相棒21 ネタバレと感想 第1話 祝・亀山薫ちゃん復帰!
本当に久しぶりに【相棒】を視聴しました。一昨日のシーズン7、亀山薫の最後の事件も見ましたよ〜🤗。あれはもう14年前だったのですね〜。年取る訳だ😓。あ、自分がですよ💦。
何せ、最後に相棒を見たのは2014年のシーズン12だったので、よく知らないキャラもたくさんいましたけれど「右京さんと薫ちゃん」がいれば、おばさん的には満足なのです😍。あ、モチロン伊丹も健在でしたね👍。
と、余談はこれぐらいにして、以下第1話「ペルソナ・ノン・グラータ(前編)」(Persona non grata=unacceptable person=受け入れ難い人物)のあっさりネタバレです。これは薫ちゃん最後の事件とも少しリンクしていたのかな😎。
感動の再会
14年前、忘れもしない、薫ちゃんは亡くなった友人の代わりに南アジアのサルウィン共和国で奉仕活動を行った後、その友人の遺志を継いで、不正の蔓延るサルウィンに骨を埋める覚悟をしました。そこで子どもたちに言葉とともに「正義」を教えようと決意したのです。その願いはついに叶い、薫ちゃんから正義を教わった子どもたちがついに腐敗しきった共和国の政府を倒し、サルウィンは再び君主国になりました🌹。革命のリーダーは薫ちゃんの教え子のアイシャ・ラ・プラント(サヘル・ローズ)です。
アイシャはこの度、仲間と共に親善目的で来日することになりました。それでこれまでの恩返しにと薫ちゃんを親善使節団の一員に抜擢して里帰りさせてくれたのだそうです💕。美和子は少し遅れた飛行機で来日することになりました。
薫ちゃんは、迎賓楼で開かれるパーティーにミステリー好きの右京さんを匿名で招待します😎。右京さんはその理由がわからずに困っていたようですが、いや〜サルウィンと来たらすぐにピンと来ていたことでしょうよ😏。実際、伊丹や芹沢たちは、その前の政府打倒のニュースの中で薫ちゃんの姿を見て驚愕していましたからね。なんじゃ!?こいつ😨!!なんでこんなとこで偉そうに!😤
肝心の右京さんは「こてまり」の小出茉梨(森口瑤子〜藤村咲子@あなたには帰る家がある)から、何か事件が起きるのを察して、わざと右京さんを呼んだのではないかと指摘され「益体もない思考の泥沼👻」に陥っていました。あ〜もう「花の里」では無くなっていたのですね。そこの女将も宮部たまき(高樹沙耶)から「運のない月本幸子」(鈴木杏樹)になったのまでは知ってたんですけどね💦。
薫ちゃんは、右京さんを驚かせたくて送った招待状が奏功した(十分に右京さんを悩ませた)と知り、大喜びでした。お久しぶりです!びっくりしたでしょ?😁
事件発生
ところが瓢箪から駒が出てしまいました。薫ちゃんをはじめとするパーティー会場に来ていた数名に「爆破予告💀」のメールが届いたのです😨。その内容は「アイシャを殺さなければ、旅客機を墜落させる」というもので、その旅客機には、メールを受け取った人々にとって大切な人が乗っていました。美和子もです😱。
右京さんは早速、社美彌子(仲間由紀恵〜朝倉麗@24JAPAN)に会いに行き、サルウィン国際航空264便の乗客者名簿を入手させました。事情を聞いた社はすぐに不審者がいるかどうかも調べさせたそう(誰もいなかった)ですが、今や内閣情報調査室のトップである自分を、一介の警部にしかすぎない右京さんが「気安く動かそうとした」ことには不快感を禁じ得ず、こちらはわざわざ警察庁長官官房付の甲斐峯秋(石坂浩二〜吽慶@剣樹抄〜光圀公と俺〜)を呼び出して文句をつけていました😓。甲斐峯秋はカイトパパで知っていますが、社はほとんど存じません🙄。
そんなことはまったくお構いなしの右京さんは、パーティーに招待されていた、衆議院議員で国家公安委員長の鑓鞍兵衛(柄本明〜芦屋賢三@未来への10カウント)と、やはり衆議院議員の片山雛子(木村佳乃〜梶山薫@アライブ-がん専門医のカルテ)も仲間に抱き込みました。前者は(おばさんにとっては)お初ですが、後者はよく存じ上げています。
予期せぬ展開
一方で「脅された人々」は苦悩します。自分の愛する人を助けるためにアイシャを殺すべきなのか😱?最初に行動したのは外務省幹部の厩谷琢(勝村政信〜覚雲@善人長屋)でした。厩谷は娘がその飛行機に乗っていたそうです。厩谷はドライヤーのコードでアイシャを絞殺しようとしましたが、どうにも殺せませんでした。
それで今度はアイシャの親友ミウ・ガルシア(宮澤エマ〜実衣@鎌倉殿の13人)の弟=クリス(トラウデン都仁)が決意しました。ふたりの祖父母もこの飛行機で来日する予定なのです。
また薫ちゃんも悩みに悩んだ末にアイシャを殺そうとします😨。美和子ひとりなら諦めもつくし、美和子も許してくれるでしょうが、飛行機には150名が乗っているのです😭。
でも右京さんは、それまでに収集した情報から、これは「ブラフ」に違いないと推理しました👍。9.11のテロ以来、テロに対する警戒は飛躍的に厳しくなっており、機内に爆発物を持ち込むなど不可能だ。またもし持ち込めたとしても、その人物は「自爆テロ」を覚悟しているということ(それもまた考えにくい)。もし爆発物のみが仕掛けられたのだとしたら「遠隔操作」が必要になり、これもまたかなりハードルが高くなる。成功の確率をあげるなら「時限爆弾」が有効だ。
つまり、犯人は約束を守るつもりなど毛頭ない。そう考えると「はったりをかます方」が何百倍も簡単だ。
右京さんは「静観」するのがベストだと主張しましたが、薫ちゃんは納得できませんでした。アイシャがどれだけ素晴らしい人間だとしてもひとつの命。150の命と引き換えにしていいとは思えない!😤
また事情を知ったアイシャも、脅迫されている人々と同じくらい苦悩した結果、薫ちゃんと同じ結論に達しました。遺書を残し、自ら頸動脈を切って自殺してしまいます。
私の命がたくさんの人を救うのならば、この命は神に捧げます。友よ、気に病む事はありません。あなたのせいではないから・・・中略・・・自分を犠牲にして他人のために尽くす事は尊い事と学びました。仏教の言葉で「利他」といいます。亀山先生、ありがとうございました🌹
またアイシャは薫ちゃんにメッセージも予約送信してきたそうです。唯一の心残りは犯人も動機も分からないこと。先生、必ず犯人を捕まえて、その人に罪を償う機会をあげてください🌸。
薫ちゃんは、無事到着した美和子を迎えに行き、その姿を見た途端に泣き崩れました。美和子は事情を聴くと、嘆く気持ちは分かるが、嘆いていても始まらない、とりあえず、やるべき事をやろうと励まします。天国のアイシャに報告するために💐。
捜査開始
この事件を受けた警視庁では、副総監の衣笠藤治(杉本哲太〜源行家@鎌倉殿の13人)が内村たちに檄を飛ばしていました。この役はかつて大杉漣さんが演じてらしたのですね〜。内村は早速伊丹ら捜一を派遣します。
ほか
劇中、土師太(はじ・ふとし〜松嶋亮太、カンバラ@重版出来!)という人物の「青木年男(浅利陽介〜新垣和人@オールドルーキー)の二の舞だ」という言葉が気になって調べたところ、ふたりともサイバーセキュリティ対策本部のエースだったのですね。
米沢さんの姿が見えないのが残念でしたが、彼は警視庁警察学校教官になったのですね〜😲。シーズン20では久しぶりに現場検証に出てこられたそうなので、是非今シーズンも顔を見せていただきたいです。彼の後任は益子桑栄(ましこ・そうえい、田中隆三〜山内容堂@八重の桜)で伊丹、つまりは薫ちゃんの同期らしいです。へ〜「暇か?」の部下=大木・小松コンビもふたりの同期だったとは知らんかった😵。