生きて、ふたたび〜保護司・深谷善輔 最終回ネタバレと感想 真相
舘ひろしさん主演の社会派ドラマ、【生きて、ふたたび〜保護司・深谷善輔〜】もついに昨夜が最終回でした。あ〜やっぱりそうだったのですね〜🤔。以下早速ネタバレです。
和解
香苗が結子を許せなかったのは、やはり、香苗自身に「負い目」があったからでした。香苗は結子に「力になる」と語りながらも、結子から「香苗は自分の家族を守れ」と言われると、それに逃げてしまったのだそうです。私には私の家族があるから仕方ない。母に任せておけばいい😈。また結子は、香苗が来た時に隆史が暴れたのを受けて「あの子さえいなければ」とつい口にしたのだそうです。それで香苗は「結子には殺意があった」と証言したのだそう😔。
でもそれは香苗も同じでした👎。これまた香苗が遊びにきた際、隆史は結子に「この家から逃げたんだからいいよな」と語ったそうです。その頃はまだ父親のDVがあったのかもしれません。その時香苗はでも「逃げているのは隆史だ😠」と腹を立てたそうです。いつも結子を苦しめている隆史がいなくなればいいのに!😡
香苗はその苦しさを母に転嫁したけれど、結子はすべてを自分で背負いこみました😭。それで刑務所を出たら、隆史の命日に死のうと決めていたそうです。息子を殺した私に更生などできるはずがない、そう覚悟して。
でもそんなふたりを深谷が救います。深谷はまず香苗に「逃げたんじゃない」と断言しました。それぞれがそれぞれの立場で一生懸命だったのだから、自分を責めてはいけない。それで少しは楽になったのか、香苗は治療を終えた結子に会いに行きます。結子は最初、あなたの弟を殺した私のためになんか、くることはなかった、そのまま死ねば良かったんだ、と嘆きますが、香苗は「会いたかった」と泣き出しました。お母さん、お母さんっ!!会いたかった、会いたかった!!
真相
その後結子は深谷の家に身を寄せました。そして美晴に「自分のことが分からないから相談したい」と持ちかけます。病院にいる間、結子はずっと、自分や隆史、そして香苗のことを考えていたのだそうです。あなたに聞いてほしいの。それによると、結子が隆史を刺したのは「事故」だったことが判明しました😵。ナイフをつかんで隆史にそれを向けたところに、隆史が倒れ込んできたのだそうです。それがわざとなのか偶然なのかはよく分かりませんでしたが、結子は「ナイフを掴んだ自分が悪い」と己を責めて「息子を刺した」と供述したそうです。
美晴は熟慮した末、この話を文章にまとめてみたいと言い出しました。結子が嫌がるならやらないけれど、結子の気持ちが誤解されたままで良いわけがないと思ったそうです👍。深谷は、亡くなったかおりがよく、美晴には文才があると語っていた、とほほ笑みました。聞かせてやりたかったなあ、今の言葉🌸。
結子は深谷を「隆史が好きだった海」に案内します。隆史は「しんどい時」にはいつも一人でこの海に来ていたのだそうです。そしてそのあとは必ず台所で結子を手伝ってくれたのだそう🤗。結子に「カレーにインスタントコーヒーを入れると美味しくなる」と教えたのは、他ならぬ隆史でした💜。結子は在りし日の隆史の姿を思い出しながら海を眺め、「やっと見れた」といかにも感慨深そうに語ります。私、生きていいの?あなたのことは忘れないわ💐。
平本の本心
深谷は平本の保護司になりました。深谷からの手紙を1通も呼んでいないということだったので、てっきり平本は今でも深谷を恨んでいるのかと思いきや、さにあらず、平本は、ラグビーの楽しさを教えてくれた深谷に心から感謝しており、平本に生きる道を開こうとしてくれたのに、その道を歩けなかったのは自分のせいだと悔やんでいたのだそうです。僕はいつだって誰かに頼って逃げていた。自分の道なのに。彼は刑務所にいる間ずっとそのことを考えて反省していたそうです。手紙を読むとまた頼りたくなりそうで怖かったと打ち明けました。深谷は頼ってくれていいんだと語りかけます。保護司になったらおまえに会えるかもしれないと思っていた。そして会えた。平本もこの再会を心から喜んでいたようです💕。
その後
澤井
澤井はお菓子を持って息子の道雄に会いに行きました。でも遠くから道雄の家族を目にしただけで、寄らずに帰ってきたそうです💦。道雄が澤井を見つめてくれただけで満足したのだそうです。澤井は深谷にそう語り、もう2度と塀の向こうに行くようなことはしないと誓いました。私、がんばります。深谷は再度道雄宛に手紙を書きます。貴殿の御父上は、必死に、必死に日々を生きております🍀、そう伝えずにはいられなかったのです。
古澤
一方で古澤は、強盗容疑で逮捕されました💀。信田は驚きながらも深谷に伝言を託します。償って出てこい。お前の居場所はここにある。帰ってこいってな。弁護士の佐山は、その言葉に感謝しつつも、古澤がその気持ちに応えられるかどうか懐疑的でした😔。それで深谷は、人間だから間違いは犯すが「やり直し」は効くのではないか、と問いかけます。生き直すことはできないのか。この世に不幸になっていい人などいない。皆幸せになりたい、そのために必死にもがいている。そう語る深谷は今日もまた新しい対象者と面接をしています🌹。
アトラス編集部
美晴がアトラスを辞めたあと、編集長の機嫌が悪かったらしいのもまた象徴的でした。結子への取材はまだ諦めていなかったようですが、美晴の書いた文章は「興味本位の週刊誌」には載せたくない気がします😔。何せ他の社員たちは「新しい懲役さん、来ないかなあ」などと口走っていたのですからね😨。問題提起になるとはしても不謹慎だと思わずにはいられん😤。