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大豆田とわ子と三人の元夫 感想とネタバレ 第6話 突然の別れ

坂元裕二脚本、松たか子さん主演のラブコメディ、【大豆田とわ子と三人の元夫】の6話を視聴しました。こう見えておばさんはめちゃ気が短いので、こうしたドラマを2度見ることはまずないのだけれど、今回ばかりは2回~リアタイと録画を、しかも通常モードで見ちゃいました(普段は1.5倍速で見る)。そこまでしてもまだ、この回はいったい何が言いたかったのか~イマイチよく分かりません。でもまあ、分からないなりに一応の感想をまとめてみますね。まずはここから

捨てられて正解

三人の元夫の「訳ありな彼女たち」が、成り行き上、とわ子のマンションにやってきて、今彼たちを言いたい放題やっつけました。成り行きというのは、支持者から、料理をしない男は時代錯誤と指摘されたとわ子の父の旺介が中村に電話をし、餃子パーティーをするから、できるだけたくさんの人を集めてこい、と命じたのが発端です。

自分の相手のことすらよく知りもしないのに、ほとんど初対面の相手をこき下ろすあの図々しさは「姦しい」そのものでしたね(女が3人揃う)。特におばさんは、ここでは中村が一番苦手だけど、そんな中村のことですら庇いたくなりましたよ。毎日「行ってらっしゃい」と「お帰りなさい」を言っていただけで、中村のこと100%分かったような顔をするな、って言いたくなりました。しかもですよ、そこはビジネスホテルなんでしょ?ビジネスホテルに長期滞在している人間が他人との交流を求めてないことぐらい分からんかな

また女優も腹立たしかったですね~。これまでさんざん鹿太郎のことを振り回しておいて、ようやく好きになりかけたのに逃げの姿勢に入った、なんて、これまでの自分の行動を胸に手を当ててよ~く反省してみろって話でやんすよよくもそんなことが言えたな( `ー´)ノ。あんだけ利用されてたら、イイ大人なら誰だって身構えて当然でしょ。いくら鹿太郎だって、そうそう何度も傷つきたくないですからね。

そしてコイツ(名前すら覚えたくない)は言わずもがな。最後の最後に来て、自分はイイ女だ、とのアピール三昧には怒りを通り越して呆れましたね~。もちろんあれは、もうフラれたと分かっていて、それでも最後になけなしのプライドでああ言っただろうことは想像がつくけれど、言えば言うほど腹立たしい。優しい八作は、最後の最後までコイツを思いやって「あの時付き合っておけば、と後になってすごく悔やむよ」なんて付き合っていましたが、んなこと言わなくたって良かったんだ。親友との仲を裂いておいて「イイ女」が聞いて呆れるわこのク〇女がっ!

そんな訳で、おばさんは、3人の元夫はこんな女たちにはフラれて上等だ、と納得したのでありました。確かに元夫も欠点だらけの人間だけれど、中村が感謝していたように、それなりに連れ添って離婚までしたとわ子ですら、それぞれの傷口をえぐるようなことはしなかったのですからね。それが最低限の礼儀でしょうYO

と罵詈雑言はそれぐらいにして、次は衝撃のこの展開です

かごめの死

八作は、バ〇女と別れて店に戻った時、着信に気づきました。どうやらとわ子からだったようで、それを見た八作は一瞬呆然とした後すぐに自転車を飛ばします。最初にコンビニによってストローとホッチキスを買い、ふと目に入った靴下も買いました。その後駆け付けたのは病院です。なんとなんと、かごめが心筋梗塞で亡くなったのだそうです!?

病院には既にとわ子と唄が来ていて、とわ子は、かごめが最後に語っていたパーカーの紐を通すために、八作に買い物を頼んだのでした。なんとか紐を通し終えたとわ子は、ここで待っているように言われたのに、とそわそわします。看護師が遺体を整えてくれていたのですね。八作は黙ってとわ子の手を握りました

とわ子は、かごめが実家での葬式を望んでいなかったことは知っていたものの、さすがにその願いは叶えられませんでしたが、なんとか世話役として潜り込むことには成功しました。できるだけ「かごめっぽく」なるよう、花の担当を勝ち取ります。音楽も、かごめが好きだった音楽をなんとか思い出してレコードを手に入れました(のかな)。

きつくなった喪服を無理やり着て臨んだ葬儀はピッカピカの晴天だったそうです。とわ子は、自分の葬式などどうせ雨降りだと文句を言っていたかごめに「ざまあ見ろ」と心の中で毒づきました。法要の会食でも皆に気を配り、粛々と己の務めを果たしていたとわ子でしたが、最後に霊柩車が出発する時は、思わず「かごめっ!と叫ばずにいられません

その後は会社に出て会議に出席し、なんとかフツーにふるまいました。その夜はかごめのアパートへ立ち寄り、ありあわせの食材で作った食事を食べながら、かごめが描いた空野みじんこの漫画を読み、在りし日のかごめの姿を思い出します。なんとかごめは、だしの素を温泉の素と間違えて風呂に入れたのだそうです。かごめからはその時しっかり出汁の匂いがしたそうです

とわ子は帰宅する途中で、空野みじんこの漫画を投稿しました。帰宅するとまたお腹が空いたので、ちょっとわさびを多めに入れたお茶漬けを食べたそうです

そして1年後、相変わらず、人とはちょっとずれてラジオ体操を行っていたとわ子は、隣の男(オダギリジョー)と目があいました。どーもー

どうしても逆になる

しろくまの危機

とわ子は、かごめの訃報を知る前、あのいけ好かない取引相手に会っていたはずでした。後に六坊が語ったところによると、交渉は決裂したそうです。でもとわ子は会社に何の連絡も入れなかったので、社員たちは必死で予算を削っていました。とわ子はかごめの葬儀の後、何食わぬ顔で会議に出ていましたが、あの件はどうなったのでしょうか

感想

かごめが遺産を寄付したのは、自分の最期が近いと薄々分かっていたのでしょうか。だからこそ、今さら空野みじんこの漫画を、それも自分一人で完成させようとしたのでしょうか。とわ子は「ひとりで逝かせちゃった」と悔やんでいましたが、その無念さは八作の方が強いですよね。なにせ「あんなこと」をしている間に、長年恋をしていたかごめは一人で逝ってしまったのですから。もうね、たとえどこかで「あの女」に会っても、顔すら分からないでいい=気づかないでほしいわフリじゃなくてホントに気づかなくていいから( `ー´)ノ

Towako’s Diary - from ”大豆田とわ子と三人の元夫”[CD] / TVサントラ (音楽: 坂東祐大)
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