君と世界が終わる日に ネタバレと感想 第4話 黒幕は首藤
竹内涼真さん主演のドラマ、【君と世界が終わる日に】の第4話を視聴しました。これもミステリー要素が強くなって面白くなってまいりましたね
。以下早速ネタバレです
。
黒幕は首藤
自衛隊の駐屯地で起きた銃撃戦はテロリストが始めたと証言したのは、ほかならぬ首藤だったそうです。前回嘘の報告をしたのは三角だと誤解しましたが、三角はあくまでも首藤に命じられて、そのように報告書を「訂正」したのだそうです。首藤は「あの男はテロリストだ」と証言し、その証拠になるはずの防犯カメラの映像を盗んだらしい
。
今回三角はそれに気づいて首藤を激しく非難しました。それであっさり首藤に毒殺されてしまいます
。首藤は、医療の発展という大義のために命をささげてくれて感謝する、とうそぶきました
。
この場合の「あの男」は殺された本郷なのか、それとも、来美との関係を知った上で間宮あらため響を指したのか、イマイチ不明でしたが、おそらくは後者と思われます。首藤は響とも深い因縁があったようなのです。
響の過去
響の母が亡くなったことは前回明かされましたが、どうやらその主治医が首藤だったようなのです。確か響は、母が治験を受けていたと語っていましたよね。もしかしたらそこでも「実験対象」にされたのかもしれません。
そして母亡き後、今度は父親も響を一人残して家を出ていったそうです。その時父は、必ず戻ってくると約束し、響は今でもそれを信じているのだとか。そして来美はそんな響が大好きなのだそうです
。
刀集団の秘密
その来美は、そうとは知らずに、自衛隊とともに響のいるショッピングモールにやってきました。そこで来美は医療用具を見られて刀集団に捕まってしまいます。集団のひとりに怪我人がいて、彼を治してほしかったようです。
その男性の話から、刀集団の正体が明らかになりました。彼らは一番最初に「感染」が疑われた人々で「横須賀市内の研究所」に隔離されたのだそう。中には本当に感染していた人もいたそうですが、そのほとんどはゴーレムではなかったのに、それが分かってからも、そして本当の感染が広がって避難指示が出た後も、彼らは解放されなかったのだとか
。
「どっかのエライ人たち」は彼らを病原菌扱いしたことを謝りもせず、この事実を隠蔽しました。彼らは「おぞましい感染者」として世間から見捨てられたそうです。
それを助けてくれたのがリーダーの坪井(小久保寿人)だそうです。坪井は地元の有力者の息子だったらしく、皆は「坪井の坊ちゃん」と呼んでいました。その坪井も感染の疑いを掛けられた一人だそうです。
状況さえ変われば誰もがあっさり裏切る。それが世の中のデフォルトなんですよ。
そう言いながらも坪井は仲間を裏切っていません。口では悪ぶっていても、誰一人として見捨てようとしないのです。響もそれに気づいていました
。
信頼の絆
坪井は最後まで響を信じてくれませんでしたが、響の仲間は別でした。響は刀集団に呼ばれて発電機を直しに行くのですが、必ず戻ってくると信じています。もちろん響もそのつもりで逃げ出しましたが、刀集団、特に中越は「響は裏切って逃げた」と嘲りました
。
一方の響は何とかして坪井を説得し、力を合わせて皆で横浜へ逃げようと訴えます。でも坪井の口ぶりだと、どうやら横浜も安全ではないようでしたね
。
そこへ自衛隊がやってきました。自衛隊の目的は来美の救出とテロリストの殺害です。その来美は、お約束のニアミスで、響とはすれ違ってばかりいますが、響が逃げる時に落とした指輪を見つけ、そこに響がいたことには気づきました
。
一方の坪井は決して自衛隊を信じず、監禁していたゴーレムを解放して、時間を稼ごうとします。
その頃響は中越の恋人だというゴーレムに襲われかけて、彼女の話が半分は真実だったと聞かされていました。中越は、彼女を待つためにゴーレムになった彼をどうしても見捨てられなかったのだそうです。中越は彼のもとに残ると言い張り、響に「ゴーレムは火に弱い」と教えてくれました。
響は彼を縛り上げて仲間の元に走ります。ゴーレムたちは敵味方の見境なく襲ってきました。響は松明をかざして仲間を救い出します。そして中越は、一緒に居られて幸せだと、恋人に噛まれる道を選びました
。
自衛隊を見て、本郷が殺された無念を思い出した等々力は、弓を抜いて自衛隊のひとりを射殺します。その青年は来美に「家族」の話をしていた心優しい青年だったのに。自衛隊では、彼を殺したのは「背の高い響」だと誤解されてしまいました。
決断
響が等々力を非難すると、等々力は逆に響とはやっていけないとブチ切れます。そして仲間にも響とは縁を切るよう訴えました
。
絶望した響は自分が去ると出ていきます。ゴーレムが襲ってくるのも構わず座り込んでいると、そこへミンジュンがやってきました
。俺は響と行く。響は、日本に来てできた初めての友達だから
。
これに、等々力を除く皆が続きました。皆、響の真心を分かってくれていたのです
。
皆に去られた等々力は、せっかく来美が掲示板に残していった響へのメッセージに気づいて密かにこれを剥ぎ取りました。
感想
等々力め、まったく陰険なやっちゃなああ。人を裏切るのはおのれやんけ。また麒麟がくるではせっかく善人として終われたのに、ここでは思いっきり怪しい役ですね~滝藤さん
。響の父親も殺したんでない?
。続きもとっても楽しみです
。