ナイト・ドクター 感想とネタバレ 第9話 心美の一途さが切なかった
波瑠さん主演の医療系ドラマ、【ナイト・ドクター】の9話を視聴しました。あまりの反応に最初は驚いてしまいましたが😱、医者も普通の人間だと言うことなのでしょうかね〜😔。以下早速ネタバレです。
ドナー登録
容体が急変し、緊急オペをした心美は、またしばらく入院することになりました。心美を心配した深澤はそれに合わせて休職することにします。そんな深澤に心美はひどく申し訳なく思ったようで、ドナー登録をしたいと言い出しました。これまで心美はたくさんの人に世話になってきたのに、自分は何も出来ないことが情けなかったのだそうです。でもドナー登録をすれば、死んだ後に他の人を救うことができると知って、気持ちが楽になったのだそう💖。
でも深澤は、心美がドナー登録の話を切り出した途端、ひどく感情的になって怒り出しました😡。「お前の代わりに他の誰かが生きるために」体にメスを入れられるんだぞ!💢
いくら若いとは言え&たった一人の肉親だとは言え、このような価値観の医師がいることには正直申し上げてかなり驚きました😱。しかも深澤は後に、しかも桜庭にこう言ったのです👎。心美が死ぬのを待ってるやつらが大勢いるのかと思うとぞっとすんだよ!
もうね、ここでこのドラマを見るのも止めようと思ったほど、このセリフにはガッカリしました。ドナーのレシピエントになる患者さんたちは、決して、誰かが死ぬのを待っていたりはしませんよ😡。イケズを言うようで申し訳ないけど、もし心美が逆に「移植」を待つ身だったら、絶対にそんなふうには思わないでしょう?
訳わかんねえよ!
このセリフも、深澤に限らず、よく聞きますよね😔。でも「訳がわからない」と言った時点で、もう成長は止まるざんすよ👎。訳が分かんないんじゃなくて「分かろうとしていないだけ」じゃないんですか?しかも医者のくせに、これまでいったい何を勉強してきたんじゃっ!!
おばさんだったら、ボコボコにやっつけるところですが😎、優しい朝倉や桜庭は、なんとかして深澤に分からせようと気を配ります👍。朝倉は、母が亡くなった時、その母の意思でドナーにしたが、後になって複雑な心境に駆られた(それは分かる)、でもレシピエントからサンクスレター💌をもらって、心が温かくなった、と語りました。お母さんのおかげで助かった人がいて、今も元気にどこかで生きていると思ったら、悲しかったはずの過去が変わった。優しかったお母さんが、今もどこかで見守ってくれてるような気がして寂しい気持ちも和らいだ🌹。
桜庭から、心美の気持ちをきちんと聞くよう怒鳴られた深澤は、心美がずっと(迷惑ばかりかけている)自分を嫌っていたことを知ります😢。ドナー登録を思い立ったのも「堂々と生きていたいから」なのだそうです。
また深澤は「輸血」を通して臓器提供も献血と同じだと理解したそうです。輸血することで助けられる患者がいるように、臓器も同じなのだと。
感想
冷めた見方をすれば、このエピソードは多分、臓器提供に対する偏見を、深澤を通して是正したいと言う試みだったのでしょうけれど、「輸血」と臓器提供が同じというのは、ちと無理がありますよね💦。心美が語ったように、ずっと病気がちで自分はなんの役にも立たない人間だと思っていたけれど、最後の最後で人の役に立つことができる=生きている意味があったと気づいたことの方がよほど胸を打ちました😿。お好きな方には申し訳ないけれど🙏、深澤のキャラは単純すぎて🐵、もはや役者さんが気の毒になるレベルですよ😔。
さて来週は本郷が「受け入れ要請を断る😨」ようです。また「〜〜で運べと言っただろう!💢」と怒鳴っていたところを見ると、たとえどんなに救いたくても救えない命もあるということなのかな。そう言う時になら声を大にして言いたいですよ。医者も人間、神じゃない!、と。
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