家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった ネタバレと感想 第8話 祖母最強!
岸田奈美さんの【家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった】(かぞかぞ)の8話も視聴しています。今回は芳子の過去が明らかになりました。あ〜あの祖母にしてこの孫あり、でございましたね🤗。以下早速ネタバレです
。
訳わかんない人
ひとみの手術は無事成功し(たぶん)七実は、手術時のお礼がてら一旦上京し、仕事の打ち合わせをしました。オールライトでは、小野寺と二階堂が、岸本家の「ドキュメンタリー」を企画していたそうです。しかも、ひとみが入院中で不在の岸本家からスタートしたいとの要望を聞いた七実は、やんわり、でもキッパリ断りました。弟はともかく祖母が訳わかんない人なんで。
小野寺や二階堂は、ジェネレーションギャップか、とか、祖母が嫌いなのか、とか、なんとかフォローしようとしますが、七実は「あの人」が嫌われるようなことばかりしてくるからだ、と答えます。二階堂はしたり顔で笑いました。分かりました!家族は面倒くさいです、ってことですよね?😁
でも七実はあくまでも「ばあちゃんだけ」だと力説しました。言えばいうほど墓穴を掘っていることに気づきません🐒。
七実は神戸に戻ってひとみの見舞いに行き、この話を伝えました。そこで芳子の話題を切り出します。以前よりちゃかちゃか動けなくなったようだ。ひとみは「そのほうが鬱陶しくなくていい」と茶化しますが、七実はこれに乗れません。芳子につらく当たってしまったことを後悔していたからです。ひとみも、実は芳子のことは気づいていたようですが、口には出しませんでした。退院したら考えなあかんな。
家に戻ると、留守電に3件メッセージが入っていました。すべて大阪の住吉からです。なんと芳子は、鍵も財布も着替えも持たずに大阪の家にふらりとやってきたのだそうです。住吉は芳子を心配して家に泊めてくれましたが、ひとみには知らせておこうと電話をくれたらしい。
七実は早速電話をして芳子を迎えに行くことにしました。芳子がいない間、草太はひとりで適当にご飯を食べ、お風呂は入らず(😂)、それでも仕事には出かけたそうです。サボらなかったのかと尋ねる七実に、草太は「はあ?だって仕事っすから😎」と答えました。も〜ここで「お化けなんか嘘さ」を歌わせるところがまた可笑しい🤣。
それから七実は、少しだけでも片付けようとしたのか、ソファの毛布をめくりました。とそこにはびっしりカビが生えています😨。それを見たら、片付けもせず、元に戻しちゃうのがまたいかにもこの子らしいワ😅。
大川家
大阪へ行った七実は、住吉から、結婚はまだかと聞かれました。七実は「余計なお世話😤」と言わんばかりに応対します。住吉は、芳子が以前から(この)大阪の家は七実の嫁入りの祝儀にすると語っていたから、気になっていただけだと言いながらも、芳子が元気ならいいと言って帰っていきました。七実は、一応、その後ろ姿に、丁寧に礼を言います。
かつて大川家には、七実の曾祖父母をはじめとする7人もの大家族が住んでいたのだそうです。七実は、話してみると、思ったよりずっとシッカリしていた芳子と共に、祖父の「金むくの時計」を探すことになりました。そこで偶然、芳子が夫の茂(黒田大輔〜寺本久典@半径5メートル)に宛てたラブレターを、しかもたくさん発見します。後にひとみから聞いたところによると、芳子は早くから奉公に出されたのだそうです。
実際に見つかったのは高級時計ではなく、やはり茂が手に入れていた「高級酒👻」でした。実際には蓋が空いていたので、かつての行きつけだった質屋に持って行っても、500円にしかなりません💦。ここの店主=轟(綾田俊樹〜タケオ@ライオンのおやつ)が、大川夫婦について話してくれました。茂は昔、部品工場の社長をしていたそうで、そこの社員に給料を払うために、いろいろ質入れしたのだそうです。
社員思いなのはよいけれど、ギャンブルも好きで、当時の芳子(臼田あさ美〜お濠@善人長屋)はいつも苦労していたらしい。夜中に社員を連れてきては食事を出せと騒ぐので、ひとみの食事が取られぬように守っていたこともしばしばだったそうです😓。わ〜これ、うちの母も昔、似たようなこと言ってた💦。
また七実は街で、芳子の友達で雑貨店店主の福本(根岸季衣〜関川ふみ@漂着者)から声をかけられました。福本は七実をひとみと間違えたのです。福本は、芳子がヘビースモーカーであることや、草太が小さい頃いつも遊びに来てくれた、と教えてくれました。草太が就職したことも知っていました。立派やねえ🤗。
その頃芳子は街を歩きながら、ひとみが先日熱を出して寝込んでいた時のことを思い出していました。いっぱい食べて、いっぱい元気にならなあかんのに。一生懸命、生きていかなならんのに。なんであの子ばっかり大変な目に遭うん?なんでもっと元気に産んであげられんかったん!
ひとみちゃん!と泣き出した芳子の元に、七実がやってきました。芳子はこれをひとみと勘違いしますが、七実は黙って付き合います。それから1週間ほど、七実は芳子と一緒に暮らしたそうです。ごはんは毎日お弁当。唯一のビタミンはりんごだったため、七実はりんごの皮が剥けるようになったそうです。形はもちろんうさぎちゃんです。

芳子の幸せ
七実からいろいろ話を聞いたひとみは、昔の芳子は、家事と工場の仕事でいつも忙しそうだった、と語りました。七実は、芳子の茂宛のラブレターには「幸せを噛み締めている」と書かれていた、と教えます。芳子は、奉公先から出て、茂と自分の家庭を築くのが嬉しかったに違いありません。
七実はついに「認知症」について切り出しました。ごめんな、こんな話、こんな場所(病室)で。
ひとみも、しばし動きを止めて宙を見つめると、分かってたんやけど、と言って泣き出します😭。お母さんにも人生の喜び、ちゃんとあったかな。七実は「あったよ、今もある」と答えました。ばあちゃんは日々進化中や。これからもどんどん日々進化して、どんどんおもろい人になっていくんや、きっと。せやから大丈夫👍。
七実が家に戻ると、芳子が大阪から戻ってきていました。七実の好きな豚まんを土産に買ってきてくれたそうです。七実は思わず礼を言いました。私が豚まん好きなん、覚えていてくれてありがとう🌹。
七実も進化
それから、七実と芳子、そして草太の3人暮らしがスタートしました。七実は家で仕事をしようとしますが、芳子のことが気になってなりません。ドアが開閉したら徘徊か?😨と見にいかねばばなりません。コレステロールの高い草太のために、一応料理もトライしました。でもこちらは(たぶん)味が薄すぎるようですね。草太からは「どっこいどっこいだ」と評価されてしまいました。
しかも小野寺からも叱責されてしまいます。斉藤可奈(椛島光)にこれまで甘すぎたのではないかと言われて「路線」を変えることにしたのです😈。
でも七実は「今の家族はちっとも面白くない」と反論しました。が、思わずヤケになり「ク⚪︎」を連発した「あかん日々」をアップしたところ、いいねが山のようにつきます😵。こんなひどい愚痴をおもろがってくれる人もおるんやな😍。七実は目から鱗でした。でもそうは言うけど、七実のそれは「暗い愚痴」じゃあなくて、どこかしら楽しいのよね😁。
部屋から出てきてみれば、さっきまで「罵倒の標的」だったふたりは、無邪気な顔で寝ていました。七実は思わずマルチの職場を訪ねます🐒。
ずっと疎遠になっていたマルチにも愚痴聞いてもらおうとしたらしいのだけれど、マルチももうすっかり自立しており、七実に忖度しませんでした👊。嫌なことは嫌だとハッキリ言います😤。それで七実は、今度はマルチを「最低!💢」呼ばわりしました。
ようやくひとみが退院してきたので、七実はもう一度マルチの職場へやってきます。今度は、ちゃんとマルチの立場や気持ちを思いやり、手土産も持参しました👍。マルチもやっと笑ってくれます🤗。
エピローグ
ひとみは、七実が持ってきた「お腹の大きな芳子」の写真を見ながら、自分が幼い頃をあれこれ思い出していました。芳子は確かにいつも忙しかったけれど、ひとみのことはいつも気遣ってくれていたそうです。ひとみが食べ損ねた卵焼きも、ひとみのためにちゃんとたくさん用意してくれました。食べて元気が一番やからな😘。
ひとみは、夜中、お茶漬けを作ってくれた芳子に、手を合わせ、感謝の気持ちを伝えました。大阪の家を空けて神戸にずっといてくれて、家族全員とても助かっている。芳子が思っていることを、知りたい。いっぱい。芳子は笑顔でりんごを剥いてくれました。

そして心の中でこう呟きます💜。
大事な一人娘が、私の作ったもんを食べて大きいなって、大病しても生きてくれて、今も、私の作ったもんを食べてくれてる。私は幸せ。
まとめ
岸本家は、何があっても前向きなのが良いですよね。っていうより、多分、それが日常なのよね、きっと💐。来週はどうやら草太が独立?するようです。これまたとっても楽しみです。
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