生きて、ふたたび〜保護司・深谷善輔 ネタバレと感想 第7話 小山の覚悟

舘ひろしさん主演の社会派ドラマ、【生きて、ふたたび〜保護司・深谷善輔〜】の7話を視聴しました。ここでついに小山の本心が明かされます。以下早速ネタバレです生きてふたたびのネタバレ感想行きますよ( `ー´)ノ

無神経なインタビュー

小山がいなくなりました。清美は、自分たちが冷たくしたからだとパニックを起こします😨。どうしよう、私のせいだよ😭!そこへ美晴がやってきました。小山はアトラスの記者と一緒だそうです。美晴はすぐにその居場所を突き止めて駆けつけました

その頃小山は、美晴の先輩記者の脇田達夫(濱津隆之〜青野宏@ノーサイド・ゲーム)から、実に無遠慮なインタビューを受けています😈。裁判では一度も涙を流さなかった。小山の事件には今の日本を象徴するたくさんの要素があふれているが、小山は、息子を刺したと言う以外何も語らなかったのはなぜか?

小山は、他に何を言えばよかったのか、と問い返します。何かを話せば息子は生き返るの?そこへ美晴が到着します。美晴は小山を連れて帰ろうとしましたが、小山は、逃げたら皆に迷惑をかけてしまうから、もう逃げないことにしたのだと答えました。脇田は美晴を叱りつけます。邪魔するな!

脇田は、裁判では香苗の証言が衝撃的だったと切り出します。香苗は、小山には殺意があったと明言したのだそうです😨。出所後その香苗には会ったのかと言う脇田に小山は会ってないと答えました。私はあの子の弟を刺した。あの子から弟を奪ったのに会う資格などあるはずがない。ここからはまさに血を吐くような告白が続きました

全部私の罪です!どんなに時間が過ぎても、刑務所から出てきても何も変わらない!あの子の息が止まる音が耳から離れない。気が付くとあの子が息をする音が聞こえる。いいえ!違う。それは私の息なの。そしたらまた突然あの子の息が止まる音が。止まらないで、止まらないで。ずっと。ずっとそれ

脇田はここぞとばかりに食いつきました😈。それは亡くなった息子に対する贖罪か?!小山は否定します。それは私と隆史の最後の会話。ずっと続く会話、何の意味もない・・・。美晴はもう耐えられなくなりました。もういい、もういいんです!脇田さんもやめてください!!😭

美晴は小山を連れ帰り、翌朝早くに「辞表」を提出したそうです。その後美晴は編集長から、小山の事件には、日本が抱えている大きな問題を解決する糸口が隠されているかもしれないと諭されますが、それでもやりたくないと断りました。社会の皆のために小山の傷口を広げることが「ちゃんとした仕事」ならできなくていいと断言します👍。

小山の覚悟

深谷は小山に問いました。刑務所から出てきた時に大声で叫んだのはこれで死ねると思ったからか?小山はそうだと答えました。私のしたことは永遠に消えない。私に更生などない。私にできることは、隆史の命日まで自分を苛めて苛め抜いて、人に嫌われて嫌われて消えること。ただそれだけ。できるだけきれいな格好で休まずに働く。それだけが私にできること。

深谷はそうではないと励ましました。あなたにできることは、そんなことじゃない。そう言えるのはあなたを信じているから。あなたのこれからを🌸。

深谷は小山をカサブランカに連れて行きました。そこには先客=澤井が来ています。澤井は小山の毒舌にもめげずにすっかり小山を気に入り、あれこれ褒めちぎってくれました😁。

繰り返す過ち

一方では意外な事実が明かされます。香苗には、史織の他に正人という息子がいたのですが、その息子が今「引きこもり」になっているそうです😵。すべては香苗が家を出て行ったからです。香苗の夫ももう笑わなくなったそうです。史織は香苗を訪れて、パパも正人もママを待っているから、おばあちゃんと一緒に帰ってきてほしい!と訴えましたが、香苗はどうしても小山が許せないそうです。そしてその小山の娘である自分も許せないらしい😔。

それがもし、小山が本来大切に思っていた隆史を殺すまで思い詰めていたのに、香苗自身は何もできなかった、という後悔だとしたなら、今自分が家を出たことで、大切に思っていたはずの正人を「ひきこもり」にしている、という事実に早く気づいてほしいですよね😠。小山は、少なくとも最後の最後まで隆史を愛そうとして、それでもダメだったから自分の手で引導を渡したのですけれど、香苗は「逃げて」いるのですからね。小山を許せないと言う以前に、自分の息子を弟と同じ目に合わせちゃいかんでしょうよ👎。

平本の事情

今回は、平本と深谷の関係もより明らかになりました。平本は「サラリーマン教師🐒」だった深谷が初めて心から親身になった生徒だったようですね。平本はラグビーの才能に恵まれていましたが、父が継父だったことから遠慮をし、ラグビー推薦をもらった大学も断念しようとしていたそうです。それで深谷は平本の家を訪れ、その継父に土下座をして、どうか大学に行かせてやってほしいと頼んだのだそう。父親は、母親の口添えもあって、渋々許してくれました💜。

ところが、そのラグビーの名門のその大学では、平本は徹頭徹尾妬まれて苛められたそうです😨。平本から悩みを打ち明けられた深谷はでも、体育会系の大学とはそう言うものだ、少し我慢すれば試合にも出られるようになる、と励ましました。今は我慢の時だ!深谷は、平本が理不尽で執拗な苛めを受けているとは思いもよらなかったのです😔。

その後、追い詰められた平本が、再度深谷に電話をかけてきたのは前に見た通りです。深谷は、平本が事件を起こしたのは深谷のせいだと思い詰め、ちょうど声をかけられたのを機に保護司になったのだそうです。

谷の謝罪

ある夜、谷が深谷の家にたこ焼きを持ってやってきました。美晴ではなく深谷に会いにきたのです。須藤のことで疑ったことを謝罪しにきたそうです👍。そのために頭も坊主にしていました。最初は深谷も憤懣やる方ない風に谷を批判していましたが、谷の父が殺されたことや、谷がラガーマンだったことを知ると態度が大きく変わります❣️。深谷は谷が選手時代、その活躍ぶりを見ていたそうなのです🎶。あなたフルバックでキャプテンだったでしょう?惜しかったね~あの時のノックオン!絶対大学日本一になると思ってたのに!!😍

深谷がビールを勧めようとした時、美晴が2Fから降りてきました。お父さんっ!小山さんがっ💢!!小山は心筋梗塞を起こして倒れていました😱。緊急手術が行われると言うので、深谷は香苗に連絡をします。お母さんに会ってあげてくれませんか?

感想

これはおばさんの偏見かもしれませんが、週刊誌の記事は興味本位だとしか思えないのですよね。そもそも、犯罪者ならともかく、もう罪を償って出てきた、しかもどう考えても好きで息子を殺したとは思えない高齢の母親を、記者たちが「呼び捨て」にするところからして気に入りません👎。実際の記事を読めばまた印象が変わるかもしれませんけど😤。

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