コントが始まる 最終回 ネタバレと感想 笑いは全てを凌駕す
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菅田将暉さん主演の【コントが始まる】もついに最終回を迎えました🎶。も〜最後のオチが最高で潤平と一緒に大笑いでしたね🤣。いろんな伏線も皆ちゃんと回収されて、最後の最後まで本当に楽しかったです👍。まさかあのおばちゃん達まで😵。以下、ネタバレのあらすじです。
解散ライブ
開演前
解散ライブ当日、春斗たちは楠木立ち合いの元、新作で最後の演目=「引っ越し」の練習をしていました。さすがの春斗もめずらしく緊張してセリフを飛ばしてしまいます💦。楠木は、まだ時間はあるととりなしていたところに、出張で来られないと言っていた俊春が差し入れを持って現れました🎶。しかも手にしていたのは「水」です😨。皆、もちろん突っ込みました👊。え?これって奇跡の・・・😎?
俊春は「普通の水」で申し訳ないと笑い、春斗は、絶対に「やばい水」だと疑っただろ、と大笑いしました😁。俊春は、ライブが終わったら飯でも食いに行こうと激励します。もうすぐ初給料入るから。悔いがないように頑張ってな👍。
その頃里穂子は、自分にとって「マクベス」とは何だったのかと思い返していました。マクベスのファンになって、里穂子の人生は間違いなく変わったそうです。彼らは、辛すぎて向き合えなかった経験を一緒に笑い飛ばしてくれた。マクベスと関わる時間が増えるにつれて、人生が良い方向に転がり出すのを実感できた。マクベスがつないでくれた縁のおかげで再就職の機会までもらった
。
開演
開演10分前の会場には、里穂子同様、これまでずっとマクベスを見守り、応援してきた人々が集まっていました💏。真壁は息子の太一を連れて滑り込んできます💨。舞台では「水のトラブル」が始まりました。次々と演じられるコントを見ながら、里穂子はこれまでのことを思い出しています。マクベスの存在はいつしか私の生きる活力となっていた
。
でね、我々も追体験するために一応そのコントも書き出しておきまするね🐒。
コント
- 水のトラブル
- 屋上
- 奇跡の水
- 捨て猫
- カラオケボックス
- 金の斧銀の斧
- 無人島
- ファミレス
- 結婚の挨拶
- 引っ越し
客席で
ライブを見るのはこれが初めてだという奈津美は大笑いしていましたが🤣、里穂子にとってそれらはもう何度も見たのだけれど、やっぱりついつい笑ってしまうという代物です😏。里穂子はこれを使い古したタオルケットに例えていました。最初は何気なく使い始めたのだけれど、いつの間にか手放せなくなった🍀。
最後の「引っ越し」では、引っ越し当日まで瞬太演じる「妻」が引っ越したくないとごねていて、引っ越し業者の潤平が、いっそ「妻」を片付けてしまおうかと提案するところから始まっていきます😅。でも春斗は多分懸命に瞬太を説得し、やっと最後の荷物まで漕ぎ着けました。瞬太はそれを「結婚祝いにもらった大切なグラス」だから、気をつけて運んでね、と潤平に声をかけるんだけど、潤平は「お任せください!」と張り切ったくせに、思いっきり割ってしまったようなのです😱。それもそのはず、彼は「むにむに遮二無二、元気もりもり、真壁引っ越しセンター」だったから😁。
👩:引っ越し屋さんの選択は完全に間違っていたようね。👨:にぎやかな未来になりそうじゃないか。
ふたりがそう語ると舞台は幕を閉じました。里穂子は、マクベスと会えて幸運だった、マクベスのファンになれた人生でよかった、と確信します。本当によかった💖。
舞台後
舞台を終えた春斗も過去を振り返ります。俺にとってマクベスとは一体何だったのか。コントが好きだったわけでも小さい頃の夢だったわけでもない
。潤平に誘われてステージに上がったらその魅力に取り憑かれたところを真壁に背中を押され、潤平と瞬太を次々に巻き込んだ。気がつけば10年経っていた🧐。
楠木は、1回目の単独ライブに来てくれたお客さんがほとんど来てくれていたな、と声をかけます。今日まで続けて来たことが間違ってなかったってことなんじゃないか?たとえ5〜6人でもありがたいよ。ちなみに潤平の後輩も来ていて「すっごいジューシーでした😉」と笑っていました。
楠木は最後のライブのポスターを丸めて、里穂子に渡すようにとつむぎに伝言します。あの人、紙あげると異常によろこぶでしょ😉。つむぎは、今度こそ、折り目も傷もつけないようにちゃんと運んで里穂子に届けました👍。里穂子は押しいただいて感激します。この恩は一生忘れないから😻。
打ち上げ
打ち上げは、最初はボギーパッドで行われました。奈津美は里穂子に真壁が来ていると教えます。里穂子は、またしても「あのマクベスの名前の由来になった恩師ですか?😻」と目を輝かせました。奈津美は「また一緒に写真撮りたい?」と気を利かせます👌。里穂子は「できれば」とお願いしました。世話係のつむぎは、そんな里穂子にはっぱをかけます👊。いいから、お皿とコップ片付けてきてよ。
とそこへ、以前里穂子がファミレスで接客した中高年の女性がふたりやってきました。あら、混んでるわね。なんとふたりは大将の双子の妹だったのだそうです😵。しかも還暦で独身らしい。おお、あれが噂の?安藤は妹達に、今日は貸切だから帰るようにと促しましたが、春斗たちは、まったく構わないから飲んでいってほしいと声をかけました。里穂子は早速礼を言いに行きます。あの時彼女達が花の名前を聞いてくれたおかげで、自分の過去を前向きに考えられるようになったから💖。
瞬太は、これが最後になるから焼かせてくれと大将に声をかけます。手紙を書いて送ると約束する瞬太に大将は、俺だってメールぐらいできんだよ😎、と笑いました。帰ったら必ずうちに顔出せよ。
〆はラーメン
3人はその後アイビスに寄った後、瞬太に誘われて近くにあるラーメン屋に足を運びました。喜多方と豚骨の両方あると聞いた春斗と潤平は、それは絶対ダメな店だと敬遠しますが💦、実際に食べてみたらどちらもなかなか美味しかったそうです。さっさと食べ終わった瞬太は「マクベスの解散」は正式にはどの瞬間になるのか、と言い出しました。ひとりだけまだ食べていた春斗を前に「全員がラーメン食い終わった時」じゃないかとふたりが結論を出します😏。
その春斗がラーメンのスープを飲み干しました。あぁ・・・。当然、ふたりは期待しますよね🎶。何せ春斗はしっかり「間」もとっていたのですから。でも・・・意外とうまかったな😄。春斗の言葉に大騒ぎするふたりです😨。え〜何で?そこまでためてそれ??春斗がちゃんと「大事な話」をしてくれると思ってたのに。
春斗はそんなものは何もないと言い切り、2ヶ月前の潤平のモノマネならできると豪語しました。「始める時も終わる時も、ラーメン食った後って何だよ?」「それが一番おもしれぇよ~」「10年前の伏線、回収してんじゃないよ」
アホみたいな最後の瞬間
3人はそれぞれ片付けを始めました。そこで、真壁が心配していた「電化製品」の分配で一悶着起こります。春斗達はいつも「じゃんけん」で決めてきたから大丈夫だと大見え切っていたのですが、最後の冷蔵庫は、何度じゃんけんをしても「あいこ」になって決められませんでした。ないない、奇跡、マジで。気持ち悪い😇。
これが終わったらもう2度とこんな「アホみたいな瞬間」は来ないだろうと春斗がボンヤリとそう思っていた頃、その春斗がついに勝利しました。でもいつもの勝利宣言は涙に取って代わられます😿。春斗は、両親からさんざん実家に戻るよう説得されたのを無視し、その愛しい冷蔵庫を連れて小さなアパートに引っ越しました🍀。
それぞれの旅立ち
潤平
春斗は思います。トリオとしての成功は掴めなかったけれど、潤平はこの10年で奈津美との揺るぎない愛を育んできた💖。それを証明するかのように、潤平の実家にとうとう奈津美がやってきます👩。潤平の母、朱美(梅沢昌代〜木嶋みのりの母@今ここにある危機とぼくの好感度について)は大騒ぎで歓迎しました。こんな別嬪さん!潤平でいいのかしら?😍
瞬太
瞬太は「冒険」を前に、つぐみ特製のナポリタンを美味しそうに食べています。もちろん粉チーズもタップリかけました。こんなに美味しいもの食べちゃうと行きたくなくなっちゃうな、とのたまう瞬太につぐみは、だからちゃんと帰ってくるんだよ、と言い聞かせました。絶対だからね😎。春斗は、幼い頃から孤独を抱えて生きてきた瞬太は、彼にうってつけの愛情深い彼女を見つけた👍、と祝福します💖。
春斗
でも俺にとってマクベスとは何だったのか?春斗は一人でメイクシラーズを訪れました。里穂子はその日が最後だったそうで、大いに驚き喜びます😻。まさかこのタイミングでお会いできると思わなかったんで。当然心の中では「やはりこれは必然だ😏」とニンマリしていたに違いありません。春斗は、これまた曰く付きの「メロンソーダ」を注文しました。

春斗より先にメイクシラーズを後にした里穂子は、缶ビールを買って春斗を待ち伏せしていました😁。すでに2本開けたそうです。里穂子は最後に「マクベスに対する思いのようなもの」を伝えたかったのだそうです。解散ライブのアンケートにもビッシリと〜文字数・筆圧ともに十分〜書いたそうですが、それでは完全ではなかったらしい💦。里穂子は春斗にも1本渡し、ビールをあげたのだから聞いてほしいと脅しました。はい、じゃあ、3人を代表して🐒。
里穂子は、長い話を短くすると🙏、マクベスが解散しても、自分はずっとファンで居続けるし、動画も消えることはない、と力説しました。これからも何度もマクベスのコントに助けてもらうことになるだろう。マクベスに出会えて本当によかった🌹。
春斗は、解散前に里穂子のようなファンに出会えたことが1番の幸運だったかもしれないと語ります。100人の人に見てもらえることも嬉しいけれど、一人の人が100回見てくれることも同じぐらい嬉しい。もしかしたらそれ以上にありがたい。一人の人がちゃんと見てくれると分かっただけで、俺たちみたいな人間は頑張れる。努力が無駄じゃなかった、って思える。「里穂子先輩」はそれを気づかせてくれた💖。
だから感謝しています。マクベスに気づいてくれてありがとうございます。こんな俺たちにお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。
そして春斗は、俊太が戻ったらまた皆でご飯でも食べに行こうと誘います。里穂子はぜひ、と答えました。その頃は何をしているんでしょうね😁。
エピローグ
最初の出会いから1年半が過ぎた頃、公園の濁っていた池の水が透明になりました。春斗たちがいたマンションには、やはり芸人らしい3人がやってきます。「前も芸人だったのは本当か?出世部屋か?」と聞かれた不動産屋は「売れてはないけど愛されていた」と答えました。
また旅先では瞬太が「カルロス」という日本語を喋る外国人に遭遇しています😵。え〜まさかプロ雀士の試験では筆記で落ちたらしい恩田店長の「あのカルロス」じゃありませんよね😨。その瞬太を待つつぐみは、順調に、芸人達に喝を入れています👍。
奈津美の結婚はまだ2〜3年先になりそうですが、後輩が玉の輿に成功したと聞いても、もう焦ってはいませんでした。そして里穂子はバリバリ仕事をしています。
潤平は、春斗から「就職が決まった」との連絡を受けて大笑いしていました🤣。なんと春斗は「水のトラブルGOGOGO」に就職したのだそうです。
「人生はコントだ」なんて安っぽいことを言うつもりはない。でも後から振り返った人生が、くだらないコントのように見えたとしたら、それはそんなに悪くない人生だったと思えるんじゃないか
感想
ずっと「夢」を追い続けてきた彼らが、ついにその夢を終わらせる時が来た〜何とも切ない話なのですが、そこに「コント」という笑いを織り交ぜることで、その切なささえも極上のコントにしてしまった。大きな挫折を経験した里穂子だからこそ、その素晴らしさが理解できるし、彼女の立ち直りがまた彼らを勇気づけるという最高のご縁となりました。ドラマが終わって寂しくなる一方で、彼らが本当に存在するかのように思えてしまい、その今後を想像するという楽しみができました。この出会いに感謝です
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