一億円のさようなら ネタバレと感想 第6話 誤解
上川隆也さん主演の【一億円のさようなら】の6話を視聴しました。今回は鉄平の大きな誤解が明らかにされます
。以下早速ネタバレです
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特別個室
美奈代がガンになったのは2度目だったそうです。1度目はその2年前で、美奈代は鉄平にも言わずに内緒で手術したらしいのが、数年経って再発し、今度はステージIVと診断されたらしい。
鉄平は、美奈代を一人にしておくのが忍びなくて、東京の病院で診てもらおうと言い出しました。でも美奈代は、ここには夫の墓もあるし、ここが終の棲家なのだと断ったそうです。それを聞いた夏代は、それなら自分がここで美奈代と暮らすと申し出ました。子どもたちも一緒にです。私がそうしたいの。
美奈代はついに根負けし、東京に行くことにしました。病院では、隣の患者がひどく咳き込むのでよく眠れなかったそうですが、美奈代は一言も愚痴を言いませんでした。夏代が気づいただけなのだそうです。夏代はすぐに空いている病室が無いかどうかも確認したそうですが、その時に空いていたのは一番高い個室で、1泊プラス3万2千円だったのだそう
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鉄平はとても払えないとかぶりを振り、夏代もどこかから工面するしかないと語りましたが、結局はしばらく様子を見ようということになりました。
でも夏代はその後、鉄平には内緒で美奈代に個室に移ろうと申し出たそうです。美奈代は値段を聞いて驚き、そんな高いところじゃ落ち着かないと断りました
。それで夏代は34億のことを打ち明けます。昔、伯母の財産を相続したんです
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美奈代は、鉄平は知っているのかと聞いて知らないと聞くと、それは傑作だ、あの子が聞いたら腰抜かすね、と笑ったそうです。
夏代は黙っていてすまないと謝りました。いつかは言わなくてはと思っていたが、大金すぎてどうしたらいいか分からなくて。無いものだと思って生きた方がいいんじゃないかと思っていた、と語ります。
美奈代は、不安だったね、と夏代をいたわってくれました。そして、秘密を抱えるのも楽じゃない、鉄平には黙っておけばいい、と言ってくれたそうです。そのお金は本当に使うべき時に使いなさい。その時が来たらきっと分かるから
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美奈代は、アホな息子としっかり者の義娘と孫たちの側にいられて幸せだと語ったそうです。
離婚届
一方で、現在の鉄平は兵藤を介して送られてきた離婚届に署名捺印をし、夏代へ謝罪の手紙をしたためました。そこで、やはりこの個室の件にも触れています。鉄平は後になって、美奈代を東京に連れてきたのは自分のエゴだったのではないかとひどく後悔したのだそうです。それを夏代に当たってしまった。すまなかった。
また子どもたちの父親について疑ったことに関しては大いに恥じていたそうです。
はちまき寿司
はちまき寿司は盛況でした。表だけでは手が足りず、他のバイトも雇うほどですが、鉄平は思いのほか手ごたえを感じられなかったようですね。波江は、鉄平は経営者に向いていると言ってくれましたが、鉄平自身は、夏代の言うように、人を管理するより、自分が動く方が楽しいのかもしれません
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波江
波江は昔から鉄平のことが好きで、母と故郷を出ていく時も、それより鉄平と駆け落ちしたいと考えたほどなのだそうです。でも鉄平は、約束の場所に行きながらも姿を見せず、ただ黙って波江を見守っていたらしい。
その波江が鉄平の部屋に来て1億円を見つけてしまいました。あんな大金を現金で持っていたら、絶対疑われますよね~良からぬ金だと
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家族
鉄平は両親の位牌を家に祀っていたようですが、それを2つとも持って家を出てきたそうです。それでも家族たちは、美奈代の命日に、美奈代の大好きだったきんつばを、それぞれ3人ともが買って来て苦笑していました。鉄平もまたこちらは墓にきんつばを1箱供えています。心はまだつながっているようなのに
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感想
どうやら夏代は、あの大金でもって、大事な家庭を壊した木内に復讐を考えているようです。これはなかなか楽しみですね
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