ライオンのおやつ あらすじと感想 第7話 謎が解けた
小川糸さん原作、岡田惠和氏脚本&監修の【ライオンのおやつ】の7話を視聴しました。今週は「誰もが宝物を手にできる」です。ここにきてようやくいくつかの謎が解けました👌。以下早速ネタバレです。
謎が解けた
このドラマ、最初に詳しい説明がなかったので、主人公以外の登場人物はほぼこちらが類推するしかなかったのですよね🙄。たとえば、いったい誰が患者(ゲスト)で誰がライオンの家のスタッフなのかもよく分かりませんでしたし🤔、もっと細かいことで言うと、今はお空で泳いでいるももちゃんが、誰もそう呼んではいないのになぜ「もも太郎」との枕詞がつくのか(・・?) 、などなど。今回はそれがいくつか明らかになりましたのでまとめておきます😁。これらはあくまでもおばさんにとっての謎であって皆様にとってはそうではなかったかもしれませんけどね😅。お時間のある方はお付き合いくださいませ🌹。
ニックネーム
もも太郎
ライオンの家では「ニックネーム」を付けても良いことになっていたそうです❣️。それで皆、マスターとかシスターとか先生とか呼ばれていたらしく、「もも太郎」もその一環でニックネームだったらしい🍑。でも誰も呼んでませんでしたけどね、もも太郎とは😅。
粟鳥洲
そしてまたあの粟鳥洲(アワトリス)もニックネームだったそうです。確かに、アブナイ名前だとは思っていましたが💦、彼の本名は鳥洲(トリス)であって、そこに「栗くり」をつけるのはさすがに憚られるので「粟あわ」を付けたと言うところらしいです😵。
粟鳥洲の過去
またその粟鳥洲の過去も明らかになります。粟鳥洲は、かつて自慢していたように、本物の国家公務員だったのだそうです😲。昔は真面目で冗談など言ったこともない人生を送ってきたらしいのですが、ある時、しかも会議中に配られたティラミスを見て、ふと「ティラミスをチラ見する」というジョークが浮かび、笑いが止まらなくなったのだそうです🤣。その時の快感が忘れられずにいたのに、その後すぐに病気になった粟鳥洲は、これまでとは正反対の生き方をしようと決意したのだそうです。
彼はその決意通り、最後の最後までジョークを飛ばして皆を笑わせようとしていました。純への猛アタックも、最初は嫌われてしまいましたが、雫が後押しをします👍。失恋も立派な恋だ、生きてなきゃできないという粟鳥洲の言葉を純に伝え、どうか彼にちゃんと恋をさせてほしいと頼んだそうです。純は、自分にはやりたいことがいっぱいあって恋愛どころではないから、待っていてくれる人じゃないとダメなのだと言って断りました。粟鳥洲は、ならオッケー😎、と立ち直ります。だって病気が原因ってことは、俺の顔とか性格は問題ないってことだろ?😁
病気になってさえなきゃ、と言いつつも、なってなかったら純ちゃんには会えなかったから、病気に感謝か、いや、できねえよ😐、と笑い飛ばした粟鳥洲は、純の目にも、ほんのちょっとだけ、かっこよく見えたそうです。これを聞いた雫は、それは本人には言わないほうがいい、と忠告しました。また猛アタックが再開しちゃいますからね😉。
その瞬間まで精いっぱい生きれば、人生を全うしたことになる。思い出して笑われるような人生がいい。
粟鳥洲はその本人の希望通り、最後は皆が賑やかにパーティーをし、両親が見守る中、穏やかに旅立ちました。
シスターにまつわる謎
シスターは「シスター」と呼ばれているだけあって、どこかちょっとズレているところがあるな〜とは思っていたのですが、彼女は認知症だったそうです😇。
シンちゃんが好きな理由
シスターは、ライオンの家のスタッフ、シンちゃんがお気に入りでした。その理由は、シンちゃんは亡くなったシスターの夫=源太にそっくりだったからです😲。でもシスターは、昔は親同士が決めた源太のことをあまり好きじゃなかったそうで、いつも反抗していたのだそう💦。でも源太はいつもシスターに優しくて、本土からよく芋ようかんを買ってきてくれたのだとか。シスターが食べ飽きたと言うと、網焼きにしてバターを乗せてくれてくれたこともあったのだそうです🌸。
源太はシスターのことが大好きで💕、それを隠そうともしませんでした。生まれ変わってもまた一緒にいたいと語った源太にシスターは返事をしなかったそうです。でもそのうちにだんだんと夫婦らしくなってきて、ようやくシスターもそう思えるようになった頃、源太は漁に出たきり帰らぬ人となったのだそうです😨。
できることなら過去に戻って、あなたと一緒にまた あの芋ようかんを食べたいです。その時は絶対に「私も一緒にいたいです」って答えますからね。ごめんね、源太さん。大好きです💜。
ヘルパーさんがこれを知ったのは、シスターの日記を読んだからです。それで今度は「網焼きにしてバターを乗せた芋ようかん」を再度リクエストしてくれたそうです。それはスイートポテトのような味がして、先生や粟鳥洲もとても美味しそうに食べていました🎶。
専任のヘルパーさん
そのヘルパーさんは、母親を交通事故で亡くした直後にシスターに出会ったのだそうです。シスターは、自分も夫を亡くした時は悲しかったと同情してくれました。そんなシスターを立ち直らせてくれたのは神父の言葉だったそうです👍。
思いっきり不幸を吸い込んで、吐く息を感謝に変えれば、あなたの人生はやがて光り輝くでしょう🌹
シスターはヘルパーさんに、すぐには難しいかもしれないけれど一緒に頑張ろうと言ってくれたそうです。ずっと一緒にいると約束してくれたシスターが認知症になった時、ヘルパーさんは、今度は自分が世話をしようと決めたのだそうです💏。
魂のステージ
雫はマドンナからこの話を聞いて、おやつはいい、おやつは温かい気持ちになれる、と語りました。マドンナも、おやつは心の栄養で人生のご褒美だと答えます。おやつがあることで人生が豊かになります💝。
雫はこれに同意した後、死んだら次の何かになるのか、と尋ねました。マドンナは「新たなステージ」へ行くのだと答えます。「魂のステージ🍀」と申しましょうか。
ステージ4を宣告されて絶望の淵に落とされた次は「魂のステージ」へ行くとは、なんと素敵な考え方でしょうか。
これに勇気を得た雫は翌朝、車椅子に乗せてもらってキッチンにやってきました。もうそろそろだと思うから、最後の挨拶にきたと語ります。今まで、ありがとうございました雫が礼を言うと、皆は、こちらこそわざわざありがとう、ありがとね、と次々声をかけました。ありがとう💐。
その後雫は田陽地を呼んで「お願い」をします。まだ死ぬのが少し不安だから、その時の「お楽しみ」を作っておきたいと語ります。雫が死ぬ時に、明日葉畑で六花と一緒に手を振ってほしいというのです。私も空から振り返すので🌿。田陽地は、分かりました、と約束してくれました💜。
その夜、マドンナが雫の部屋を訪れた時、雫は本当に辛そうにしていました。「あれ、食べたいです。マドンナさんのすばらしいもの」マドンナは「蘇」だと察してすぐに作りにいきます💨。その間の雫のケアは六花に託しました。六花、お願いね。
まとめ
今回雫は何度も夢を見ていたらしく、そこで「カレー鍋」を倒したのは自分じゃないと言い訳したり、「大浦先輩」への恋の告白をしたりしていました。これらも最後に明らかになるのでしょうか。最終回には田中麗奈さんの姿も見えたようでしたが?
雫が望んだ通り、坂口家では、皆が何もなかったかのように仲良く暮らしていたのもちょっと胸が痛みました。皆からいつでもよく見える場所にあの絵が飾ってあったのですから、それ以上何も望むべくもないのでしょうが、やっぱり悲しかったですよ😿。
まいったな