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ひきこもり先生 最終回 ネタバレと感想 できない言い訳ではなくできる方法を探そう

佐藤二朗さん主演のドラマ【ひきこもり先生】もついに最終回を迎えました。正式は副題は「できる、できる、できる」です。このタイトルの意味は👆のように解釈いたしましたし、せっかく事態が好転したのに感染症がその道を阻んでしまったという無念さはよく理解できたものの、あの最後はちょっとだけ〜不満が残ってしまったおばさんです💦。ま、それは最後にまとめまするね。以下最終回のネタバレですひきこもり先生のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

本当のことが言える場所

上嶋は、子どもたちが不登校になるのは「学校で本音が言えないから」だと分析しました。それで他の教師たちの前でそう話し、学校を「本当のことが言える場所」にしたいと語ります。学校に苛めはある、そう訴える上嶋に、校長は他の教師への圧力で対抗します。苛めがあると思う人は挙手して。でも誰も手を挙げません。そういうことですよ、上嶋先生😎。

それで上嶋は教育委員会にも押しかけていくのですが、個人とは話ができない、学校を通してくれと断られてしまいました。磯崎は、校長は教育長になりたがっているから、事実上の任命権を持つ市長の機嫌を損ねたくない、「いじめゼロ、不登校ゼロ」はその市長のスローガンだ、と教えます。それに対抗するためには(子ども達の)味方になってくれる人がたくさん必要だ、と語りました🌹。

上嶋は早速「味方になります」という段ボールを作って首から下げ、校門で生徒たちに声を掛けました👍。STEPルームの子どもたちは半ば呆れながらも、そう言ってもらえて嬉しかったと喜びます💜。これは実はゆいも遠くから見ていました。磯崎はそのゆいに上嶋はゆいを傷つけたことを後悔して自分を責めているのだと教えます。だから生徒たちのことも一生懸命にならずにはいられないんじゃないかな🍀。

卒業式

もうすぐ卒業式を迎える時期でした。子どもたちは、皆が揃う学校の卒業式には行きたくないと語り、STEPルームの教室で行う卒業式なら出たいと要望します。そしてその後に皆で「卒業旅行」代わりに遊園地に行こうと意見が一致しました。もちろん校長は猛反対です💢。学校は「社会のルール」を学ぶところであり、そのルールを守れないと「引きこもり」になって大事な人を傷つけてしまうのだ、と力説します

子どもたちはこれが上嶋のことだとすぐに察して、校長はひどいと非難しました😡。でも上嶋は校長の言葉は正しいと庇います👌。そして子どもたちに、できればみんなと一緒の卒業式に出てはどうかと勧めました。無理にではないよ。でも、ずっと逃げたままで生きていくわけにはいかないから

援護射撃

依田

それを教えてくれたのは依田でした。依田は長嶺に連れられて梅田に中学へやってきて、自分が引きこもりだったこと、ようやくこれに終止符を打とうと思ったら、余命宣告をされてしまったことを打ち明けたのです。俺だって何かできたはずなんだ!

磯崎

磯崎は教育委員会の西村に会いに来て、榊校長は間違っていると直談判しました。西村は、彼を校長にしたのは自分だと言ってため息をつき、こんなことをしたら仕事がやりにくくなるわよと忠告しますが、磯崎は「子どもたちの苦しみの根っこ」を取り除きたいと言って引き下がりません。なんと彼女は、校長が上嶋を「数と力」で脅した会話を録音していたのです😻。

校長の本音

西村からこれを聞かされた校長は黙らざるをえませんでした😜。STEPルームでの卒業式を許可します。もう今となっては、そんなことはどうでも良かったようですね💦。俺はただ上に行きたかっただけだ。俺は人を育てられるような器じゃないんだよ!😡

上嶋はその言葉を聞いていかにも得心がいったと言う表情で校長に感謝をしました😁。校長先生もずっと苦しかったんですね。本当のことを言ってくれてありがとうございます🎶。

青天の霹靂

それでも上嶋が「普通の卒業式」を勧め、子ども達もようやく納得したというのに、あの事態が起きました😨。コロナ感染による「全国一斉休校」です。教師たちの中には「子どもたちがかわいそうだ」と反対するものもいましたが、校長は「これは命の問題だ」とその声を退けました。磯崎は、満員電車はそのままなのに、子どもたちだけ割りを食うのはおかしいと憤慨しますが、上嶋は沈黙を続けます。

その卒業式の日、子どもたちが学校にやってきました。最初は遊園地に集合したのですが、そこも閉まっていたのです。生徒たちは、慌てて駆けつけてきた深野に、鍵が閉まった校門の前で卒業式をしてほしいと頼みました。深野がこの声に答えて卒業証書を渡していると、校長たちが押しかけてきます。子どもたちは口々に不満をぶつけました💢。

不登校してた時は学校に来いって言ってたのに。今は来るなって変だよね。せっかく学校が楽しいって思えるようになったのに大人は勝手だ!

上嶋は、自分はずっと諦めてきたが、子どもたちは「できる✨」と思ったことを評価します。校長先生、もう諦めるのはやめましょう。子どもたちが教えてくれた。「できる」と思っていい。「できる」を選んでいい。大丈夫、できる!できる!できる!!奈々は、大人たちがまず幸せになってほしい、と訴えました。大人がそんなじゃ子どもはいつまでもしんどいままなんだ!

校長はついに根負けして門を開けさせました💜。

ほか

ゆいが上嶋を許してくれました💖。もう自分のことを許してあげて、責めなくていいから。ゆいはそう言って、自分の卒業式にも来てほしいと語りかけます。私、ちゃんと育ったよ。上嶋は涙が止まりません。ありがとう。ありがとう

感想

冒頭でも触れたように、この「気持ち=精神」はとても大切だとおばさんも思います👍。でもこれは、安倍元総理が最初の緊急事態宣言を発出した時のことですよね。あの時は、このコロナという病気がどれほど恐ろしいものなのか、どうしたら防ぐことができるのか、ということを、世界中がまだよく理解できていませんでしたよね。一部の専門家は「子どもは罹りにくいし重症化しにくい」と明言されていたし、今ならそれが真実だと分かっているけれど、当時は、一国の首相としてそれを鵜呑みにするわけにはいかなかった=「将来のある子どもを真っ先に守らなければいけない」と決断したのは当然だと思います。これを「大人は勝手だ」と言われてもさすがに困りまするよ😓。大人にだって知らないことはあるんですよ。特に危機管理は「やりすぎて悪い」ということはありませんからね。とってもよい作品だったけれど、そこだけはちと不満が残っちゃいました😔。

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