麒麟がくる あらすじと感想 第17話 長良川の対決
長谷川博己さん主演の大河ドラマ、【麒麟がくる】の17話は「長良川の対決」です。これはまた実に感動的でしたね~。道三の最期もさることながら、光安の忠義に泣けました
。
圧倒的劣勢の道三は、たった一人で長良川にやってきて、義龍に一騎打ちを挑みました。義龍はそんな父を鼻で笑います。降伏すれば命だけは助けてやろう!
道三も負けてはいません。嘘つきのお前に降伏などしない!おまえは誰の子か、言うてみよ!!
義龍は、高らかに、土岐頼芸の息子だ!と宣言しました。
道三はせせら笑って、お前はわしの子だ!と叫び、かつては自分の部下だった名もなき兵士に刺されて討ち死にします。
我が子高政。愚か者め。勝ったのはわしじゃ。
道三は義龍に殺されることで、義龍に「父殺し」の汚名を着せたのだそうです。
そこへようやく光秀が駆け付けてきました。光秀は、土岐頼芸を立派だと感じたことはないが、道三は立派な主君だったと称えました
。己への誇りを持っていた方だ。揺るぎなき誇りだ。それはおぬしにも頼芸殿にもない。おぬしには与さぬ!
義龍はその場で光秀を殺さず、次に会った時には必ず殺すと息巻きました。明智城も即刻攻め落とす!
~あ~それでなくても伊藤英明さん苦手なのに、ますます苦手になってしまったでござるよ~
光秀はすぐに光安のいる明智城に舞い戻りますが、光安は既に討ち死にする覚悟で、光秀に逃げるよう命じました。
城を失うのは辛いが、兄の光綱から託された「明智の血」を絶やすわけにはいかぬ。そなたには明智家の主として再び城を持つ身になってもらいたい。
光安は光秀に「明智家の旗印」を渡し、息子の左馬之助(間宮祥太朗~渡利順平@俺の話は長い)を連れていくよう促しました。自分は城の最期を見届けてから必ず後を追いかける、と約束します。光秀はその言葉を信じて家に向かいました
。
明智家では、牧と熙子が「籠城」の覚悟を決めて光秀を待っていました。光秀が光安の言葉を伝えると、牧は頑としてこれを拒みます。私はここに残る!ここで死ぬなら本望じゃ!!
そんな牧を伝吾が説得しました。伝吾たちは明智家に仕えていたとはいえ、元々は百姓だったため、この土地に残って田畑を守ることにしたのだそうです。大奥様たちが再び戻ってきた時に元のままにしておけるように、頑張りますから。
そうこうしているうちに、敵が攻めてきました。遠くを見やると明智城が燃えています。
最後まで明智家と道三に忠義を尽くした光安がなんとも哀れでなりませんでしたね。
一方、尾張では、せっかく助け船を出したのに、と帰蝶が腹を立てていました。信長は、何とかして道三を救いたいと出兵しますが、時すでに遅しで、引き返さざるを得なくなります
。
道三の訃報を聞き、信長の無事も同時に確認した帰蝶は一時、父のために涙すると即、再び、伊呂波大夫を呼び出しました。もしかしたら、光秀を救うつもりなのかもしれませんね。何はともあれ、叔父の光安は最期まで道三に忠義を尽くしたのですから。
また駒も、嫌がる菊丸を急き立てて、懸命に美濃へ向かっていましたが、あの様子では行き違いになってしまいそうですね
。
予告によると朝倉義景を演じるのはユースケ・サンタマリアさんのようです。これまた実に楽しみですね~
。
NHK大河ドラマ歴史ハンドブック 麒麟がくる 明智光秀とその時代 (NHKシリーズ) [ NHK出版 ]
これを読んでみるのも面白そう
これまでに視聴した日本のドラマの視聴リストはこちらです
: 視聴ドラマ一覧~日本ドラマ編