大豆田とわ子と三人の元夫 感想とネタバレ 第7話 新しい出会い

坂元裕二脚本、松たか子さん主演のラブコメディ、【大豆田とわ子と三人の元夫】の7話を視聴しました。前回もやっとしていたことがまずまず解決されていたのは何よりでしたね。それに〜新しいあの男はなかなか魅力的ですよ、やはり。これは「強敵あらわる」ですね。以下早速ネタバレです大豆田とわ子と三人の元夫のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

唄の独立

独立とは言っても祖父との同居です。唄は、進学した高校が自宅から遠く、祖父の家から近いと言う理由から、そちらに引っ越すことになりました。とわ子はなんとかしてこれを阻止しようと、小さな嫌がらせを繰り返しますが、唄は、トワ子と別れるのは寂しいけれど、それが自分のためなのだと説明します。トワ子といると「ママに甘えた子」になってしまうと危惧したのだそうです。私はもっと自分に厳しくありたい。自立したいと思うのは、ママがちゃんと育ててくれたからだよ。とわ子はもう何も言えません

それからとわ子はせっかくの一人暮らしだから「丁寧な暮らし」をしようと試みました。匿名でSNSを始め、スマホでペットも飼ってみます。誰もいないので気ままにリビングで寝ることが増えました。自分を甘やかすって時には大事、と自分に言い聞かせます。

喪失感

でもそれは自分への弁明にしか過ぎませんでした。とわ子は1年前に失ったかごめへの喪失感でいっぱいだったのです。でも、そのかごめから「あんたは大丈夫。普通に上手に生きていける」と言われたことからも、毎日上手に生きようとしていました。はたから見て変わったことといえば、会う人ごとの健康を気遣っていることぐらい。大丈夫?ちゃんと寝てる?食べてる??それは、健康だと思い込んでいたかごめを急に失ったからにほかなりません

買収の危機

その一方で、会社は買収の危機に瀕していました。1年前の契約破棄がそのまま負債として残ったからだそうです。なんとかして会社を残そうとした松林カレン(高橋メアリージュン〜高橋麻美@オー!マイ・ボス!恋は別冊で)は、その愛社精神から、外資の買収話を水面下で進めました。とわ子は松林を停職処分にしようとしますが、松林は、会社は辞めないと豪語します。すべては社長の責任だ。亡くなった「ご友人」のためにも、もっと頑張って欲しかったのに。彼女がやり残した分も

とわ子はそんな松林のことも心配して入浴剤をプレゼントします。それとこれとは別だよ。ぽかぽかは別だよ

元夫たちの反応

鹿太郎

鹿太郎はとわ子を心配していましたが、彼にできることは、中村相手に「心配だ」とこぼすことと「クロワッサン」を買ってくることだけでした。とわ子はクロワッサンが好きなのですね。でも前社長の息子の城久間悠介(しろくまゆうすけ〜平埜生成、徳川信康@おんな城主直虎)はとわ子に、クロワッサンをこぼすと運気が逃げると注意して、とわ子を固まらせていましたこれまでどんだけ運気が逃げたの?!( ;∀;)

中村

特筆すべきは中村です。中村はしろくまに企業買収の話があると耳にすると即、過去に自分が扱った資料を集め、お寿司を手土産にやってきました。いや、死んだ魚とか言うことないから。とわ子も、意外な優しさに「裏」があるのではないかと疑ったほどです。これって新しい意地悪?

中村は、お土産も雑談も嫌いだけれど、好きな人とのそれは嬉しいし楽しいと語ります。誰かと一緒にいるのは鬱陶しいけど、好きな人と一緒に暮らすのは悪くなかった。君は今僕のことをどう思ってる?という問いにとわ子は「元気でいてほしい」とだけ伝えます。健康が一番だよ

八作

とわ子と同じくらいかごめの死に打ちのめされた八作は、傷心旅行に出かけました。行き先は北海道で、とわ子への土産に松前漬けと唄への入学祝いを買ってきてくれます。八作は、とわ子が一人で寂しがっているのを見抜いていて、入学祝いはとわ子の家に送るから、それを持って唄に会いに行けばいいと勧めてくれました。何か理由がないと会いに行けないとわ子の性格も熟知しているのですね

元気?〜とわ子がそう聞いた時、八作は黙って悲しげな笑みを浮かべていたように、とわ子もまた、同じように八作に尋ねられると無言でかすかな笑みを浮かべました。ごめんね。ごめんね。おやすみ。おやすみ。

その頃、二人が会っているとは知らない鹿太郎と中村も帰路についています。鹿太郎は「何でだろうねえ。何で人間って何歳になっても寂しくなっちゃうんだろうね~」と大声を張り上げました。

謎の男

公園で出会った謎の男(オダギリジョー〜五百旗頭敬@重版出来!)は、謎の数式を持ち歩いていました。その後偶然バスの中で出会った時も、同乗者の行動を計算しているようです。

とわ子も数学は好きな方らしく、男のしていることを察すると、自分もまたノートと筆記用具を取り出して同じ計算を始めました。そんなことをしていたために乗り過ごしたことに気づいて慌てて降りたら、せっかく買ってきたパンをバスの中に忘れたことに気づきます。とわ子は八作のお土産を唄に届けた帰りだったのです。

忘れ物をしたと聞いた男は猛ダッシュしてバスを追いかけてくれました。しかもちゃんとパンを取り戻して帰ってきます。とわ子は男にパンをお裾分けし、バスの中の計算の話を持ちかけました。男はよほど数学が好きと見えて、どんどん話が膨らんで行きます。男自身、それに気づいて謝ると、とわ子は、自分の好きなことを話す人間の話は面白いととりなしました。すると男はとわ子に、とわ子の好きなことを尋ねます

かごめの存在

とわ子は色々話しているうちに「かごめ」の名前を出しました。かごめはとわ子にとって「この人のために頑張ろうと思える相手だったのだそうです。かごめが見ててくれるから頑張ろうかな、とわ子はいつもそう思っていたのです。それが突然いなくなってしまった〜とわ子は幼い頃マジックショーを見た時のことを思い出したそうです。手品師が消したハンカチはどこに行っちゃったんだろうか。あのハンカチは今頃一人で寂しくないのかな

とわ子は涙が止まりません。あいつどこへ行っちゃったんだろう。時々忘れてへらへら笑っている時、あ、今あいつのこと忘れちゃってた、また独りにさせちゃった、と後悔する。誰にも話せないし、すごく孤独だ。こんなんだったら、そっちに行ってあげたいよ、って思う。いっそ大人にならなくてよかった。ずっとあのままでよかった

でも謎の男はそうではないのだと説明します。

時間は過ぎゆくものではなく、別のところにあるものだ。人間は現在だけを生きるのではなく、その時その時を懸命に生きている。だから過去は過ぎ去ったものではない。過去に彼女が笑っていたなら、今も彼女は笑っている。いつだって気持ちを伝えることができる。人生には幸せな結末も悲しい結末もやり残したこともない。あるのは、その人がどう言う人だったか、ってだけ。

だから人生には2つのルールがある。亡くなった人を不幸だと思ってはならない。生きてる人は幸せを目指さなければならない。人は人生を楽しんでいい。

そんな「素敵な男」だった謎の男の正体が最後に明らかになります。なんと男は、しろくまハウジングを買収しようとしている外資系ファンド・マディソンパートナーズ責任者で"企業買収の悪魔"と恐れられている小鳥遊大史(たかなし・ひろし)だったのだそうです!?当然しろくまハウジングでは「コストカット=リストラが大前提となります。

とわ子はまた公園で小鳥遊に会うんだけれど、敵対的買収を仕掛けてきた彼を敵視します気軽に話しかけてくるなんてどういうつもり?。それなのに小鳥遊は、仕事とプライベートは別だと語り、とわ子に親しげに語りかけてきました。果たしてとわ子の運命やいかに?やめとけ〜

感想

確かに仕事とプライベートは別だろうけど、あまりにも極端過ぎるのは良くないような気がしますよね。来週の放送も楽しみですね

Towako’s Diary - from ”大豆田とわ子と三人の元夫”[CD] / TVサントラ (音楽: 坂東祐大)
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