PICU〜小児集中治療室 あらすじと感想 第3話 諦めなければ道は開ける

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吉沢亮さん主演の月9、【PICU】は、3話も夢中になって見てしまいました😍。も〜このドラマ、とてもドラマとは思えないほどリアルで他人事とは思えなくて、主人公たちと一緒に一喜一憂しております。以下早速ネタバレですPICUのネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

網走へ

志子田は、休みの日、戦隊モノ「カント」のテレビが見られなくて残念がっていた理玖のために、番組を収録したDVDを持ってきました。理玖は使い方を知らなかったので教えていると、京子がやってきます。何してるんですか💢!京子はいまだに志子田を許していないのです。うちの子に近づかないでって言いましたよね?😡 志子田はそれで、先日電話をしてきた時の様子がおかしかった矢野に会いに網走に行くことにしました。

その頃その矢野のもとに、大型トラックにはねられた7歳の杉本淳之介(松野晃士)が緊急搬送されてきました。ちょうど他の医師はオペ中でしたが、矢野は受け入れを決意します。と、そこへ志子田が現れました。矢野は驚きながらも、この親友に協力を求めます。この人も医者です!志子田もすぐに対応しました。小児科医です!

淳之介は、大腿骨が骨折している上、肋骨が骨折したことによる肺挫傷が疑われました。もはやここでは手に負えないと、近くの大きな病院へ運ぼうとしますが、濃霧がひどくてヘリは飛ばせないとの連絡が入ります。でも陸路では搬送に3時間はかかります。

それまで矢野と救急隊員とのやりとりを聞いていた志子田は、植野に電話をして事情を説明し、ドクタージェットが出せないかと尋ねました。植野は、とりあえず近くの空港に移動するよう促し、淳之介の容体に対して的確な指示を出しました。結局ドクタージェットもドクターヘリも出動できなかったので、植野は防災ヘリで代用することにします👍。

防災ヘリはなんとか間に合ったものの、PICUの受け入れ態勢が万全ではありません💦。いつも通り、なんとか人数をかき集めていたところに、ようやく救急車が到着しました。今成や東上、植野に綿貫、そして浮田の全員で治療にあたり、一旦は心停止したものの、なんとかECMOに繋いで一命を取り留めます🌹。

志子田は、自分の力不足で心停止してしまったと謝罪しますが、浮田はこれだけの肺挫傷と重症血気胸があったのに、よく運んでこれた、と激励してくれました。東上も、ヘリに乗る前に心停止してもおかしくなかった、とふたりの処置を評価します。問題は肋骨が刺さった右肺が持つかどうか😨。

全摘か温存か

植野はすぐに全摘を提案しました。浮田は、それが最も安全だとは言いながらも、まだ7歳の患者の今後を考えると、気管支を再形成し、右肺の下葉をできるだけ温存してやりたいと意見します。でも植野は「温存に固執」すると、狭窄や縫合不全のリスクが生まれると反対しました。綿貫も全摘を主張したので、最後は「全摘」に落ち着きます。

でも志子田は納得がいきませんでした🤔。網走から駆けつけてきた淳之介の父=亮平(結木滉星〜君津光@危険なビーナス)も大いに嘆きます。亮平は、自分が下の子2人にかまけて淳之介を放っておいたために、彼が事故に遭ったと自分を責めていたのです😭。淳之介も理玖と同じでカントが好きらしく、亮平とそれで遊びたいとせがんだ後の事故だったらしい💦。

淳之介の隣のベッドにいる理玖は、その手に「カント」のキャラクターが描かれていたのを見て、淳之介も自分と同じだと知ると、淳之介が起きたらおしゃべりしたいと言い出しました。志子田は、話はできなくても耳は聴こえているだろうから(話しかけてあげて)と促します。理玖はそれから一生懸命語りかけました💜。

その様子を見ていた亮平に京子が話しかけます。うちの子もこの前までは話せないほどひどかった。でもここまで回復したのだから、きっと淳之介も元気になると励まします。それでも淳之介の容体はなかなか安定しません。亮平も、そして自宅で弟たちの面倒を見ている妻も「全摘」に不安を抱いていました。

それを知った志子田は、なんとかして温存の可能性はないものかと悩みます。そこへ羽生がやってきて「植野が温存に反対する理由」を教えてくれました。以前ふたりが長野にいた頃、まだ立ち上げたばかりで人が足りなかった頃に、やはり淳之介と同じような症状の子が運ばれてきたことがあったのだそうです。その際も全摘か温存かに意見が分かれたそうなのですが、植野は「将来走り回れるように」と温存を主張したのだそう。

手術は成功したものの、人手不足が祟ってその後の術後管理がうまくいかず、その子は亡くなってしまったのだそうです。肺を一部温存した子供は24時間体制で見守る必要があるそうで、今の植野はその時の教訓を胸に、温存を選べないでいるに違いない。羽生からそう聞いた志子田は、逆に、それなら「人手」を集めればいい、と考えました。

諦めなければ道は開ける

志子田は植野に1度のチャンス=「3日間の猶予」がほしいと申しでます。安心して術後管理を行えるだけのスタッフを集められるかどうか試してみたい! 植野が許可してくれたので、志子田はとにかく駆けずり回りました。しまいには皮膚科や整形外科にも頭を下げて回ったそうです😓。それでも人は集まらず、あと1日!と食い下がる志子田に植野は、よく頑張ったが、もう無理だ、と言い渡しました。実を言うと、僕も人が集まってくれることを期待していた😥。

そこへ今成が志子田の同期で小児外科の河本舞(菅野莉央〜阿久津洋子@ライオンのおやつ)を連れてきます。また看護師も集まってくれました。河本と看護師数名を派遣してくれた浮田は「志子田先生は手当たり次第がすぎる🐒」と苦笑します。東上はERとの兼任を申し出てくれました。ようやく正式にPICUを運営できるスタッフが揃ったのです🎉。

こうして淳之介の右肺は温存することに決まりました。オペは成功し、その後の管理も万全で過ごした結果、淳之介はついに自発呼吸できるようになります🌸。それからすぐに意識も取り戻しました。淳之介は亮平と戦いごっこするためのブレスレットを用意しようとして遠くまで出かけた先で事故に遭ってしまったのだそうです。亮平は、元気になったら即効やるぞ!と約束しました。淳之介は「隣のお友達」とも約束している、と語ります。ちゃんと理玖の声が聴こえていたのです💕。

京子は志子田に、志子田のおかげで理玖がだいぶ良くなったと礼を言いました。また植野は、経験を重ねると臆病になる、と謝ります。僕はね、すぐコロコロ意見変えちゃうんだ。治療方針に強い信念を持つのは大事だけれど、意地を張りすぎるとそれが治療の邪魔になることもある。患者が少しでも良くなるなら、昨日と今日で考えが違っても恥ずかしいなど思わない。

ふたりは改めて誓います。ドクタージェットは常に北海道にあるべきだ。住んでいる場所によって命が助からないかもしれないと言うのは絶対におかしい。医療は公平に与えられなければならない!

ほか

矢野は、淳之介をPICUに任せるとすぐにも戻ろうとしましたが、志子田が泊まっていけと引き止めました。それでも一寝入りして帰ろうとしたので、志子田が後を追いかけます。この間、何かあったのか?矢野はしらばくれますが、志子田がそのために来てくれたと知ると礼を言いました。でももう大丈夫💐。志子田もまた「あれだけ頼もしければ大丈夫だな🤗」と伝えます。体には気をつけろよ。

また綿貫は、患者から訴えられたのではなくて、同じ医師を訴えていたようですね🤔?それで他の医師たちから総すかんを食らっていたらしい😨。

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