風間公親 教場0 ネタバレと感想 第9話 新人刑事の闇

【風間公親 教場0】の9話では中込兼児(染谷将太)という「問題児」が登場しました。これまでも、目立つか目立たないかだけの差こそあれ、風間道場に送られてきた新人刑事たちは皆「闇」を抱えていましたよね。事件の謎解きそのものよりも、その「闇」に風間がどう切り込んでいくのかの方が興味深かったですし😎。その中でもこの中込の闇は特に深そうで気になりました。以下早速ネタバレです教場0のネタバレ感想いきますよ〜( `ー´)ノ

〜そんなわけで、実は結構前から悩んでいたのですが、このドラマのジャンルはミステリーから「社会派」に変更することにいたしました🐒〜

中込の闇

中込には2つの闇がありました。1つは彼の母親で同居中のふき(余貴美子〜森薫@すぐ死ぬんだから)が、どうやら認知症を患っており、中込のことすら分からないのにいつも「息子」を捜しているらしいこと😔。中込には嫁の明子(大西礼芳〜立花弘子@ペンディング・トレイン)もいて、中込が働いている間ずっとふきと一緒にいて介護する状態がもう心身ともに限界に達しているらしいこと😨。最後にはどうやら家を出て行ってしまったようです💦。

それに加えて、中込は幼い頃に誘拐されたことがあるらしいのですよね。彼は「すぐにキレる」と非難されていましたが、現在の家庭状況もさることながら、その過去の体験が影響しているらしいのは、風間も承知していました。ふきがいつも「息子」を捜しているのは、その時の記憶が混同しているのかもしれませんね。

風間は中込にこう問いかけます。(誘拐された時に)辛い思いをしたのか?今でも犯人が憎いのではないか?その怒りをどこにぶつけたらよいか分からないのではないか??

鐘羅の時もめちゃ感じたけれど、このシーンからも風間の優しさが伺えますよね🌹。その優しさを理解した隼田は自ら志願して(十崎の)専従捜査チームに入ったそうです。少しでも恩返しがしたかったのですよね。でも風間は、他にすべきことがあるのではないかと、非難がましい目で見ていました😅。

また中込が刑事物や推理小説が好きなことを、風間が知っていたらしいのも和みましたね。推理小説や刑事物には「跨線橋」がよく登場してきて、橋の上から遺体や証拠品が落ちたのを列車が遠くに運んでしまう、という展開はたしかに珍しくない=「懐かしい感じ」がしますよね🤗。

十崎の事件

十崎はまだ捕まっていません。柳沢は、当時バイク便ドライバーだった鳥羽(濱田岳)を捜していたようです。来週は遠野の容体が急変するようでしたか??😨

中込が臨場した殺人事件(ネタバレ)

跨線橋で男の遺体が発見されました。所持品は奪い去られ、顔や指を焼かれていたことから身元が特定できずにいましたが、現場近くの防犯カメラにその姿が映っていたため、その行動の癖や通院歴などから、前科のある加茂田亮(金井勇太〜荻野武@今度生まれたら)と断定されます。

犯人は、加茂田が襲った時計店の元店主で、強盗に入られたために最後には自殺を余儀なくされた男性=牧村(細田善彦〜望月玲二@群青領域)の恋人だった篠木瑤子(早見あかり〜千絵@鳴門秘帖)でした。篠木は完全犯罪を目論みましたが、加茂田がたまたま服用していたカプセル内視鏡のカメラが(刺されたことで体外に飛び出して)事件を撮影していたために、その犯行が明らかになります😅。

教場0 刑事指導官・風間公親
教場0 刑事指導官・風間公親
関連記事