風間公親 教場0 ネタバレと感想 第10話 風間が泣いた日

【風間公親 教場0】の10話はまたなんとも切ないエピソードでございましたね。おばさんにとって染谷将太さんは、そこまで印象深い俳優さんではなかったのだけれど💦、この役はとっても良かったです。これで指導は終了したそうだけど、その後の活躍(あくまでもキャラね)も見てみたいものです。

またついに「その日」も来てしまいました。以下早速ネタバレです教場0のネタバレ感想いきますよ〜( `ー´)ノ

遠野が逝った

ついに遠野が息を引き取りました😱。先週の予告で伊上が風間を呼びにきたのに、風間は病院に行くのを断っていたので、もしや〜とは思っていたのですが・・・😔。なんとか助かってほしかったですね😭。

遠野は急変した後も、最後の最後に意識を取り戻して「僕は刑事になれませんか?」と語って息を引き取ったのだそうです。

伊上は、なぜ最後に会いに行ってやらなかったのか、と何度も風間の胸をど突き、風間もまた(たぶん)遠野に見立てた剣道着に向かって何度も何度も打ち込んでいました。どうしても刑事になりたいと、風間が止めるのも聞かなかったのだから、なぜ生きなかったのか💢!後輩を守れなかった自分の無念も湧いてきて、とめどなく涙を流す風間もまた可哀想でなりませんでした遠野が死んじゃった

過去を乗り越えて

一方で、その風間が指導していた中込は、見事に課題をクリアしました👍。今回の犯人は、中込の母親と同じ認知症の女性を妻に持つ男性でした。風間は「殺人事件」を通して、中込に自分の心と向き合うよう指導します。中込は、同じ認知症患者を「家族」に持つ者として、犯人や被害者の心理や行動を鋭く分析していくうちに、自分の心も素直に見つめられるようになりました🌹。

お前はお前を誘拐した犯人を恨んでないか?家族を殺したいと思うことはないか?

一見「本音」で生きているような中込も、実は「建前」に苦しんでいたのです。特に母親に対しては、母を「殺したい」などと思ってはいけないという道徳心が、彼の目を曇らせていました。風間がそれをえぐり出します

今回の犯人=仁谷継秀(岡田義徳〜出口俊朗@大豆田とわ子と三人の元夫)は、23歳で、先輩だった45歳の清香(竹下景子〜桔梗@黄金の日日)と結婚しました。最初はそれほどでもなかったのでしょうが、清香が年をとるにつれ、継秀は不満を募らせて行ったのでしょうね。おそらくは清香もそれを察し、なんとかして夫の心を繋ぎ止めようと懸命に努力していた。でも認知症になってからは、その夫に買ってもらった指輪まで無くしてしまったそうです😭。

清香は、その指輪をなくした日に焼いていた魚を、同じ曜日が来ると必ず買ってきては焼いて「当時を思い出そう」としたのだそうです。でも継秀はそんなことはまったく知らず、若い愛人と逢瀬を重ねていました👎。しまいには、その愛人と会っていたのをアリバイにして、清香を殺したのだそうです😱。

中込は、この「謎」を解きながら、自分の母もまた「同じ曜日に同じ場所で徘徊」していると妻から聞かされてハッとしました。その曜日は中込が誘拐された曜日であり、母はかつてもその場所で懸命に息子を捜していたのだそうです。これは家族じゃなくても大体分かりましたよね。あ〜幼い息子を探しているんだろうなって。

中込は、またしても母から「息子はどこか?」と聞かれた際、俺は戻ってきているよ💐、と答えました。母は安心して食事を始めたそうです💜。風間にも、もう気持ちを言葉にできたから大丈夫だと答え、そのお墨付きをもらいました。指導はここまでだ👍。

感想まとめ

指導自体はこのケースが一番心地よかったです

また、23歳も年下の夫だったら、妻の方も(たとえ認知症だとしても)「浮気」ぐらい承知していましたよね😔。それでも最後は、夫に迷惑がかからぬようにと「証拠」となる留守電のメッセージを消去して死んじゃうなんて、清香が哀れでなりませんでしたね😭。殺すぐらいなら離婚してほしかったけど、それもまた(おそらくはそれも優しさから)できなかったのかなあ😔。なんとも切ない事件でした。

教場0 刑事指導官・風間公親
教場0 刑事指導官・風間公親
関連記事