グレースの履歴 ネタバレと感想 第1話 メッセージ
滝藤賢一さん&尾野真千子さん主演のプレミアムドラマ、【グレースの履歴】を視聴しました。この時間帯のドラマは割と好きでずっと見続けてきたけれど、正直申し上げてここ数回(作品)は、いいとこ探しをするのがなかなか大変だったりしましたが😓、これはそんな気苦労はまったく無用のようで嬉しい限りでござりまする。同じ時間をかけて見るなら、文句を言いながらじゃなくて、楽しく見たいですからね😁。
以下第1話「メッセージ」のネタバレです。
突然の別れ
蓮見希久夫(滝藤賢一〜白川虎二郎@極主夫道)と美奈子(尾野真千子〜伊呂波太夫@麒麟がくる)夫婦は、二人を知る者なら誰もがその仲の良さを羨むほどのおしどり夫婦でした💕。希久夫は、結婚してもう7年も経つらしいのに、バイヤーという仕事を辞めてまだまもない美奈子を(専業主婦の)「初心者」だと揶揄っています🤗。
そんな美奈子が一人で欧州旅行に出かけました。仕事柄、旅行は慣れているはずなのに、部屋にエアチケットを置き忘れています🤔。希久夫はこれも揶揄って美奈子に渡し、笑顔で妻を送り出しました。美奈子は愛車にエンジンをかけると、振り向きざまに何かを語りかけます。おばさんこういうのめちゃ苦手なんですよね〜💦。ホント、なんて言ってたんだろ?🙄
それから10日が経過した頃、美奈子が乗ったバスが転落したとの連絡が入りました😨。乗客は皆、南仏プロバンスのアプトという町の病院に搬送されたそうです。希久夫はすぐにフランスに飛びました。が、希久夫の到着を待っていたかのように、でも15分ほどの差で対面できず、美奈子は息を引き取ったそうです😭。
現地添乗員の柏木理津子(美波〜神近市子@風よあらしよ)は自身も怪我を負いながら責任を痛感し、医師の言葉を通訳してくれましたが、途中で耐えかねて泣き出してしまいます。希久夫は(説明は)もういいと断り、一刻も早く美奈子を日本に連れ帰りたいと申し出ました。
妻の秘密
不妊治療と白血病
葬儀が終わってすぐに美奈子の弁護士だと言う初老の男性=袴田信(石橋蓮司〜九條輝夫@生きて、ふたたび〜保護司・深谷善輔〜)が自宅を訪ねてきます。なんと美奈子は「遺書」を残していたのだそうです😵。意外な事実に驚きを隠せない希久夫に袴田は理解を示しながら、美奈子の状況とその遺志を明かしました。
美奈子は、2年前から、希久夫に内緒で不妊治療を受けていました。美奈子の親友の宮川恵津子(美村里江〜中村真希@家庭教師のトラコ)は腕の良い産婦人科だったのだそうです。そのために定期的に通院していた美奈子は、そのおかげで自分の病に気づきました。なんと美奈子は急性前骨髄球性白血病を患っていたそうなのです😨。
希久夫は、不妊治療も白血病のこともまったく知りませんでした。特に白血病に関しては、希久夫自身製薬会社の研究所で働いていたこともあり、かなり詳しかったそうなのに、なぜ美奈子は黙っていたのか?
袴田は、詳しいからこそ言えなかったのだろうと説明します。白血病の治療中は妊娠ができないため、美奈子はむしろ希久夫に避妊具をつけるよう頼んでいたのだそうです。不妊治療のことも知らなかった希久夫は、それが美奈子の希望なのだろうと理解していたようですね。でも美奈子はできるだけ自然妊娠がしたいと思っていたようで、自分の年齢を考えると、一刻も早く治療を終えたかったらしい😔。
そんな理由から、美奈子は、ATRAという薬で完全寛解したと聞くと即、妊娠に向けての「薬抜き」を始めました。ところが、治療を止めるのが早すぎたらしく、白血病が再燃してしまったそうです。それで美奈子はこの病の恐ろしさを痛感し、万が一のことを考えて「遺言書」を作成したのだそうです。それがちょうど1年前です。
遺言書は実にあっさりしたもので、自分の財産分与についてしか書かれていなかったそうです。貯金や保険金は希久夫と家族、そして白血病の研究基金に分配し、愛車は処分せずに、ぜひ希久夫に乗ってほしいと書かれていました。希久夫はでも運転免許を持っていません💦。
グレースの履歴
希久夫は一念発起し、免許を取ることにしました。マニュアル車ということもあって最初は散々でしたが、それもなんとか克服し、ようやく免許を取得した頃、もう1つの「秘密」に気づきます😈。たぶん、美奈子の愛車が「グレース」という名前なのだと思うんだけど、そのグレースのカーナビの履歴を見たら、美奈子が欧州に行っていたはずの数日間、彼女は国内のあちこちを旅行していたことが判明したのです😱。どーりでエアチケット置いてくわけだ😔。
希久夫は、その履歴に従って、美奈子の足跡を辿るたびに出かけるようです😎。