ひきこもり先生 ネタバレと感想 第1話 はじまりの一歩
佐藤二朗さん主演のドラマ【ひきこもり先生】を見始めました。主人公が佐藤さんと聞き、似合い過ぎてどうかななどと心配しましたが💦、それは杞憂に終わりました🙏。しっかり似合っていてとっても良かったです👍。以下早速ネタバレです。
上嶋陽平
主人公の上嶋陽平(佐藤二朗〜蟹江秀太朗@ようこそ、わが家へ)は38歳から11年間引きこもり生活を送り、ようやく3年前に部屋から出てきた「ひきこもりサバイバー」なのだそうです。ひきこもった原因は信じていた友人に騙されて多額の借金を背負ったことです。その時上嶋は相手のことよりも自分が許せず、消えてしまいたいと思っていたのだそうです😭。そのせいで、大切な家族を遠ざけてしまいました😔。それでますます自己嫌悪に陥った上嶋は、もはやただ「生きている」だけの存在だったそうです。
そう言いながらも現在は、母の美津子(白石加代子〜バスに乗っていた女性@デート)や近所の頼子(北斗晶)などの協力で「焼き鳥屋」の店主を始めました。でもその焼き鳥はめちゃまずい上に、接客は一切しない、と銘打ってあるのだそう😨。誰が入るねん😅。
ある時上嶋はサポーターの支援を受けて「ひきこもりカレッジ」で講師を務めました🎶。そこで自らの境遇を話したところ、梅谷中学校の校長をしている榊徹三(高橋克典〜織田信秀@麒麟がくる)に目をつけられます😈。榊は今、不登校児を支援するSTEPルームを軌道に乗せるため(≒売名目的👎)、上嶋を非常勤講師に引き抜こうとしたのです。
STEPルーム
ステップルームとは適応指導教室を指し、不登校児童が学校に来やすくなるように設けた特別室だそうで、梅谷中学では、スクールソーシャルワーカーの磯崎藍子(鈴木保奈美〜時岡多恵@35歳の少女)が、担任を無理やり押し付けられた若手の深野祥子(佐久間由衣〜佐久野みゆ@教場)をサポートしていました。
視察に来た教育委員会統括指導室長の西村順子(室井滋〜鰐淵五月@七人の秘書)は部屋に2名しか生徒がいないのを見て、13名中2名しかいないのか💢とはっぱをかけます。榊はこれを受けて、2学期には全員登校させるようにと檄を飛ばしました。磯崎は深野に、登校は無理でも「生きていられる」ようにしたいねと声をかけます。9月1日は子どもたちの自殺が最も多い日なのだそうです😨。深野は身の引き締まる思いでした
。
きっかけ
深野は早速、不登校生徒のひとり、堀田奈々(鈴木梨央〜尾崎香澄@青のSP)の自宅を訪れます。その奈々はたまたま、自殺しようとしていたところを上嶋に見つかって思いとどまっていました👍。奈々はいじめが原因で不登校になったらしいですが、それ以前に、中1の際に、自分が母と不倫相手の間に生まれた子どもだと知って、自分は「生まれてきてはいけない子」で「汚れた子」だと苦しんでいたのだそうです。その手首にはたくさんのリストカットをした痕が残っていました
。
母親は今も家に男を連れ込み、奈々を邪険に扱っていました😡。行き場のない奈々は公園でブランコに乗っていたとkろで上嶋に再会します。上嶋は奈々があの時の子だと察し、辛抱強く接しました👍。その不器用な優しさは、ちゃんと奈々にも伝わります💖。奈々は次第に上嶋を「おじさん」と慕うようになりました🌿。
一方で上嶋は、榊から執拗にスカウトされていました💦。上嶋のサポーターでもある「ひきこもりカレッジ」校長の長嶺幸二(半海一晃〜茂蔵@吉原裏同心)は猛反対します💢。講演ができたのはサポーターの協力があったからだと聞いた榊は、早速、磯崎をサポーターに付けることにしました😎。引きこもりだった焼き鳥屋の主人を不登校児の教師にし、それで不登校児が学校に来たら「美談」になるとほくそ笑みます😔。
でも磯崎は、上嶋が奈々を助けたらしいと知ると、中途半端な気持ちなら止めたほうがいいと釘を刺しました👊。真剣なら非常勤講師になる、なる気がないなら、奈々には一切関わるな!😡
逡巡を超える何か
上嶋は、磯崎の言う通り、奈々から離れようとします💦。奈々はその気持ちを素早く察し、自ら別れを告げました😿。おじさん、話を聞いてくれてありがとう。おじさん、さよなら。元気で。その足でまた橋の上へと走っていく奈々をでも上嶋は放っておくことができません
。実の娘を守れなかった情けない自分に他人を救うことなどできるはずがない、そう何度迷ってみても、心が言うことを聞きません。上嶋は何度も奈々の名前を呼びました。奈々ちゃん、奈々ちゃん
!!でも奈々はその「名前」すら聞きたくないと号泣します。名前も私も全部消えればいい!!消えたらいい
。
奈々ちゃん、奈々ちゃん、奈々ちゃん。奈々は呼ぶなと命じましたが、上嶋は止めませんでした。生きよう。生きよう。生きよう。生きよう。生きよう。生きよう。生きよう。奈々ちゃん、生きよう!上嶋は泣きながら何度もそう繰り返して奈々に近づき抱きしめました🍀。
上嶋の声はこうして奈々の心に届きました👍。上嶋はついに学校へ行くことにします。そんな上嶋をずっと支え続けてきた母の美津子は、辛かったら帰ってきてもよいのだと言って送り出しました。でも、多分、そうは言ってられませんよね。磯崎が言ったように、上嶋は大人で、その引きこもりは「過去」だけれど、奈々たちは子どもでまさに今助けを必要としているのですから。
その磯崎は上嶋の後ろ姿を見守りながら、その上嶋の一歩が子どもたちの一歩になるようにと心の底から祈りました🙏。9月2日、STEPルームには7名の子どもたちが顔を出してくれたそうです。その中に奈々の顔はなかったようですが、深野は来れなかった残り6名にも自宅に電話をしてその無事を確かめています👍。
感想
大人の自分でさえ辛かったのに、まだあどけなさの残る奈々が自分ではどうしようもない苦しみで押し潰されそうになっている〜自分の辛さなど忘れて、懸命に奈々に呼びかける上嶋の必死な姿が胸を打ちました😿。また上嶋は花好きらしく、登校時には鉢植えを手にしています。いや〜マリーゴールドの香りが分かるなんて、かなりの通ですよ😏。「ひきこもり先生」のこれからの奮闘が楽しみです💖。
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