剣樹抄〜光圀公と俺〜ネタバレと感想 第6話 鬼を人に返す

山本耕史さん主演の時代劇、【剣樹抄〜光圀公と俺〜】の6話は「鬼を人に返す」です。なるほど〜そのような言葉(概念)があったのですね😲。以下早速ネタバレです剣樹抄のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

人にはいろんな面がある

光圀は了助に剣術を本格的に教えて「士官」のチャンスを与えようとしました。大名屋敷に呼ばれた了助は、廊下で偶然泰に遭遇します。泰はこの時とばかりに了助に話をして聞かせました。もし了助が「真実」を知った時、少しでも光圀を理解して許してほしいと願っていたからです🌸。人には色々な面がある。光圀も然り。良いところも悪いところもある。それでも光圀は光圀だ。どうか覚えておいておくれ💜。

でも了助は泰が何を言っているのかわかりません🙄。了助にとって光圀は神様みたいに優しい人間💕だからです。

剣樹地獄

東海寺の罔両子が屏風の虫干しをしていました。その絵柄が「剣樹地獄」です💀。剣樹地獄とは、地獄の中にある「小地獄」を指すそうで、そこに生えている樹木や花はすべて剣でできているため、そこに近づいた鳥や獣は皆刺し殺されてしまうのだそうです😱。この作品のタイトル「剣樹抄」はそこからきていたのですね〜🤔。

その地獄が皆の心を刺しました😈。鶴市が了助に光圀の悪事を暴露したからです😨。鶴一は先に光圀に取引を持ちかけ、5千両払えば黙っていてやると脅しましたが、光圀はそのような卑劣な脅迫には屈せず、それならばいっそ、と了助に全てを打ち明けました😭。了助は、悪人の鶴市が言うことなど信じない、光圀様は良い方だ、と最後まで信じようとしていたのですが、その信頼もまた光圀には辛かったようですね😔。

光圀は了助の棒に打たれて死ぬ覚悟をします。が、義仙は、それは光圀自身が楽になりたいだけだと批判しました👍。この義仙は柳生の生まれで、もし光圀に会わなければ人を斬り続けるしかなく、それこそ「生き地獄」を彷徨うしかなかったのだそうです。でも光圀に会ってそんな生き方を止めることができた。だからこそ今、義仙は、光圀、そして了助双方の心を救うため、了助を連れ去ることにしたそうです。鬼を知り尽くした俺が、鬼を人に返す。楽をしようとするな、徳川光圀!💢

極楽組

一方の氷ノ介は鶴市らとともにまたしても「辻斬り」を始めました。そしてその刀を置き去りにしていきます🙄。なんでもそれらの刀はすべて明暦の大火で傷んでしまったため、幕府が鍛冶屋の康成(池田努〜服部小平太@麒麟がくる)に修理に出していたものらしいのです。康成は「盗まれた」と語っていましたが、実際はそうではなく、康成の名をあげたいと考えた妻のお栄(雛形あきこ)が、こっそり鶴市に渡し、辻斬りをして夫の腕を宣伝してほしいと頼んだらしい😵。

おそらくは魔がさしたのだろうと思いたいですが、そんな「地獄」に足を踏み入れたお栄は、結局自害してしまったそうです😔。

まとめ

了助に殺されることを覚悟して出て行こうとした光圀を必死で止める泰がまたなんとも気の毒でございましたね。光圀も辛いでしょうが、ここで了助に殺されたところで、今度は了助自身が地獄に落ちてしまいます。二人とも太陽の元で生きていけるよう、光圀はどんなに辛くても生きて「罪滅ぼし」をしなければなりませんね

また鶴市は氷ノ介に愛想を尽かし、袂を分とうとしているようなことを言っていましたが、本音はどうなんでしょうね🤔。次回の放送を見れば分かりまするね😁。

剣樹抄 (文春文庫)
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