生きて、ふたたび〜保護司・深谷善輔 ネタバレと感想 第6話 すれ違い
舘ひろしさん主演の社会派ドラマ、【生きて、ふたたび〜保護司・深谷善輔〜】の6話を視聴しました。なるほど〜そんな事情があったのですね。以下早速ネタバレです。
平本啓一
以前から、この平本と深谷の関係が気になっていました。深谷は平本をたいそう気にかけていたようなのに、なぜ平本はあれほどまで頑なに深谷を拒んでいるのか🤔、と。今回その理由が明らかになりました。どうやら平本は、悪い先輩に唆されて犯罪に加担する直前、恩師だった深谷に連絡をしたようなのです。平本にしてみれば、深谷なら助けてくれるに違いないと信じて電話をしたのに、そして深谷もまたそんな平本の様子がおかしいと察して、会う約束をしたのに、その直後に妻のかおりが倒れてしまったのだそうです😨。
深谷はすぐに救急車を呼んで、かおりを病院に運びました。かおりが集中治療室にいる間、ふと平本のことを思い出して電話をしますが、たぶん、約束の時間をとっくに過ぎたその頃、平本はすっかり諦めて先輩の元に向かったようでしたね。もはや平本の電話は深谷が何度かけても通じませんでした。そして多分その後、かおりは亡くなり、平本は逮捕されたものと思われます😭。
今回深谷は、弁護士の佐山から、平本の仮出所を知らされました。平本は深谷について何も語りませんでしたが、佐山が、ふたりが「同じ高校」にいたことから、深谷に声をかけてくれたのです🌹。平本が出てくるんですかっ!深谷は必死で、自分に担当させて欲しいと頼みました。お願いしますっ!!
須藤保
日本刀を使った事件の犯人が逮捕されました👍。これで須藤保の無実は証明されたにもかかわらず、須藤は職場から解雇を言い渡されます😈。他の社員たちから、須藤がいることで他の皆まで白い目で見られると訴えられたからです。社長はそれでもすまなそうに心づけを渡しました。須藤は何も言わずに黙って引き下がろうとします。でも三島は違いました。須藤は悪くないのに😠!と社長に食ってかかります。
かつて須藤は事件を起こす前の日、三島に電話をかけてきたのだそうです。会いたいと言われたのに、祥子は仕事が長引いて行けなかったそうです。須藤は三島に止めてほしかったに違いない、あの時止めていれば、事件を起こすこともなかったし、こんな風に世間に見放されることもなかった、三島はずっとそう悔やんでいたのだそうです。
その後須藤は、住んでいるアパートからも出ていくよう促されました😨。須藤は大家を怒鳴りつけ、すぐに出ていく!と息巻きます。そこへ三島もやってきて、ふたりは一緒にどこかへ行ってしまいました。深谷が入院中の九條に知らせに行くと、九條は「そうか、二人で行ったか」とある意味納得していたようです。
小山結子
上司から、小山結子の店に行って、突撃インタビューをするという話を聞いた美晴は、迷った末に、小山にこれを知らせました👍。ここにはいない方がいい!事情を知った小山は、皆に迷惑がかからぬよう「嘘」をついて出て行こうとしますが、星野が困ると押し留めます。
そんな小山に、史織が会いにやってきました💜。小山は断ったのですが、どうしてもと懇願する史織と香苗に深谷が根負けしてしまったのです。小山は史織のために「お花畑のカレー🌸」を作り、それを食べたら帰るよう命じました。おばあちゃん、すっごくおいしい🤗。小山が息子を殺したと知って以来、胡散臭そうな目で彼女を見つめていた清美も、小山が孫にそれほど慕われていると知ると、少し印象が違ったようです👍。
が、小山は結局、マイプレイスを出ていくようでしたね。予告では「自分の命を絶とうと決めて刑務所から出てきた」と語っていたようです💦。
まとめ
経歴だけ見て小山を悪人と判断していた人々が、その人となりを知るにつれて考えを変えていく様子が嬉しいですよね👍。確かに「犯罪者を守っても、犯罪被害者や遺族は守ってくれない」という指摘も正しいとは思うけれど、この世に「何の罪も犯したことのない完璧な人間」などいるわけないのに、自分のことはすっかり棚に上げて他人を批判する風潮だけは改めなければならないと常々思う次第です😔。罰を受けても決して許されないのなら「法」はいったい何のためにあるのか。罰を受けて改心した人々を責める資格のある人間がこの世にどれだけいるというのか、そう思わずにいられません。