俺の家の話 ネタバレと感想 第7話 今日は孫の話
今日はタイトルを元に戻しました。そいでもって本日は「孫=秀生の話」がメインです。これまでもドラマではずっと描かれてきたのですが、ここではもう(大きな)「子どもたち」で手いっぱいであまり触れてきませんでしたの。今日はシッカリ語らせていただきまするよ
。
前回の余波
その前に、前回の旅行の締めについても触れておきます。旅行に行く時は皆ほとんど黙りこくり、間が持たない寿一は盛んに秀生に「大丈夫か」を連発して嫌われていましたが
、帰りはもうそんな余裕もないほど、皆はっちゃけて壊れまくっていました
。ユーミンのブリザードを歌いまくって大盛り上がりです
。寿三郎は最後には疲れ果てて寝てしまいました
。
舞も歌いすぎて、声が葛城ユキばりにハスキーになってます。ボヘミア~ン。最後は踊介の「観山家解散!」の号令で楽しい家族旅行は幕を閉じました
。
親権をめぐって
学習障害を克服するために始めた「能」がすっかり気に入った秀生は、その障害すら克服しかけていました。そんなに能が好きなら観山家の一員となった方が将来的にもよいだろうということで、寿一が秀生を引き取ろうとしたのですが、ユカの恋人の早川トオル(前原滉~道場健太郎@アンサング・シンデレラ)がいきなり秀生の父になりたいと張り切りだしてことがややこしくなります
。
寿一とユカは双方ともに弁護士を立てて親権を争うことになりました。寿一の代理人は踊介で、ユカは、いかにも帰国子女を鼻にかけた玉川マリ子(峯村リエ~歌橋@青天を衝け)を連れてきます。
かつてはプロレスラーとして家を空け、今は家には入ったものの収入がない寿一は圧倒的に不利なのですが、ユカは、離婚を決めた理由は不在ではなく「家で殺気を漂わせていたからだ」と反論しました。
この話を聞いたさくらは、ブリザードのファンとして寿一を好きになったユカにとって、そのブリザードが近くに居すぎることは負担だったのではないかと分析します。寿一は例えていうなら「遠くから眺めるスカイツリー」で、ユカにとっては遠くから眺めていた方がよかった、でも「実際に登った」(=山賊抱っこされた)さくらにしてみれば「全然平気
」だったのだそう
。
寿三郎の容態
その一方で、忙しくなった舞と踊介は実際の介護に携われなくなり、相変わらず寿一が「スーパー世阿弥マシン」と二足の草鞋を履いて寿三郎の面倒を見ていました。寿三郎はすぐにリハビリを再開し、嫌がっていたデイサービスにも週に2回通うようになったそうです。寿一はてっきり、寿三郎の容態は良くなっているとばかり思い込んでいました。
ところがある日のこと、寿限無から心配なことを聞かされます。寿三郎が、元カノに面を渡したことを忘れ、寿限無が盗んだと言い出したのだそうです。寿一は末広と大迫に相談し、早速検査入院させることになりました。
検査の結果は思いもよらぬものでした。旅行に行く前は要支援2だったのが、今度は3寄りの「要介護2」に悪化していたのだそうです。物忘れもそのせいだったに違いない!
でもその「物忘れ」だけは誤解だったことが判明します。面や貴重品はすべて、寿限無が教えていた弟子が盗んでいたのだそうです。寿三郎は、俺を信じてくれればよかったのに、とこぼしました。元カノのことは(恥ずかしいから)忘れたふりをしていたのだそうです
。
それでも脳の萎縮が進んでいるのは事実だそうです。そして寿三郎はことあるごとに「秀生は来ないのか?」と催促していました。大迫は、意識がはっきりしているうちに今後のことを話し合っておいた方がよいのではないかと語ります。
末広の金言
体幹を鍛えるために観山家にやってきたプリティ原は、自分の家でも祖母がアルツハイマーだが、観山家とは違ってかなり悲惨だと打ち明けました。するとさくらは確かにこの家は悲壮感がない、とあらためて感心します。舞は末広のノリがよいからだと称えました
。末広は「泣きながらやっても笑いながらやっても介護は介護」と笑います
。
カッコいいお父さん
寿一は、親権のことはもうどうでもよいから、秀生を寿三郎に会わせてやってほしいと頼みに行きました。秀生もまた同じ気持ちだったようで、学校で大いに暴れています
。ちょうど父親参観に出かけた「薄いお父さん」の早川にはもう手に負えなかったようです
。
これを聞いて学校に駆けつけた寿一に、担任が作文を見せてくれました。秀生は「薄いお父さん」と「濃いお父さん」の両方に宛てた作文を書いたのだそうです。そこで秀生は寿一に、寿一がプロレスをやっていた時はプロレスラーになりたいと思ったし、能を始めたと聞いたら僕も能がやりたくなった、要するに「お父さんのようになりたいのだ」と結論付けました。
なんだかんだ言って、僕のお父さんはカッコイイと思います!
再びリンクでプロポーズ
寿一はかつて大阪城ホールで寿固め(注:ブリザードの必殺技)を決めながら「幸せにします!」と叫んでユカにプロポーズしたのだそうです。そして今回もまた同じようにリンクで寿固めをしながら「必ず幸せにしま~す!
」と、客席にいたさくらに向かって叫びました
。でも誰を?と聞かれると「秘すれば花ーっ!
」と答えます。
感想
寿三郎の病が悪化したのは、もしかしたら秀生と会えなくなった=ハリが無くなったからかもしれませんよね。また秀生が来てくれたら元気になってくれるといいな。また寿一はついにさくらにプロポーズしてしまったけれど、踊介はどうすんですかね~。一度ぐらいは結婚してみたいって言ってたのに、結婚はもういいや、って答えてた寿一がプロポーズしちゃうなんて
。
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