ライオンのおやつ あらすじと感想 第3話 幼い友の旅立ち
小川糸さん原作、岡田惠和氏脚本&監修の【ライオンのおやつ】の3話を視聴しました。も〜最後は涙で画面が見えず😿、後でもう一度見直しましたが、また泣いてしまい・・・。これは本当にしんどかったですが、実際日本でも小児がん患者は2千人以上いるそうで、これも現実なのですよね
。以下ネタバレのあらすじです
。
ももちゃん
雫は、ゲストのひとり、ももちゃんこと「もも太郎」(渋谷南那)のことが気になりました。ももちゃんのところにはいつも家族=母の千春(星野真里〜山下優華@初めて恋をした日に読む話)と兄の一輝(浅川大治)が来ていて、ももちゃんもいつも笑顔で彼らを見送っているのです💜。
自分は家族に何も話せずにいる雫は、彼らがももちゃんの病気のことを知っていると聞いて、複雑な思いでこの家族を見ていました。シマと舞は、ここまで来るまでに色々あったのだろうと感慨深そうに語ります🍀。
雫はその夜なかなか寝付けなくて起きてきたら、ももちゃんも看護師のカモメと起きていました。カモメは「ホットアップルサイダー🍎」を作ってくれます。それを待っている間、ももちゃんは雫に話しかけました。
おねえさんはさ、死んだらどうなると思う?天国に行くのかな?もも、天国に知ってる人、いないんだよね。だからね、向こうで会ったら仲良くしてほしいの。もも、ひとりになっちゃうから😿。
雫は「いいよ」と答えました。こちらこそよろしくね🌸。ももちゃんはこれを後で千春に報告したそうです。その様子があまりにも嬉しそうだったため、千春はおもわず雫に礼を言ったほどでした。本来なら「その時」は雫が亡くなる時なので決して言うべきではないのでしょうが、千春はそれほど嬉しかったのですよね。もちろん、雫もその気持ちを十分に理解します👍。
どうやらその夜、ももちゃんは「奇跡」を起こそうとしていたようです。後ろ向きになって五円玉をコップに入れるのだそうですが、以前は絶対に入ったのに、今は何度やってもできないそうです。
小さな奇跡
前は絶対入ったのにはカラクリがありました👆。兄の一輝が、ももちゃんが後ろを向いている間にすばやく落ちた五円玉を拾い、あらかじめ持っていた五円玉をコップに入れてくれたのだそうです。ももちゃんは、その時は気づかなかったようですが、後になって、これがお兄ちゃんの優しさだと気づいていました🌹。
でもね、後で一輝は見つけます。ももちゃんは病院で発作を起こして倒れたんだけど、その時に投げた五円玉は、ちゃんとコップに入っていたそうなのです❣️。その時は皆それどころじゃなくて気づかなかったけれど、動画にはちゃんとその様子が映っていたのだそうです💖。
そのももちゃんは、ある日、兄の野球の試合を見に出かけました。実に嬉しそうに出かけて行ったものの、どうやら途中で気分が悪くなったらしくて戻ってきてしまいます。ももちゃんは「試合を台無しにしてごめんね」と一輝に謝りました。一輝は気にすんな、と慰めます。その一輝はでも、ももちゃんに良いところを見せようと、一生懸命素振りの練習をしていたのです😿。また、今回のことを受けて医師からそろそろ旅立ちの時が近づいていると知らされると、近くの神社に出かけて、何でもするから妹を治してほしい、と必死にお祈りしていました。
その様子を、やはりライオンの家のゲストで、どうやらコーヒー屋さんの店主らしいマスター(モロ師岡〜篠原@ハコヅメ)の息子=直弥が目にします。直弥は一輝を励まして、一緒に「海とイルカの部屋」を作ってくれました🐳。ももちゃんはイルカが大好きで、いつか一緒に泳ぎたいというのが夢だったのだそうです。雫は幼い頃に買ってもらったイルカのぬいぐるみを寄付しました。
また「おやつ」にはももちゃんのリクエストが当たります。ももちゃんは、以前家族で遊びに行った水族館で食べた「アップルパイ🍎」をリクエストしたのだそうです。
雫が様子を見に行くと、ももちゃんは何か物言いたげにしていました🙄。マドンナは、言いたいことを言って良いのだと語りかけます。雫も「友達でしょ?なんでも言って」と促しました。ももちゃんは、この部屋を見た時、もう自分の夢は叶わないのだとちょっぴり悲しかったのだそうです。まだほんの少しだけ、治ることを期待していたから。
でも、皆がももを喜ばせようとしてくれたこと=嬉しいの方がおっきい。あの五円玉と同じで。
シマと舞が急いで、でも心を込めて作ったアップルパイが焼き上がった時、ももちゃんは文字通り虫の息でした。でもアップルパイを一口食べて「美味しい」と言ってくれます。そして雫に「おねえさん、またね」と言って旅立ちました。皆この別れが辛くて涙している時、ももちゃん本人は「本物の海」と化したその部屋で、イルカと一緒に泳いでいたそうです😻。一輝だけはそれを感じ取っていました👍。もも、今頃泳いでいるかもな😏。ももちゃんは笑顔で「バイバーイ!😄」と手を振っていたそうです。よい旅を🍀。
その後一輝があの「奇跡」に気づきます。すげえ、もも!ちゃんと入ってたんだ!奇跡を起こしてたんんだね😻。
二人は、皆が見送る中、ももちゃんを乗せた霊柩車と共に去っていきました。
ほか
行方不明
雫はようやく坂口からのメールに「大丈夫だよ🧸」と返信しました。でもこれでむしろ坂口の不安は逆に頂点に達します😨。早速雫の部屋と会社を訪れました。家は既に空き部屋で、会社は自己都合で退職していたそうです😱。
でも雫の友人(女性ふたり)は雫の病気について知っていたようでしたね。彼女たちとももう音信不通なのでしょうか。
儚い恋
雫は六花を連れてまた田陽地に会いにいきました💖。でも田陽地は若い女の子=純(柳生みゆ〜白岡さち@あさが来た)を連れています😨。純は田陽地の店でも働いていて、明日葉モヒートの考案者でもあるのだそうです。雫は楽しそうな二人を見て、そっと去っていきました。六花、次から違うルートでもいい?😿
まとめ
原作を読んでいないので分からないのですが、今回のももちゃんは本名が「もも太郎」なのか、それとも俗称が「もも太郎」なのか迷いに迷いました💦。だって誰も「もも太郎」とは呼んでいなかったでしょう?どうなのかな〜とっても細かいことだけれど、今や天使になって空の海を泳いでいるももちゃんの本名、できれば知っておきたかったな🌸。おばさんもそっちに行った時に仲良くしてほしいから
。