ひきこもり先生 ネタバレと感想 第3話 担任の態度に唖然
佐藤二朗さん主演のドラマ【ひきこもり先生】の3話「いじめの法則」を視聴しました。ようやく上嶋が馴染んで楽しくなってきた反面、普通クラスの担任の態度には唖然としてしまいました😵。いや、苛めを見て見ぬふりするというのは聞いたことがあるし、容易に想像はつくものの、まさかこれを利用するとは?!😨以下早速ネタバレです。
ヤキトリ
STEPルームに、ようやく奈々が来てくれました💖。奈々は上嶋を「ヤキトリ!」と呼び捨てにします😁。でも上嶋はそう呼ばれるのもまったく気にせず、むしろ心から嬉しそうにしていました😇。登校したとは言えまだ堅苦しい話に馴染めずにいる奈々は、上嶋がニコニコしながら奈々を見ていることにホッとして「ヤキトリ、にやけすぎ」などと助けを求めます。深野はこれを「威厳がない」とか「情けない」などと感じたようですが、磯崎は、奈々はよほど上嶋を気に入ったに違いないと喜んでいました👍。
また上嶋は他の生徒たちにも溶け込んでいます🎶。彼の立場は「教師」だけれど、上嶋はそう思ってはおらず、彼らの友達として振る舞う、あるいは彼らを一個人として尊敬しているように思えました。それで不登校児たちも安心して=自信を持って話すことができるのですね👌。これはYODA君(依田浩二〜玉置玲央、内海大樹@サギデカ)に対しても同じなのです🌹。
その後、征二もやってきました。上嶋は彼も温かく迎え入れます。その日、征二は昼食を持参してきませんでしたが、深野はそこまで気が回らないらしく〜何せ自分もカップ麺を食べてましたし😔、上嶋が自分のおにぎりを差し出します🍙。征二は素直にありがとうと受け取りました。
痛みを分かち合える友
STEPルームには松山ちひろ(住田萌乃)という中1の女の子も来ていました。ちひろの母親は、奈々曰く「マジすごい」そうです😈。昔風にいうと教育ママごんですね😁。おとなしいちひろはそんな母親が怖くてますます縮こまっていましたが、奈々は気さくに話しかけます👍。私のママもマジすごいよ。奈々は教室に置いてあったピアノをめちゃくちゃに弾いて溜まった鬱憤を吐き出します💢。ママなんか大嫌い、死んじゃえ!私なんか大嫌い、死んじゃえっ!!😡
奈々とは違い、幼い頃からピアノを習っていたというちひろは、唯一ピアノを弾いている時だけが安らげたのだそうです。でも母親から「才能がないから辞めろ」と言われ、ますます「居場所」を無くしていたらしい。ちひろは奈々の叫びを聞きながら、ぼろぼろ涙を流しました。心の傷を共有したふたりはすっかり意気投合します🌿。
スクールカースト
その奈々は、生き物係の伊藤和斗(二宮慶多)を見ると途端に逃げ出します😱。どうやら伊藤はかつて奈々を苛めたことがあるのだそうです。でもそれも、もっと上から命じられて仕方なくしたことでした😔。学校には「スクールカースト」が存在しており、上の者が下の者を苛め、その上下は容易に入れ替わるのだそうです。かつて上もしくは中間に属していた伊藤は今、一番下にいて、皆の標的にされていました。花壇は毎日のように荒らされて、伊藤の教材はいつもその花壇に投げ捨てられています。
伊藤たちの担任の田代恵吾は、この苛めを見て見ぬ振りするどころか、学級運営に「利用」していました👎。上位に属する奥山という生徒に「臭いものには蓋をする」よう仕向けます😤。奥山はスポーツ推薦を受けることになっているそうです。またこの上位には山田弘志(山時聡真〜今井@ここから今は倫理です)という生徒もいて、奥山はこの山田を矢面に出し=隠れ蓑に使っていたように見えました。つまり、一見「苛め」をリードしているのは山田に見えますが、フィクサーは奥山だということです👊。(たぶん)
でも磯崎は奥山に「辛いことがあったらなんでも話してほしい」と声を掛けていました。それで奥山は泣き出してしまうのです。え〜山田と伊藤を見る奥山のあのズルそうな笑み😏は、決して苦しんでいるようには見えませんでしたケド。磯崎は山田が主犯だと見て、そこから突破口を開こうとしているのでしょうか。それとも、苛める側にも実は深い悩みがあるということなのか💦。
一方の上嶋は「苛めは犯罪だ。我が校に犯罪者などいない!」と豪語する校長に猛然と抗議します。これは人間関係のトラブルなどという甘いものではなく「苛め」です!が、校長はこれを笑い飛ばし、伊藤と山田を握手させて幕引きを図ろうとしました🐒。でも上嶋は、苦しむ生徒たちの心に寄り添い、苦しかったら学校など来なくて良い!💢と大声で、何度も叫びます
。
居場所を作る
スクールカーストの存在を知った上嶋は、子ども達に「居場所」を作るため、学校でご飯を炊いておにぎりを作ります🎶。子どもたちも一緒にです。お米を炊いたことがない奈々は、ご飯って洗うんだ!?と驚いていました😼。他の子どもたちも喜んでおにぎりを握ります。できあがった特大のおにぎりは本当に美味しそうで、皆はこれを屋上で車座になって食べました。どの顔にも、これまで見たことのないような笑みが浮かんでいます💏。
その光景を目にした深野は、何も考えずに教師になった、教師になった理由は、一般企業よりマシか、ぐらいの気持ちだったと猛省しました😨。上嶋は深野にもおにぎりを渡します。深野はそれを泣きながら頬張って謝りました。すいません😿。上嶋は「はい」と微笑みます🌺。
ほか
ゆい
上嶋の記事を読んだ娘のゆいは18歳になったそうで、上嶋の店=「うめ」をこっそり覗きに来ました。美津子には時々連絡をとっていたようです。予告によると、どうやら上嶋と会う約束をするようですね💖。
YODA君
上嶋のひきこもりの先輩=YODA君こと依田には憧れの女性がいるようです😼。コンビニでレジをしているビック(フォンチー)という外国人のようですね。上嶋と長嶺はなんとかこの依田のことも外に引っ張り出せたら、と苦心していましたが、彼女のことは知らないようです。
感想
上嶋がごく自然に子ども達に「居場所」を作っていくのがなんとも微笑ましいですよね。これは大人でもそうだけれど、なんでも頭ごなしに押さえつけようとしても反発を招くだけですよ。まずは相手が何を欲しているのかを知る〜上嶋にはその「傾聴」という姿勢が自然と身に付いているのが実に素晴らしいです👍。来週の放送も楽しみです🎶。
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