祈りのカルテ〜ネタバレと感想 第2話 粋な計らいに惚れ惚れ

玉森裕太さん主演の【祈りのカルテ〜研修医の謎解き診察記録】は2話もなかなかよかったですよね。特に椎名桔平さんの粋な計らいには惚れ惚れしちゃいました😍。以下早速ネタバレです祈りのカルテのネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

外科は最後の砦

諏訪野は、次の研修先の外科でますます苦戦を強いられていました💦。外科は完全体育系で、会話のテンポも独特なため、諏訪野はまったくついていけずに、見当違いな返事ばかりして顰蹙を買っています😓。でもそれは、皆に余計な緊張をさせないための冴木の気遣いでもあるらしい👍。

すっかり眉間に皺が寄ってしまった諏訪野を見た立石は、したり顔で、外科に行くと皆そんな顔になると語りました😏。冴木は海外青年協力隊にも参加していらしく、立石と同期とはいえかなり年上だそうですが、その分ベテランで、外科医としてはとても優秀なのだそうです。偉そうだし、顔怖いし、肉ばっか食べさせるけどね😉。

それに、単なるオペ大好き人間なのではなく、患者を一番に思っているらしいことも伝わってきました🌹。手術は患者の体にダメージを与える行為だから、しないにこしたことはないのだというのです。でもオペしなければ救えない命もある。だから外科は最後の砦だ。君もそのつもりでやってくれ🌸。

癌だけど癌じゃない?

そんな冴木が、近藤玄三(伊部雅刀〜安藤友郎@コントが始まる)という初期胃がんの患者の手術をすることになりました。近藤のケースは癌病変が小さく粘膜内に収まっている可能性が高いので、79歳という年齢も考慮して、低侵襲な内視鏡手術をすることにしたそうです。本人はもちろん家族も喜びました。

ところが、この近藤が急に手術はしないと言い出します😵。理由は「これは癌じゃないから」だと言い張りました😔。困った諏訪野は冴木に相談し、冴木は改めて近藤に説明に行きますが、今度は「癌じゃない」の一点張りです。諏訪野は、誰かに民間療法か何かを吹き込まれたに違いないと心配しますが、冴木は「患者のプライバシーに踏み込むな」と注意しました。諏訪野は謝罪しながらも、このまま否定し続けたらどうなるのか、と尋ねます。冴木はキッパリ、俺たちにできることはないと答えました。しかもこのまま癌が進行したら2〜3年で亡くなる可能性が高いというではありませんか😭。

冴木は、患者に何かを強制することはできない、最も適していると考えられる治療を提示するだけだ、と教えます。俺たちはそんなに偉くない。

そうこうしているうちに、近藤はカルテを見せろと言い出しました。同部屋の胆石の患者=若宮悟志(前原滉〜栗木次郎@ユニコーンに乗って)とともに夜中に医局に忍び込んでカルテを盗み見ようとします。若宮は逆に自分が癌だと疑っていたそうです😅。

それが今度は一転して、近藤は、手術を受けると言い出しました🤔。しかも開腹手術を望むそうです。冴木はその意図を図りかねながらも、もう一度家族も交えて説明することにしました。冴木は、内視鏡に比べて開腹手術はリスクが高いと伝えますが、近藤は、リスクなら内視鏡も同じだ、と豪語します。とにかく来週中に手術をしてください!!俺は家族のために腹を切るんだ!!😤

一方で諏訪野は、近藤がロビーで怪しげな男と会っていたのを見て、その男が「民間療法」を勧めているのではないかと疑いました。冴木は、プライバシーには立ち入るなと念を押しますが、諏訪野は放っておけません。病室へ行ってみると、近藤が孫に、大学へ行けと勧めていました。のことなら心配するな。

その後諏訪野は、若宮から、近藤が会って話をしていた男は保険会社のセールスマンだと聞かされました。この男は近藤に、内視鏡手術で取れる粘膜内癌は(保険の規定によると)ガンではないと説明したのだそうです😈。近藤が加入している保険の規定では、悪性腫瘍の場合にのみ保険金がおりることになっているらしい😔。

それで近藤は、開腹手術をしてもらい、胃の一部を摘出して病理検査をしてもらおうとしたのだそうです。孫の大学費用を捻出するために金が必要だったから😭。

冴木は、たとえ開腹しても保険金が受け取れるかどうか分からないと指摘しますが、近藤は、分かってはいるが、それに賭けてみたかったのだと答えました。娘には大変苦労をかけたから、せめて孫に何かしてやりたかったのだそうです。どうせ老い先短い命、これが最後のチャンスだから。

冴木は意気に感じて来週の手術を承諾してくれました。このまま退院させたら危険が高まるから、これは緊急オペの条件を満たしていると豪語します👍。

手術後冴木は近藤と家族に「残念ながら、粘膜の下までがん細胞が達していた」と報告しました。家族はがっかりしましたが、近藤だけはよっしゃー!とガッツポーズをします😅。冴木は家族に、自分の見立てが甘かったと謝罪までして、かつ、粘膜筋板に達していた癌細胞はごくわずかだから、転移の可能性はほとんどない、このオペで完治したと考えて良い🌹、と伝えました。

近藤のガンは、本当に粘膜の下まで進行していたのだろうか?と疑問に思ったのは諏訪野だけじゃありませんよね😁。

こうして諏訪野は、外科もなかなか悪くないと思ったそうです💜。冴木は、患者のプライバシーに踏み込まず、治療のことだけ考えられるなら大歓迎だ、と答えました。でもこれは俺のやり方で、これだけが正解ではない。自分に向いている科で自分のやり方を見つけろ🌸。

諏訪野が次に行くのは産婦人科です

ほか

前回に続き、透析を拒んでいた四十住は、今度は毎日「病院で死ぬ患者」の数を数えていました。四十住曰く、病院で亡くなる人は毎年100万人いるのだそうです。曽根田は公言通り、毎日四十住に会いに行っていましたが、これにどう対処してよいか分かりませんでした。それを救ってくれたのが立石です。立石はふたりを「その日に退院する患者」の元へ連れて行きました💕。

病院で亡くなる患者は確かに100万人いるけれど、元気になって退院していく人はその何十倍もいる。今度からそっちを数えたら?🤗

祈りのカルテ 再会のセラピー
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