麒麟がくる あらすじと感想 第21話 「決戦!桶狭間」で敦盛!?
長谷川博己さん主演の大河ドラマ、【麒麟がくる】の21話は「決戦!桶狭間」です。これまたスゴイ迫力で面白かったですね~
。来週からお休みなのが悔やまれてなりませぬ
。以下早速ネタバレです
。
元康は、於大の方からの手紙を受け取り、菊丸からも今川との離反を勧められたものの、現状では信長が義元に勝てる見込みがないと判断し、当初の予定通り丸根砦を襲撃しました。
この報告を受けた信長は、近習には「籠城」を伝えさせて、自身は「敦盛」を謡い始めます。
そこで義元の勢力が、伝え聞いた通り、2万の大軍なのかどうかとの疑問が浮かんだようでしたね。水野信元も、5千から6千は割り引いてみたほうが良いと語っていたそうです。これに加えて、兵は国元をはじめ各方面に分散されているとなると、義元のいる本軍の兵は思いのほか少ないかもしれぬ!!
信長は早速今川本軍の兵がどれほどいるか調べるよう命じました。今信長のいる清須城にも敵の間者がいるはずですから、その腹のうちは見せず、あくまでも「籠城」だと皆には言い含めます
。どうやら佐久間右衛門尉信盛(さくまうえもんのじょうのぶもり、金子ノブアキ~石橋卓也@シャーロック)が怪しかったですよね
。
信長の生死を分ける一世一代の「賭け」のシーンに、あの「敦盛」を持って来たのは実に効果的でしたね。人の死は一定じゃ
。
信長は万が一この賭けに負けた時のことも考え、帰蝶に「我が子」を託しました。奇妙丸という名前を付けられたその2歳の男の子は、吉乃という女性が産んだ信長の息子なのだそうです。後の信忠ですね。
信長は、たとえ間に子がなくとも、この10年間帰蝶を頼ってきた、と語りました。わしに何かあったら、尾張とこの子を頼む。済まぬ。
帰蝶が奇妙丸を抱いて呆然としているところに、ようやく光秀が駆け付けてきました。帰蝶は奇妙丸を「天から降ってきた大事な預かりもの」と説明し、もっと早く来てほしかったと悔しがります。殿はもう出陣された!
光秀は急いで信長の後を追いました。
その頃信長は、桶狭間近くまで来ている今川の兵が6千ほどで、織田軍の倍ほどだという情報を得ていました。あともう少し減らしたい~そう考えた信長は、桶狭間に近い中嶋砦に3百人の兵を向かわせます。義元はこれに対し、本軍から千人の兵を送り込みました。まさに信長の思惑通りです。
信長は5千の兵と戦うのではなく、彼らを蹴散らして、ただ一人、義元だけを狙うよう、部下たちに命じました。塗輿が目印じゃ!!
その頃元康は大高城にて、今川の家臣=鵜殿長照(佐藤誓)に反発して休憩を取っていました。丸根砦を攻め落とし、一睡もせずに戦って帰ってきたばかりなのに、立て続けに次の場所へ向かえとの命令には従えぬ、と腹をくくったのです
。しかも義元は国を出る前に「三河守」に任命されたと聞いたから尚更です
。
これで三河も名実ともに義元のものだと言われた元康は、もうテコでも動きませんでした。本日はここを一歩も動きませぬっ!!
床をどんと叩いた元康に家臣たちも皆でこれに続きます。ドン、ドンっ!ドンっ!!
元康の脳裏に、幼き頃の自分の言葉が蘇ります。今川は敵です!
桶狭間では激しい雨が降り、合戦を前に宴を催していた義元は、期待通り「塗輿」に乗り込んでいました。その輿をめがけて織田軍の兵たちが押し寄せてきます
!!輿はどこじゃっ!!
慌てて輿から出て逃げ出す義元を、毛利新介(今井翼)が大ジャンプして仕留めます
。毛利新介、今川義元を討ち取ったり!!
戦いが終わった後、光秀が桶狭間にやってきました。「勝ったぞ」と言う信長に光秀は見事だったと褒めたたえます。
信長は、これまで自分が何をしても、誰も褒めてくれなかったと語りました。でも帰蝶は何をしても褒めてくれる。あれは母じゃ。
そう言って帰ろうとする信長に光秀が声を掛けます。今川を倒した後に何をなさいますか?
信長は「美濃の国を取る。美濃を取って帰蝶を喜ばせる」と答えました。光秀は「その後は?」と畳みかけます。
信長はその問いを繰り返し、ニヤリと笑って去って行きました。
その後信長は元康が三河に帰れるよう尽力してくれたそうです。
また駒は芳仁から山のように丸薬をもらい、その作り方も伝授されました。これが今後どんな効果をもたらすのかも楽しみですね。
なるべく早く再開していただけると良いですね~。こんな時ですから、いっそ皆でフェイスシールドを付けて演技していただいてもいいですけどね
。
NHK大河ドラマ歴史ハンドブック 麒麟がくる 明智光秀とその時代 (NHKシリーズ) [ NHK出版 ]
これを読んでみるのも面白そう
これまでに視聴した日本のドラマの視聴リストはこちらです
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