拾われた男　ネタバレと感想　第１話　俳優になりたい

こん

2022/06/27

松尾諭さん原作、仲野太賀さん主演のドラマ【拾われた男】も覗いてみました。こう言ってはなんですが、仲野さん、松尾さんによく似ていましたね〜役作りで少し太られたりなさったのかな😁。

内容はまだよく分からないけれど、キャスティングが充実しているので、今後も期待できそうです👍。以下簡単なネタバレです。

脇役の人生

ドラマの撮影現場にいた松尾諭（団子兵衛＠蛍草～菜々の剣）を、どうやら編集者らしい芥川マリ（夏帆〜清水りん＠いだてん～東京オリムピック噺～）が訪ねてきました。芥川は松尾の書いた自叙伝小説を読んですっかり感激したのだそうです😍。これ、面白かったです！連載しませんか😁？松尾の共演者らしい有村架純（中浜里穂子＠コントが始まる）は、松尾が本を書いたと聞いて驚きました。すご〜い。朝ドラみたい！😲

松尾は、自分のような脇役俳優の人生など面白くないだろうと謙遜します。でも芥川は「見た目も冴えないのに強運の持ち主」だと絶賛？しました。松尾は、確かに「縁」に恵まれてはいた、と答えます。ひとさまに拾われてここまで来たようなもんだ。実際松尾は幼い頃、母親から川の土手で拾ったと言われたそうです💦。芥川はこれでピンときました。本のタイトル「拾われた男」にしませんか？😎

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拾われた男

ここからは「すっごい実話！」をもとにしたフィクションです。主人公は松戸諭（仲野太賀〜小山内蒼介#家族募集します）。諭は高校生の頃、同じ団地に住んでいた親友の杉田（大東駿介〜池上繁之＠路～ルウ～台湾エクスプレス）の父親を真似て個人タクシーの運転手になるのが夢でした🐵。でも杉田は、タクシーの運転手など見た目ほど楽ではないと語り、自分は高校を辞めてモデルになると豪語します。

諭はまた兄の武志（草彅剛〜一ノ瀬浩一＠嘘の戦争）の真似をしてラグビーを始めましたが、これも兄と比べられて面白くなかったらしい。諭はかなりのブラコンなのです😓。

それがある時、初めてみた「生の演劇」に感動し、ようやく「夢」を見つけました。これやりたい！役者になりたい！！😍

そうは言っても、どうやったら役者になれるのか分からず、数年遊び呆けたあと、とあるおねえさん〜関西を代表する某人気劇団の事務員さんから「東京へ行き」と勧められて、早速東京に行くことにしました。その頃は武志も就職せず「ハリウッドへ行く」などとうそぶいていたそうです。

父の平造（風間杜夫〜生島誠＠日本沈没ー希望の人）は黙って家族恒例の「太巻き」を食べ始めましたが、祖母の晴子（末成映薫）や母のきく（石野真子〜村井恵子＠アライブ-がん専門医のカルテ）は、諭が「デ・ニーロや杉良太郎（🤣）」になれるよう祈ってくれたそうです。でも諭は、この家族や太巻きにうんざりしていたらしい。

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憧れの東京で

東京では、まず、杉田を頼って北青山に行きました。杉田は女の子と同棲していて、諭も一緒に住もうと誘います。家賃が12万もするので３人で割ってひとり４万にしたかったらしい。でもその女の子もすぐに出て行って、結局は半額負担することになるのですが💦。

住むところが決まったので、諭は早速あちこちの劇団に応募しようとしました。が、ほとんどの劇団の募集は既に年内で終わっていたそうです。唯一募集していたのは「東京乾電池」だけでした。諭は早速下北沢に出かけていきます。トイレでは、結成メンバーのひとりの柄本明（芦屋賢三＠未来への10カウント）に遭遇しました。諭はすっかり興奮します。柄本明の弟子は悪くない！😍

その後、諭は道端で航空券を拾いました。諭自身はネコババしようとしましたが、杉田が警察に届けるよう命じます。諭は渋々警察に届けたものの、しっかり「礼を望む😈」にチェックを入れてきました😂。それですぐに落とし主が連絡をしてきます。その落とし主が、なんとなんと、芸能事務所「FMC」（ファッションモデルカンパニー）の代表、山村ひろ子（薬師丸ひろ子〜関内光子＠エール）でした。

山村は、諭が役者志望だと知ると、目を輝かせます😍。どうやら山村は「芝居」が大好きらしく、こうした「馬の骨」を拾うのが趣味らしいのです💦。諭は、案の定、東京乾電池の試験には不合格でした。そこで早速山村に連絡をすると、山村は「FMC」で働くよう促します。ここから運命の扉が開くのよ😁！こうして、モデルたちに混じって、諭の俳優人生がスタートしました。