一億円のさようなら ネタバレと感想 第3話 これはホームドラマです
上川隆也さん主演の【一億円のさようなら】は3話に入ってようやくこれはホームドラマなのだと確信しました。ミステリーだなどと思ったから訳が分からなかっただけで、ホームドラマだと思えば、むしろ微笑ましく見られます
。以下あっさりネタバレです
。
娘の妊娠
爆発事故への対応を命じられた鉄平は、憂鬱で多忙な日々を送っていました。そこへ娘の美嘉が大学で倒れたとの連絡が入ります。鉄平が急いで駆けつけてみると、美嘉は「妊娠による貧血」だったことが分かりました。しかも美嘉は大分前から医大生と同棲していたのだそうです
。ちなみに夏代は知っていたそうです。
その医大生=本城卓郎は、美嘉の妊娠を知ると即、中絶しようと言ったそうです。その理由がまたいかにももっともらしかった。自分たちはまだ学生で、いずれは結婚するとしても今子どもを産むのは時期尚早だとのたまいました。ふん、親がかりの身で子どもを作るような真似をしてよく言うわ。
案の定、最初は同意した美嘉がやっぱり中絶を拒否すると、その親=母親が出てきます。しかも鉄平まで呼び出して土下座し、500万を差し出しました。養育費は面倒見るが認知はしないという条件で一筆書けと迫ります
。
それまで鉄平は、美嘉にあの1億円を渡そうとしていたそうです。でもその500万を見て「馬鹿にするな!」と感じたそうです。これは金で解決できる問題じゃない!と
。
それで鉄平は、これまで夏代が決して遺産に手を着けなかったわけがちょっぴり分かったようでした。
息子も反乱
そして耕平も大学を辞めると言い出します。鉄平は、耕平を医学部に入れるためにいくら出したと思っているんだ!と猛反対しました。耕平は、結局は金か、と嘲ります。これまでかけた金を無駄にしたくないだけだろう?
鉄平は美嘉が子どもを産むと言った時も、看護師になる夢を諦めるな、幸せを捨てるな、と言ったため、そこも耕平に指摘されました。
姉ちゃんが子ども産むことが看護師になることより幸せじゃないって何で分かんだよ。俺たちは父さんの決めた幸せを生きなきゃいけないわけ?
いや~確かに正論ですが、医学部に行きたいと言ったのは誰なんですかね。そこんとこハッキリさせてほしいですね
。
悪銭?身に付かず
一方の夏代も、ああは言ったものの、やっぱり贅沢はできなくて、一杯450円の蕎麦に150円の炊き込みご飯を大盛で追加し、すっかりご機嫌でした。それは鉄平も同様です。思い切り贅沢しようと思って買ったのは、1790円の替え刃でした
。
木内再び
と、ここで終わっておけばいいのに、またあの木内がしゃしゃり出てきます。何でもガンの新薬を開発したとからしいですが、なぜ今さら夏代の前に現れたのでしょう
。
感想
過去のエピソードは省きましたが、鉄平が昔から良き夫で良き父だったということは十分伝わりましたよね。いっそ1億円、ひいては48億は邪魔でござるね
。それだけあれば工場爆破の損害賠償もできちゃいそうですな
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これまでに視聴した日本のドラマの視聴リストはこちらです
: 視聴ドラマ一覧~日本ドラマ編
よくわかりません
こんにちは。
いつも感想ありがとうございます。
こんさんが、書かれているようにわたしもテーマがなにかわかりませんでした。
たしかに、ホームドラマ(家族の物語)だとは思っても、夏代が不倫していたお金のことも知っていたような木内の存在(もしかしたら過去の投資と関係あるのかも…)、工場の爆発事故、娘の妊娠、息子の退学など、それだけで主題になりそうなモチーフがてんこ盛り。
ちゃんと、納得できるように収束していくのでしょうか。
ただ、鉄平・夏代夫婦の若いときと現在がきれいにつながっていく演技は素晴らしいな~と思います。