剣樹抄〜光圀公と俺〜ネタバレと感想 第7話 心の旅
山本耕史さん主演の時代劇、【剣樹抄〜光圀公と俺〜】の7話は「心の旅」です。あ〜どんな時でも言い訳をしない光圀が本当に素敵です😍。以下早速ネタバレです。
鶴市の末路
了助が旅先で義仙に「光圀の残酷な所業💀」を訴えていた頃、拾人衆の巳助は光圀に、鶴市の言ったことなど信じない😤、と豪語していました。光圀は、了助の父を殺したのは事実だと伝えますが、鶴市は「なぶり殺しにした😈」と語ったそうです。さすがの光圀もそれには眉を顰めました😔。当時光圀は最後まで鶴市の挑発を退けようと抵抗したのですが、鶴市が兄の頼重を罵ったために我慢できなくなり、鶴市を切ろうとしたところに、鶴市が与惣次郎を差し出したのだそうです😨。それでも光圀は、殺したことに変わりはない、と言い訳1つしませんでした😢。
その与惣次郎ですが、本来は旗本だったのだそうです😲。それなのに上役に罪を着せられて無宿人に成り果てたのだそう。根性がねじ曲がっていた鶴市は、水戸家の後継のくせに「旗本の3男坊」を名乗って悪ぶっている光圀も、哀れな与惣次郎も、どちらも癪に触っていたらしく、ふたりが斬りあえば楽しめると、ふたりをけしかけたのだそうです👿。
鶴市から思いもよらぬ強い恨みをぶつけられた光圀は、そもそも自分がもっと早く腹を括っていれば、と嘆きました。
その鶴市は、氷ノ介を売ろうとしたことが発覚し、同じ仲間の柏(坂口涼太郎〜佐伯光晴@ルパンの娘)たちから命を狙われていました😏。光圀はこれを悟るとすぐに「罠」を仕掛けます。辻斬りを捕まえた者に報奨金を出すとの触れを出して鶴市を誘き寄せた上、おこんと鳩に命じて「おこんの店に大金が隠してある」と伝えさせたのです。鶴市はまんまと罠にハマりました😜。
己の所業を悪びれもせず、光圀を逆恨みする鶴市を中山が成敗します。光圀様は良いお人だ!!それでも鶴市は、その目から光が消えるまで光圀を恨み続けました。俺の死顔を忘れるな。これがお前の昔の仲間の顔だ💀。最期まで「愉快だ」と語っていたのは、その目に「苦悩する光圀の顔」が写っていたからなのでしょう。それほど「旗本の三男坊」の心中はこじれきっているのですね😥。
歩き方=生き方を学ぶ
一方の義仙は、了助と旅をすることで「歩き方」を教えました。その歩き方が「生き方」につながります。どんな時もどこかに心を置いてきてはならない、そうすれば「地面」から歩き方を学べる🌹。また光圀に関しては「親切な鶴市😈」の言葉を鵜呑みにした了助を諭します。お前が知っている光圀は、無宿人を「なぶり殺し」にするような人間か?その時鶴市は何をしていたのだろうな😏。
了助の脳裏には、おそらくは以前の泰の言葉も浮かんだことでしょう💜。1つの考えに固執することなく、心を「全部に同じだけ置く」うちに歩き方が定まってきました。義仙は次に「丹田」に気持ちを集中させて呼吸することを教えます。こうして歩き方や呼吸に無心に集中しているうちに、了助の心は自然と穏やかになっていきました🌸。
極楽組
そこへ「極楽組」の手下だと言うりん(中嶋朋子)が現れます。りんは義仙と了助を毒殺するよう命じられていたようですね。でも義仙はすぐにこれを見抜き、りんを縛り上げました。りんは「忍び」の者だそうです。同じように忍びとして命じられるままに人を斬ってきた義仙は、りんにも少なからず同情しました。自分は光圀という人間に会えて「人間」に戻ることができたけれど、りんが出会ったのは極大師(本田博太郎〜日向屋孫右衛門@蛍草~菜々の剣)という極悪人だったからです💀。この極大師が極楽組の首領であり、氷ノ介とともに幕府の転覆を狙っているのです👎。
その後義仙と了助は極大師と氷ノ介に遭遇しますが、周囲を忍びに囲まれていたため、了助は、怒りに燃えながらも手を出すことができませんでした。でも光圀を「鬼」呼ばわりした氷ノ介には、断固として反論します。光圀様は鬼なんかじゃないっ!😡
その了助を光圀が出迎えました🍀。時間が近づいてきてそわそわしていた光圀に泰は、万が一了助が光圀を殺すようなことがあったら、自分が了助を無事に京都に逃がす、と伝えます👍。光圀は、自分が殺されることよりも「水戸の世継ぎを殺した了助」を心配していたからです😭。でも了助は、しごく落ち着いた物言いと瞳で「ただいま戻りました」と語り、光圀もまた実に感慨深そうに「よう戻った」と声をかけました🌸。了助の顔に穏やかな笑みが浮かびます。その様子を中山と日下がまたいい笑顔で見守っていました🤗。どうやら彼らは皆で氷ノ介を追跡するようです
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