未満警察 ネタバレと感想 第3話 エライ、よく頑張った!
中島健人さん&平野紫耀さんW主演の【未満警察~ミッドナイトランナー】は3話も面白かったですね~。この警察未満の子たちの頑張りには目を見張るものがありますよね
。それに比べて大人は何やっとんじゃ!
以下早速ネタバレです。
敢え無く捕まった快と次郎は、天井から鎖で吊るされました。快は意識を取り戻しても何もできませんでしたが、その快から朝のラッパの物真似で起こされた次郎は、ものすご~い腹筋を使って足を天井に踏ん張って鎖を引っぺがします
。いやいやこれはすごかった~!
ふたりはこれで何とかアジトを逃げ出し、交番に駆け込みました。あんなにたくさんいても、交番にいるひとりのおまわりさんが怖いという心理も不思議ですよね
。
警官はふたりの身元を確認しようとします。IDがないと証言すら信用しないというのが、なんともイライラさせられましたね。
あの子たちが監禁されてるんだよ!!それでも警察官か!
憤る次郎を快がなだめて警察学校に連絡してもらいました。それでようやく片野坂と及川、そして柳田が駆け付けてきますが、一緒にアジトに行くと、そこはもうもぬけの殻です。も~当然ですよね
。
及川は、こんなことにいなるまでなぜ何も言わなかった!と二人を怒鳴りましたが、柳田は、通報は確かにしたのだから許してやれ、ととりなしてくれました。そうそう、動かなかったのは警察の方でしょ。
現場には、少女たちが監禁されていた痕跡や麻酔のアンプルがあったことから、柳田と片野坂は奴らが「人身売買の組織」だと断定しました。家出少女を集めて海外に売りとばしているのだそうです。
これは所轄の手には負えず本部預かりになるそうですが、そうなるとすぐに捜査が始まるかどうかは本部の決定に任されるらしい。
誘拐は初動捜査が肝心で、時間が経てば経つほど解決が難しくなる、そう授業で教わった、と快は片野坂に詰め寄りますが、片野坂は、すべては本部が決めることだと相手にしてくれません。
あの二人の方がよっぽど警察官らしいよ~という柳田の言葉ももっともです。どうやら片野坂にはトラウマがあるようでしたね。警察学校の教員はたいてい2年ほどで現場に復帰するらしいのに、片野坂はもう9年も教官をしているのだそうです。
それでも素直な快と次郎は、学校に戻れと言う命令に従うと、今まで以上に訓練に励みました。刃物を持った男の対処の仕方も、誰よりも真剣に聞き入り、自分でも繰り返してやってみます
。特に快は無力を痛感したようで、次郎に特訓を願い出ました。
また柳田は、快が覚えていた犯人の車のナンバーを特定する係を、ぶっきらぼうではありますが、教えてくれました。それでふたりは毎日決まった時間に収穫の有無を尋ねていたようです。その後ついに車が見つかり、犯人が使っているらしい港の倉庫が特定されました。
後は自分たちで調べてね。
係員からそう言われたふたりは船が出る日を調べて倉庫に乗り込むことにします。今度は警棒と手錠、そして防具を、教材に使うと嘘をついて借りだし、外出願は出さずに密かに壁を乗り越えました
。及川が絶対に外出許可を出さないと分かっていたからです。
大人が当てにならないのは分かったから、自分たちで行くしかありませんものね。何せ警察は通報がないと動かないし、たとえ通報があっても被害が表に出なければ、本気にならないようですからね。
ここからのふたりの活躍がまた見事でしたね~。警棒を使って並みいる犯人たちを滅多打ちにした後、最後には柴本を二人がかりで倒しました
。
~何気に犯人や少女たちがこぞってマスクをかけていたのはコロナ対策でしょうか~
柴本に手錠をかけたふたりは、そこでようやく片野坂に連絡をしました。もちろん「退学」を覚悟してのことです。
副校長は、ふたりは「再犯」だからたちが悪い、すぐにも退学させるべきだと主張し、及川は、その「再犯」という言い方には吐き気がすると言いながらも退学には賛成しました
。そこで校長は片野坂の意見を聞きます。片野坂は、市民が窮地に陥った際、真っ先に行動するのが警察官であり、ふたりはその通りにしただけだと庇ってくれました
。ふたりが羨ましくてならないと苦笑もします
。
こうして快と次郎は退学を免れた代わりに、100時間の雑役と社会奉仕活動を命じられました。
それはそれで仕方ない~と思いながらもぼやいていた二人の前に、憧れの美少女=亜未が現れます。亜未に抱き着かれて有頂天になるふたりが可笑しかったですね~
。でもあれはもはや青年ではなく警察官の顔でしたよね
。
「未満警察」は来週の放送も楽しみですね。