リコカツ ネタバレと感想 第4話 くれぐれもお大事になさってください
北川景子さん&永山瑛太さん主演の金曜ドラマ、【リコカツ】の4話を視聴しました。何のアナウンスもないまま、いきなり佐野史郎さんがいなくなったのには驚きましたが
、なんでも腎機能障害だそうで、急遽、平田満さんが交代してくださったのだそうです。雰囲気も似ていましたし、違和感はありませんでしたが、そう言う事情だったとは存じませんでした。どうぞゆっくり静養なさってくださいませ
。
ドラマの方もなんとも気がもめました。以下ネタバレのあらすじです
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咲の後悔
紘一の本心を知った咲は、離婚を言い出したことを激しく後悔していました。それなのに、今度は元カレまで出て来たことで、紘一はどんどん頑なになっていきます
。美登里が、青山と咲はお似合いだった、などと言ったから尚更です
。紘一は、咲のためにも離婚を進めた方が良いと、離婚届にサインをし、マンションの査定まで依頼しました
。
一方の咲は「やり直したい」と言いたいのに、なかなか素直になれません。しかも文芸部への異動で、身勝手な小説家=水無月連(白洲迅)の担当をさせられ、四苦八苦です。水無月は、雑誌社で咲を見かけて以来、すっかり気に入って担当に指名してきたのです
。
本当に離婚するしかないのかしら。
そんな時に美登里が咲のマンションで「美登里の誕生パーティー」をしてほしいと言い出しました。咲の家族はそれぞれが好き勝手なことをしていましたが、唯一美登里の誕生日だけは皆で集まってパーティーを開くのが習慣だったのだそうです。美登里は真剣に武史との離婚を考えていたため、パーティーはこれを最後にしようと決めたらしい。
咲が困っていると、紘一がやろうと言ってくれました。お義母さんの誕生日を祝えるのがこれが最後になるだろうから。咲もまた、もしこの誕生日をきっかけに美登里が離婚を思いとどまってくれれば、自分達も離婚を切り出しやすくなる、などと心にもない言い訳をします。
咲はますます複雑な心境になりながらも、母のために、紘一と一緒に一生懸命パーティーの飾りつけをしました。ご馳走はほとんどデリバリーだったそうですが、唯一ポテトサラダだけは手作りしたそうです
。紘一も一生懸命お芋を潰す咲を嬉しそうに見つめていました
。
パーティー当日
美登里は、咲と紘一の結婚式で仲良くなった紘一の後輩たちもこのパーティーにも呼びました。そこにもれなく一ノ瀬も付いてきます。一ノ瀬は、図々しく
、おでんと筑前煮を持参しました
。紘一は、母もよく作っていた、と礼を言いますが、楓は一ノ瀬の魂胆に気づきます
。筑前煮とおでんって何かマウントとられてない?おふくろの味作れます的な
。
案の定、一ノ瀬は紘一の隣で料理を取り出しながら、こうしている(台所に立っている)と新婚みたいですね、などとのたまいました
。しかも一ノ瀬は、ことわりもなく二人の寝室に入っていきます
。咲もさすがに声を掛けますが、一ノ瀬はまったく悪びれません
。その上、咲はちゃんと紘一の面倒を見ているのか、などと言い出しました。我々はいつも命がけで仕事をしているので
。
パーティーには青山も呼ばれました。青山は、いかにも居心地悪そうにしていましたが、一ノ瀬の態度を見てすぐに「同類」だと気づきます。それで青山は一ノ瀬に、万が一不倫などしたら、妻から賠償請求されるリスクがあることを覚えておくよう伝えました
。でも一ノ瀬は、法で心は縛れない、などと言い返します
。
そこへ武史がバラの花束を抱えてやってきました。美登里の誕生日には、いつも真っ赤なバラの中に結婚の年数分だけ白いバラを入れるのが通例なのだそうです。今年は35本入れてきたぞ!俺の一番は変わらず美土里だから、これからもずっと一緒に祝わせてくれ
。
ところが美登里はここで皆に「離婚」を宣言しました。
皆が帰った後、美登里は離婚を決めた理由について語りました。美登里が浮気現場を目撃した際、武史が「浮気」を認めたのが原因だったそうです。どんなにバレバレでも、最後まで認めないのが最低限のルールだったのに!美登里は自分名義の貯金が2千万に達したら離婚しようと考えていたのだそうで、それがついに貯まったのだそうです。
武史はショックを受けて飛び出していきました。咲は母をひどいと非難しますが、美登里は、35年も連れ添うとあそこまで言わないと別れられないと説明します。咲は武史の後を追い、父が泣いている姿を目撃しました
。武史は慌てて逃げ出します。カッコ悪いとこ見られちゃった。大丈夫、俺は大丈夫だから
。
離婚取り止め宣言
咲は紘一に、あんな風に離婚するなら、初めから結婚なんてしなければいいのに、と語りました。離婚って個人の問題だと思ってたけど、やっぱり家族みんなを傷つける。
紘一は咲を思いやります。君は大丈夫か?君も傷ついたんじゃないのか?
咲は頷きながら認めました。ずっと好き勝手やってきた家族なのに、やっぱり寂しいね。戻る家がなくなるって。ホントに独りぼっちになっちゃった。
紘一は、もういい、離婚はやめよう、と言って咲を抱きしめます。君が傷つく姿をもう見たくない。君を一人にはしない。咲も泣きながら紘一に抱き着きました
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エピローグ
これでうまく行くほどラブコメの神様は優しくありません。なんと、青山が紘一の書いた離婚届の封筒を持ち帰ってしまいました
。咲には未練があるけれど、紘一との幸せを祈ろうとしていた青山も、これでガゼン張り切りだしてしまうのか??
また薫も緒原家に戻ってきたようですね。でも正に言わせればきっと「薫らしくない」ラフな格好でしたから、離婚を迫りに来たのでしょうね。
感想
北川景子さんというと、これまでは「強い女性」のイメージが強かったですが、この咲は見た目よりずっと「脆い」印象が強いので、責任感の強い紘一が守りたくなる気持ちも分かりますよね。ま、それは性別関係なく、お互いに弱いところを補いあってこそのパートナーなのでしょうけれど
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とはいえ、一ノ瀬は論外ですが、青山はなかなか良い人物ですよね
。もちろん紘一も悪くは無いけど、何せ人生は長いのですから、咲もここはじっくり考えた方が良いかもですね
。続きもとっても楽しみです
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