大豆田とわ子と三人の元夫 最終回 感想とネタバレ 日常の延長にある非日常が楽しかった
坂元裕二氏脚本、松たか子さん主演のラブコメディ、【大豆田とわ子と三人の元夫】の最終回を視聴しました🎶。多分このドラマに何らかの「意味」を持たせようとすると、それが何なのか分からなくなる気がするんだけど💦、そうやって型に嵌めるんじゃなくて、ありのままを見ようとした時に、あ〜そうか〜なるほどね〜などと色々見えてきた気がしたおばさんです😼。ま、あくまでも「気がした」だけですが🐒。
以下最終回のネタバレです。
結婚詐欺
いや〜何と言っても衝撃的だったのはコレですよ😱。なんととわ子は結婚詐欺に遭いかけていたのだそうですよ😁。1話に出てきた御手洗健正(斎藤工)は「船長」の肩書きで女性を騙す詐欺師だったのだそうです🤣。とわ子も船長の帽子をかぶらせてもらって得意そうに手を挙げていた姿がネットにアップされていました😨。これに気づいたのは六坊だけで、他の社員たちが「こんなのに騙されて」と笑っているのを止めてくれたのには感動しました😻。人として最低な行いですよ😠。
これに引っ掛けて、とわ子は今回幼馴染=甘勝と再会します。しかも甘勝は「初恋の人」なのだそうです💖。この甘勝はヘリコプターの操縦士だそうで、その帽子をとわ子にかぶらせてくれました🤣。出発!〜とわ子はまたしても右手を高く突き上げてしまうのです。3人の元夫たちが彼女を放って置けない気持ちがわかります😎。でも甘勝は、昔も今も、とわ子が好みじゃなかったらしい😁。
唄の逡巡
唄が大学進学を止めたという話は聞いていましたが、それどころか今は「西園寺」という医大志望の彼氏の世話をしているそうです😨。「良き妻」になるための練習だそうで、宿題から買い物まで一手に引き受けているらしい😱。怒ったとわ子は西園寺を電話で怒鳴りつけました💢。落ちてしまえ!大学、全部落ちてしまえ!😡(👍)
唄はカンカンになって怒ります。まだ16だよ?私が徐々に教育していけば済む話だよ?!😡(いや済まないって😵)
とわ子はそう言われて反省し、謝罪のプロの鹿太郎から「正式な謝罪の仕方」を教わって謝りに行くのだけれど🐒、この西園寺がまた最強イヤなやつだったため、結局はまた同じことを言って帰ってきてしまいます🤣。落ちてしまえ!
唄は、唄が今生きている社会に希望を抱けないでいるらしいのです💦。唄が医者を目指すきっかけとなった女医は、苛めにあって医者を辞めてしまったらしく、唄自身、そんな意地悪な社会で切磋琢磨するよりは、早く家庭に入って夫を支えた方が得策だ、と考えたらしい😔。あ〜あの母を見てそう思ったのか😥。何せとわ子は小学生の書初めで「一匹オオカミ」という言葉を選んでいたらしいですからね。まさに「一本道」(👍)かつ「反面教師」だったのでしょうか🤔。
祖母の後押し
そんな時、とわ子は偶然、母「つき子」の書いたラブレターを発見しました🙄。それは既に唄も見つけていたらしく、唄は「つき子の恋人に会いに行こう」ととわ子を誘います。相手の名前は「國村真」と言うそうで、つき子は手紙の中でその相手を「マー」と呼んでいました。ふたりはてっきり相手はかなりの老人だと思い込みましたが、実際に会ってみたら、老人は老人でも女性(風吹ジュン〜白岡よの@あさが来た)だったのには驚きました😲。
このマーがまたいかにもかごめにそっくりでしたね🌹。唄が「つき子の恋人だったのか」と尋ねると、素直にそう言える時代が来たのか、と微笑みました。素敵だね。今の子はそうなんだね。
手紙にはまた、マーを選ばずに夫と娘を選んでしまった、といかにもそれを後悔するかのように書かれていたため、とわ子は、母はなぜそうしたのか、と尋ねます😕。するとマーは、はっと気づいたようにとわ子を安心させてくれました👍。あなた不安だったのね?大丈夫だよ、つき子はあなたのことも夫のことも愛していたわ。愚痴は言ってたけどちゃんと大事に思ってた。娘と家族を愛している人だった🍀。
それでも人間に矛盾はつきものだと語るマーなのです。誰だって心に穴を持って生まれてきて、それを埋めるためにじたばたして生きている。愛を守りたい。恋に溺れたい、いろんな感情が一人の中にあって、そのどれも嘘ではない。最終的に家族を選んだけれど、選んだ方で正解だったのは、とわ子と唄という素敵で可愛い娘や孫がいることで分かる。生涯幸せな家族に恵まれたのだから。よかったんだよ。
とわ子はすっかり嬉しくなってマーに懐きました😻。今度遊びに来ても良いかと意気投合します🎶。
そんな二人を見ていた唄は、帰り道、とわ子に「医者になる」と宣言しました😼。理由を言うのも感想を言われるのも嫌だと前置きされたとわ子は、でも嬉しくて、唄の手を握ります😁。あ〜そこまでは予防線張れなかったね、唄も。やめてよ、やめて😠。
父の愛
その夜とわ子はめずらしく父と時を過ごしました。つき子のラブレターが入っていた宝箱には、かつてとわ子かつき子が行ったらしい映画の半券が入っていたのですが、そのうちの「羊たちの沈黙」がリビングに落ちていたのですよ。それを見た旺介は、俺も一人で観に行った、と言い出しました。すぐに寝ちゃったから羊が出てきたのも分からなかった🐒。
とわ子は、あの映画で寝る人がいるのか、そもそも羊なんか出てこないと突っ込みますが😵、これが多分、旺介vs「つき子&とわ子」の溝〜象徴だったようなのですね。旺介は、つき子を「野球や温泉」には連れていったし、高価なイヤリングも買ってやったが、趣味が悪くて恥ずかしかっただろうと打ち明けました。母さんは野球にも温泉にも興味はなかったし😔。
とわ子はでも「嬉しかったと思うよ」とフォローします👍。すると旺介は、とわ子が自転車に乗れないのも自分のせいだと言い出しました。私が教えなかったから。よその子が乗れるのは父親が教えたからだ。とわ子は「父親してもらった覚えはない」などと文句を言ったことを後悔します😱。いいよ自転車ぐらい乗れなくたって😥。でも旺介の愚痴は止まりません💦。
あなたはすごい、ひとりでそんなに立派になって。
どうやらとわ子が幼い頃、旺介とつき子は家に寄り付かず、とわ子は必然的に「転んでもひとりで起きる子」にならざるを得なかったらしいのですよ。俺が悪いと猛省する父にとわ子は、今は一人でいるけれど、ちゃんと皆に起こしてもらったよ、と説明しました。3人の元夫たちも、お父さんも、言いたくないけど支えになってるよ。自転車なら、今度教えてよ。今更でもいいからさ😏。
その旺介は喋りながら、ちゃんと網戸を直しました👍。そしてそれ以来、とわ子も網戸を直すことができるようになったそうです💖。
元夫でボウリング
とわ子は、またしても家に押しかけてきた3人の夫でボウリングをしました🤣。とわ子が「あなたが好き」と言ってエアボウルすると、男たちが「カーン」と言って倒れ込みます。どうやらハワイに行ったらしい中村は、3人にお揃いの「英字新聞シャツ」をお土産に買ってきました。もちろん自分の分もです😁。
その後とわ子は夢の中で3人にもう一度プロポーズされる夢を見ていたようです。けんかしないで、私のために🎶。でも夫たちがとわ子を愛していたのは事実です👌。大豆田とわ子は最高だよ💖。とわ子は「その人が笑っていてくれたらあとはもう何でもいい」と答えました。私の好きはそういう感じ。
エピローグ
最後には、元夫たちの元カノもそれぞれちょこっと登場しました😅。でも彼女たちを目にしたのは男たちではなくとわ子です😎。そしてそんなとわ子を、男たちはいつまでもいつまでも追いかけていくのでした。おわり😄。
感想
絶対にアダムズファミリーなんて見そうにない旺介という父を持ったとわ子が(アタイは7月に見た😏)、最初に八作を選んだ理由、そしてその八作が、マーみたいなかごめに恋した理由、そしてこれに気づいたとわ子が八作とは一緒にいられなかった理由、その後とわ子が、八作とは真逆でどちらかと言うと旺介よりの鹿太郎と結婚した理由、でもやっぱり続かなくて💦、そうした「感性」の部分で共感し合える中村に血迷ってしまったけれど(😁)、これまたやっぱり続かなかった理由が、大いに納得できた最終回でもありました✌️。3人の中では田中が一番シックリくるけど、でもかごめという天使もいる今、3人(5人?)でいる方が心地良いととわ子が選んだ理由も分かる気がする🤔。ま、あくまでも気がするだけですが🐒。
そんなテキトーなおばさんの感想文に最後までお付き合いくださった皆々様には心より感謝申し上げます💐。コメント欄を閉じていたのは、この手のドラマをご覧になってコメントをくださる方はすっごく熱い方が多くてですね💦、意図せぬところで攻撃されちゃうのがもうめんどくさかったからです😞。ま、思い過ごしかもしれませんけどね。その意味も含めて、なんとか無事に終わってホッとしました😁。またいつかあの4人に会えたら良いですね💖。
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