風間公親 教場0 ネタバレと感想 第1話 風間は刑事指導官
今度の月9は「風間公親 教場0」です。言わずと知れたあの「教場シリーズ」の0ということですから、てっきり、風間が片目を失うまでの「刑事」だったころを描くのかと勝手に思い込んでいましたが、警察学校の教官でこそないものの、「指導官」としての登場です。前回の「女神の教室」とは真逆で、社会に出てからの「学び」について扱ったドラマのようです。
だからというわけではないんだろうけど、事件そのものは(こう言っては不謹慎ですが)あんまり面白くはなかったですよね😓。風間の指導力と受け手である新米刑事の成長に注目すべき作品なのでしょう。その点、ふたりともしっかりキャラ立ちしていましたよね💕。
と、おばさんの下手な能書はこれぐらいにして、以下、あっさりネタバレです。
風間道場
いわゆる「交番のお巡りさん」だった瓜原潤史(赤楚衛二〜梅津貴司@舞いあがれ!)は、空き巣の常習犯を逮捕した上、担当刑事を待たずに自白を取ったことから署長賞を受賞しました。加えて彼は捜査一課への異動を命じられます。制服警官が「刑事」に昇格したのです。
瓜原自身は、最初の印象だと、弱い一般市民に寄り添いたいとのことでしたから、特に「上」を目指していたわけではなさそうですが、それでもやはり嬉しかったのか、神奈川県警察本部・捜査一課の調整官だという眞堂丈史(小林薫〜乃十阿徹@知らなくていいコト)に命じられるまま、指導官である風間公親(木村拓哉〜桐沢祥吾@未来への10カウント)の連絡を待つことにしました。
風間は、同じく捜査一課で刑事指導官をしており、新人警官とバディを組み、実際の捜査を通じて刑事としてのスキルを教えているのだそうです。仲間内では「風間道場」と呼ばれていて、その厳しさには定評があるようでした💀。
その風間道場で事務員をしているらしい伊上幸葉(堀田真由〜おしの@正月時代劇 幕末相棒伝)は、歴代?の新人刑事の様子を通して、風間がどれほど厳しいかをよ〜く知っていて、何も知らない瓜原に、早速胃薬を渡しています😁。
瓜原本人は、多忙を理由に髪も切れないほど無頓着でおっとりしているように見えました。が、最初はのほほんとしていましたが、風間に「嫌味」を連発されるとその度に何かを学習し、同じ注意を受けないようにしていたのはなかなかでしたね👍。さすがに「見込まれた」だけのことはあります。
ケーススタディ
今回は2件の事例が紹介されました。最初の「タクシー内殺人」は、ちと詳細をまとめる気になれんので割愛させていただきまするが😓、要するに、風間は、嫌味を言いながらも、常に「ヒント」を発しているので、受け手である瓜原は、決してそれを受け流す=見逃してはならないということなのですよ。いやだって、風間が一筆書きに気づくのはまだしも、あのアホそうなホストクラブのオーナーが、殺されそうだからという理由で「悠長に」タクシーでダイイングメッセージを残していたとは思えん。
次のケースは少し見応えがありました。元警察学校生だった益野紳祐(市原隼人〜八田知家@鎌倉殿の13人)の妻が轢き逃げされて亡くなりました。その時一緒にいた娘の麗華(山田詩子)は、しっかり犯人の顔を覚えていて警察でも証言したそうなのに、警察はこれを信じず、容疑者の海藤(勝矢〜亀田@元彼の遺言状)という男を逮捕しなかったのだそうです。
益野は再三再四、海藤の元に足を運んで自首を勧めましたが、海藤が耳を貸そうとしなかったため、ついに耐えられなくなり、自作の銃で海藤を殺害し、これを自殺に見せかけました。
風間と瓜原は、この益野が怪しいと目をつけ、自宅を訪ねて事情を聴きます。益野はもちろん犯行を否定しました。風間はその際、瓜原が麗華とすぐに打ち解けて話をしたことから、瓜原に麗華から話を聞き出すよう命じます。でも益野から「麗華は母の事故のトラウマから警察嫌いになり、警官が側にくると喘息のような発作を起こす」と聞かされた優しい瓜原は、どうしても麗華に声をかけることができず、風間に嘘をつきました。風間はこの時すでに真相を見抜いていたらしく「母の事故」とは関係ないと示唆していたのですけどねえ😔。
その後、瓜原もまた「真相」に気づきます。麗華は、学校では一度も発作を起こしていないこと、そして瓜原の前で発作を起こした時、彼はその直前に射撃訓練をしていたことなどから、麗華は火薬アレルギーなのではないかと察したのだそう。家で発作を起こしていたのは、益野が工場で拳銃や弾薬を密造して戻ってきた時だったのではないか😲?これもまた風間の一言=すべての物質がアレルゲンになりうる、がヒントになりました。
益野は風間たちに「娘を苦しめた人間を刑務所に入れたい😤」と豪語していましたが、実際に麗華を苦しめていたのは益野本人だったというわけです。益野は、こうもあっさり真相に気づいた風間を高く評価し、警察学校の教官になるよう勧めました。そうすれば、もう少しマシな警官が増える=犯人を野放しにすることがなくなるはずだ😈。
君には見込みがない😨
風間は、瓜原が火薬アレルギーに気づいたことを評価しながらも、風間に嘘をついたことを理由に、転属願にサインするよう瓜原に命じました。そういえば、瓜原の前の「バディ」は制服に戻ったって言ってましたものね😓。人に優しくしたいなら、今すぐ刑事を辞めろ😤。
また麗華は既に警察に父の犯行を伝えようとしていたことから、最初から瓜原が素直に麗華から話を聞いていれば、彼女を辛い目にあわせずに済んだのです。中途半端な優しさは結局人を苦しめる〜の良い例ですね💦。
瓜原自身は、かつていじめられて不登校になった経験から、苦しむ人の気持ちが分かる、人に優しい警官になりたい、そう警察学校の卒業文集に書いていたそうです。でも、上で省いた最初の事件の犯人に馬鹿にされた時は、その「優しさ」は微塵も感じられませんでした😱。まるで昭和の刑事さながら自供を強要していたあの姿もまた、彼自身が気づいていない(でも風間はすでに見抜いている)彼の欠点なのかもしれません😎。今後の展開が楽しみです🤗。
素朴な疑問🐒
教場の時同様、明石家さんまさんが町のお巡りさんとして登場していました。警察学校を辞めて女将修行をしていたはずの枝元佑奈(富田望生)に「4月からか、早いなあ」と言って敬礼を教え込もうとしていましたけど、え?何、彼女、警官に復帰するん??🙄
〜これは枝元が警察学校に入る前の話でした💦。すっかり混乱していました🙏〜
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こんさん、お久しぶりです~。事故にあったり(たいしたことなくてよかった)で、ちょっと3月は気持ち的に落ちていました。
新ドラマ始まりましたね~。かぶき者慶次は、私も本放送時見ていなかったので、今回楽しく見ています。
教場もとっても期待しています。が、一筆書きはなんじゃこりゃでしたね。気配感じたならまず逃げろよ…と。ムキムキな市原さんが体力がない設定も…警察学校辞めてから鍛えた設定なのかな?
あ、冒頭のさんまさんとのシーンですが、枝元さんが実家に戻って跡を継いだ後ではなく、警察学校に入る前のまだ実家にいる頃、という設定なのではないでしょうか。