てることになったのは「因果」を思い知るためだったのかも知れぬ😔。光圀は、自分がしたことをどうしても了助には話せないと涙を流しました。泰は亡くなった与惣次郎が成仏するよう祈り、残された子の行く末を見守ってはどうか、と助言します。私も共に祈り、共に見守りとうございます🌹。
両火房の秘密?
泰は巳助の描いた両火房の似顔絵を見て、いたく感慨深げでした。この顔は傷だらけで一見恐ろしげに見えるのだけれど、泰には「悲しげ」に見えたそうです。方や氷ノ介の似顔絵は、顔立ちは美しいけれど、何を考えているのかわからない恐ろしい顔に見えたそう。そして泰曰く、ふたりは「不仲」に見えたのだとか😎。