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剣樹抄〜光圀公と俺〜ネタバレと感想 第5話 座敷牢の男

山本耕史さん主演の時代劇、【剣樹抄〜光圀公と俺〜】の5話は「座敷牢の男」です。これまた実にええ話でございましたね〜💜。でも、先走り大好きおばさんは、前回てっきり、光圀は泰にすべて打ち明けたものとばかり思い込んでいたのですが😓、そうではなかったということが判明しましたので、最初にお断りしておきまするね🙏。以下早速ネタバレです剣樹抄のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

氷ノ介の陰謀

放火

氷ノ介は主人のいなくなった美作屋善兵衛の店に潜んでいました。正月の大火事で一族は亡くなってしまったようですが、店は無事だったらしい。そこには、氷ノ介が怪我を負ったと知った鶴市(坪倉由幸〜工藤祐経@大河ドラマ 鎌倉殿の13人)が「日光」から舞い戻っていました。どうやら氷ノ介はここで「江戸の再興」を待ってから、その再興した江戸の町を燃やした上、徳川の「魂」とも言える日光東照宮も焼き尽くして、息の根を止めようとしていたのだそうです👿。

濡れ衣

また氷ノ介は辻斬りをし、そのそばに中山の刀=虎杖紋(いたどりもん)の刀と鞘を置くことで、中山に罪を着せようとしました😠。その刀もまた大火事で逃げる際に「捨て置いた」ものだそうです。奉行所では中山が犯人だと主張したため、頼房は、ひと月の内に中山の潔白を示す、その間中山を謹慎処分にすると話をつけてきたそうです。火事場泥棒にあったのでは証明のしようがないと頭を抱える頼房に対し、中山は、切腹して潔白を示す、と息巻きました。これには光圀ももちろんですが、その光圀より大声で頼房が怒鳴り出します💢。何を申すかっ!!このようなことで家臣に腹は切らせぬっ!😡(😍)

涙を流して感激する中山に、光圀は、必ずや濡れ衣を晴らすと約束しました🌸。

中山が謹慎となったその日、その濡れ衣を晴らす鍵を握った人物が現れます。光圀の旧友の剣豪の義仙(舘ひろし〜深谷善輔@生きて、ふたた)です。義仙は水戸家にくる道すがら、この辻斬りの遺体を目にしてきました。それによると犯人は「左利きかつ隻腕」だと言うではありませんか😎。もはや氷ノ介しかおりませぬ👊。

両火房の苦悩

氷ノ介の居場所を知るには、捕らえて牢に入れてある両火房に聞くのが一番だと意気込みますが、この両火房、氷ノ介の居場所を語るどころか、食事すら拒んでいる有様なのです😔。それを知った泰は、直接両火房に会いにいきました。泰は両火房が、その恐ろしい外見とは異なり、胸に悲しみを秘めていると察していたのです。

その推理は見事に的中しました。両火房は、陸奥大道寺家家老・堀内主水の家臣の久我山宗衛門という人物でした。久我山は、主人に逆らって処刑された堀内を守ろうとしたために、妻も子供も皆、飢えと病で死なせてしまったのだそうです😢。泰は、自分も大火事で死にかけた際、あまりの苦しさに死んでしまいたいと思ったけれど、自分にはまだ「大切な人」がいるから死ねないと思った、と語ってこの事実を聞き出しました🍀。

泰は、辛いことを聞いてしまった、と詫びて立ち去ろうとします。久我山は、他に聞きたいことがあるのではないか、と呼び止めました。それで泰は、久我山にとっての大切な人々は、久我山が罪人のまま死んでいくのを望んでいるのだろうか、と語ります。泰から「久我山殿」と呼びかけられた久我山の表情は一変しましたが。もう一度、他に聞きたいことがあるのではないか、と問いかけます。それで泰は、正月の大火事で父の肩身の硯がなくなった、と伝えました。久我山は芝の美作屋に隠してある、と教えてくれます👍。手練れのものがおるゆえ、せいぜい気をつけよ。

泰はもう一度「久我山殿」と呼びかけました。ありがとうございますと礼を言う泰に久我山は、我が名を呼ばれたのは久しぶりだったと目を潤ませました。おかげで久我山宗衛門として逝くことができそうだ、と目を伏せます。

光圀はその夜、日下たちを連れて美作屋に踏み込みました。義仙も助っ人にやってきます。氷ノ介は既に逃げた後でしたが、鶴市がまだ残っていました。光圀はこの「悪縁💀」に言葉を失います😨。

因縁

この鶴市こそ、かつて光圀に与惣次郎を殺すよう唆した貧乏旗本でした😱。光圀は当時「旗本の三男坊」(=役立たず)と身分を偽っていたそうなのですが、それが輝一にバレてさんざん非難されたのだそうです。光圀が謝ると鶴市は、床下に潜っていた与惣次郎を引き摺り出して、徳川御三家の刀の切れ味を見せてくれ、と嘲ったそうです。光圀は帰ろうとしましたが、鶴市は「徳川の殿様は刀など使わない」とバカにしたため、光圀はついに凶行に及んだのだそう😔。

もちろん泰は全てを受け入れてくれました。よくぞ打ち明けてくれた、ようやく本物の夫婦になれた気がすると微笑み、これからも苦しみを分け合って生きていこうと語りかけます。それでこそ夫婦でございましょう?💜

また義仙も了助から事情を聞くと、仇を討つなどとは考えず、了助が幸せになることこそ亡き父が望んでいることだと教えてくれました🌹。

まとめ

甘い物好きな中山が、両火房の心を解そうとして金平糖を差し出したり、またその中山の謹慎中に子供たちが小さな干し柿を贈って励ましたシーンがまた和みましたね〜💕。それと、拾人衆は頼房が作ったというその言葉通り、鳩の前にも「声色を真似る異才」=こん(北乃きい〜板垣泉@クロスロード)がいたというくだりも楽しかった😁。拾人衆を卒業した後は料理屋を任されていたそうで、鳩はこのおこんから声色を習ったそうです👌。

剣樹抄 (文春文庫)
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こん
ちくわさんへ
2021/12/07 (Tue) 13:00

拍手コメントをありがとうございます♪

ちくわさん、こんにちは(^^)/。

時代劇に出てくる「旗本の三男坊」は、本当にどーしょーもないならず者の代名詞みたいですよね。了助も「旗本奴やっこ」とか呼んでましたものね。この言葉は今回初めて聞いたのですが、「旗本の三男坊」は結構よく登場しますよ。アタイはそれで、あ〜とんでもないワルだったんね(^◇^;)、と了解しました。

その悪事を肯定するわけでは決してありませんが、だからこそ弱い者の気持ちの分かる優しい人間になれたとも言えますものね。続きもとっても楽しみですね。こん