家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった ネタバレと感想 第3話 七実の後悔

岸田奈美さんの【家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった】(かぞかぞ)もようやく3話を視聴しました。最近は内科に加えて歯科にも通うことになったので、特に週末は見たい番組が目白押しで、なかなか時間が取れません💦。な〜んて愚痴を言えるだけ幸せですね🤗。以下3話のネタバレですかぞかぞのネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

突然の別れ

今回は、七実たちの父、耕助が亡くなった時のことが描かれていました。耕助は七実が中学に入ってすぐに、会社を辞めて起業したのだそうです。それからはすっかり「仕事人間」と化したそうで、七実はそのために体を壊したと信じて疑わないらしい😤。

耕助は2010年のある日、疲労困憊した風で帰宅し、子供達の言葉にも相槌が打てず、バッタリ倒れ込みました。ちょうど京都に遠足へ行って帰ってきたらしい七実は「帰ってきて寝るだけなら、家にいなくてもいい💢」と怒ったそうです。

それでも「今日はしんどい」と言い続けている耕助には「もう帰ってこんといて!邪魔!どっか行って!!子供は残酷だ」と怒鳴ったのだそう。ひとみが嗜めようとすると、草太も「パパ〜」と声をかけました。耕助はよほど辛かったらしく、つい「鬱陶しいな!😤」と叫びます。今日は疲れてんねん!!

七実はついにこう言いました。何やねん。パパなんか、死んでまえ!😡

その深夜、耕助はひとみに「苦しくて寝られない」と訴えました。ひとみはすぐに救急車を呼びます。耕助は、子どもたちにはいうなと言い含めました。心配させたくない。ひとみは家に芳子を呼び、自分は耕助に付き添いました。耕助はそんなひとみに「草太を頼むな」と伝えたそうです。七実は大丈夫や。絶対大丈夫やって伝えてくれ🌹。

翌朝七実が起きてくると、両親は家にいませんでした🙄。芳子は既に草太に朝食を用意しており、不思議そうにしている七実に「病院」へ行こか、と声をかけます。3人が通されたのはICU😨。耕助は急性心筋梗塞だったのだそうです。医師はカテーテル治療を施したそうで、あとは本人の回復力に期待しようと告げました。七実はぼそっと「パパ大丈夫やんな」と言って、寝たままの耕助の手をそっと握ります。草太は両手で耕助の足をさすりました。パパ、大好き🤗。

七実は不安そうに声をかけます。はよ、目、覚まして。仲直りしようや

二の舞はしない!

それから数年後に、またしても突然ひとみが倒れたのです。七実の心情は察するに余りありますし、その覚悟たるや並々ならぬものがあることでしょう。またあの時のような思いをするのは嫌だ😱!七実があの大学=耕助が行きたかった大学を受験したのも、父の思いを叶えたかったのですね、きっと。

ひとみの退院に合わせて、早速部屋もリフォームしました。とはいえ、ひとみの希望で浴室とトイレに手すりを付けるだけにとどめたそうです。

七実は大学での講義も、隅から隅まで吸収しようと、誰よりも早く準備をして講義に備えていました。が、講義が始まるのは10日後なのだそうです。さてその間何をしようか、と迷っていたところに、ひとみの「願い🌸」を聞いてしまいました。ひとみは昔のアルバムを見ながら、また旅行に行きたいと呟いたのです。それは耕助や芳子も一緒に出かけた「沖縄旅行」の写真でした。

七実は、絶対に行かせる!!と決意します。ひとみは入院してからずっと、どんなことにも後ろ向きで、すっかり希望を失っていたように見えました。そんなひとみが「行きたい」というのですから、沖縄に行きさえすればまた前向きに生きられるようになると信じたのです

旅行会社に相談に行くと、車椅子でも問題なく旅行に行けると励まされました。特に沖縄は観光地なので、障がいを持つ人もたくさん出かけるのだそうです。残る問題は費用だけ。七実は休み中にバイトに励むことにしました。優しいコンビニの店長さん(持田春太〜名村辰)とバイトの栗山雪(宮内杏璃)に相談し、どんなバイトが金になるか教えてもらいます。交通整理の警備員や野球場のホットコーヒーの売り子、そして陶山に紹介してもらった引っ越し屋の梱包のバイト

芳子はいかないと断ったので、七実は文字通り寝る暇も削って、3人分の旅費を何とか貯めました👍。でも貯めた額で行けるのは「オフシーズン」のぎりぎりの期間だけです。その日は「前期の単位がかかった大切な小テスト」のある日でした。それでも七実は諦められず、テストを受けずに旅行に行くことにします。七実はとにかくひとみに「障害があっても何でもできる」と思ってほしかったのです。

ゆいまーる

いざ出かけた沖縄は「人に優しい土地柄」でした。沖縄には「ゆいまーる」という言葉があるそうで、助け合いという意味なのだそう。バリアフリーはもちろんですが、どこへ行っても車椅子のひとみには手を貸してもらえました。3人は、耕助が生きていた時と同じように、沖縄を楽しめたそうです。ちなみに草太は今たとえどこにいても耕助と一緒にいられるようです👻。

そして一人残った芳子も、仲間たちと一緒に大いに盛り上がっていましたね。福本(根岸きえ〜阿久津洋子@ライオンのおやつ)や住吉政子(片桐はいり〜友岡明子@一橋桐子の犯罪日記)はひとみが沖縄に行ったと聞くと喜んでくれ、住吉は早速三線を取り出して、まるで沖縄にいるかのように歌って踊って楽しみました。土産にちんすこうまで買ってきました😂。

明日からまた頑張ろう、そう決意した七実のもとに「現実」が襲ってきます。大学から、小テストを受けなかったことへの警告が来たのです😅。結局何にも変わってない😔〜七実はそうぼやきしましたが、芳子は「変わらなあかんのかいな」と独りごちました。

変わらんでええ。昔もええ。今もええ。一生懸命食べて、一生懸命生きてればそれでええ。

まとめ

バイトを始めた七実が、行く先々で人々に可愛がられたり、そつなく仕事をこなしている様を見て、耕助の言葉は当たっていたとしみじみ思い出していました。七実は大丈夫や。絶対大丈夫やって💐。

家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった
家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった
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