最愛 最終回 ネタバレと感想 愛する「家族」のために
吉高由里子さん主演の金曜ドラマ【最愛】もついに最終回を迎えました。この人のことだけは最後まで疑いたくなかったんですけどね〜😔。以下早速ネタバレです。
犯人は加瀬
過去に達雄に協力し、また現在でも昭と橘を死に至らしめたのは加瀬でした😭。経緯はこうです:
20年前
加瀬はあの日、梨央の進学&上京のことで達雄に会っていたそうです。そこへ優から電話がかかってきました。優から事情を聞いた達雄は急いで寮に戻りました😨。一緒にやってきた加瀬は、優は未成年だから罪には問われない、と警察に通報しようとしますが、達雄は必死で止めたそうです。息子を犯罪者にするわけにはいかない😡!それで加瀬は梨央を部屋に運んで寝かせた後、達雄とともに康介の遺体を山に運んで遺棄するのを手伝ったそうです💦。
現在
また昭の時は、梨央が公園に行ったと聞いた加瀬はその後を追い、昭と遭遇したそうです。そこで昭は、息子を殺したのは弟の方だった、とのたまい、警察に知らせようとしました。加瀬は、そもそも梨央たち家族の幸せを壊したのは康介だ、と批判しますが、昭は「ちょこっといたずらしただけやないか、悪いのは誘ってくる女の方や😈」と反論したそうです😤。加瀬は湧き上がる怒りを抑えられず、昭を池に突き飛ばしました。そこで昭は後頭部を打って死亡したそうです。
そして橘に関しては、殺害というよりは「事故」(過失致死)だと言っても良い気がします。真田ウェルネスの不正を暴こうとした橘に対し、加瀬は薬が承認されるまで待ってほしいと懇願したのですが、橘は耳を貸さず、もみ合いになったところで、橘は転落してしまったのだそうです。
真相解明に至るまで
この真相にこぎつけたきっかけは、藤井が自分の推理を大輝に打ち明けたことでした。藤井は、達雄が子供たちを守ろうとしたとは言え、一人で梨央を助け、康介を山に遺棄するのは無理だったのではないかと思ったそうです。また当時のマネージャーの菜奈が、寮に達雄以外の誰かがいたことに気づいていたのだそう。そしてその菜奈は、床に落ちていた薬の瓶を拾って持ち帰っていたそうです。その薬は康介が女性たちを眠らせるために自分で作った睡眠薬です👎。
藤井は、当時のアリバイのない大輝を疑っていたそうですが、大輝はすぐにその瓶を桑子に渡して指紋を採取させました。残念ながら指紋は検出できなかったそうですが、その後、橘の母の真希(浅田美代子〜氷崎民子@家族狩り)から、橘が精神安定剤を使っていたと聞かされます。最近薬を変えたばかりだと聞いた大輝は早速、法医学者の柳(螢雪次朗〜今久保忠雄@天使にリクエストを)に確認に行きました。柳は、抗精神病薬を変えた場合には悪性症候群が出やすくなると説明します。その症状=副作用には「発熱」も含まれるのだそう。
もし橘が当時発熱していたとすれば「死亡推定時刻」がずれることになります。実際橘の死亡推定時刻は、死後硬直や死斑が明らかでなかったため、直腸温だけに頼って推定したのだそうです。橘の尿からミオグロビンが多量に検出されたことから、薬の副作用が出ていたと思われ、それが発熱だとしたら、死亡推定時刻は2〜3時間前倒しになる可能性が出てきました😲。
桑子は早速アリバイを洗い直しました。こうして見つかったのが加瀬です😭。また芝池公園付近の防犯カメラにも加瀬が写っていたそうです。また加瀬が持っていた赤いペンは、どうやら梓のものだったようですね。加瀬は、芝池公園に行く直前、たまたま床に落ちていた「梓のペン」を自分のものだと誤解してポケットに入れました。つまり加瀬はこのペンを2本持っていたのですね😵。
梨央の決断
梓が「詐欺罪」で逮捕された後、梨央と加瀬は「会社のイメージを回復」させることだけを考えて行動しました👍。梨央は政信を呼び出して、まずは創業家が経営から外れることが肝要だと訴えます。後藤は外からプロの経営者を社長に据えれば、ウェルネスの企業価値は上がると力説しました。その後藤もまた梓ひとりに責任を負わせるのは忍びなく、自首することにしたそうです👌。
梨央は一社員としてSND850が承認されるまでの間、自分がなすべきことを続けました💜。そしてついに申請が完了し、承認されることとなります🎉。梨央は承認が降りるというその日、長年の夢が叶う瞬間を会社で仲間達とともに待っていました。大輝はそこに「差し入れ」を持って現れます🌸。
愛する人を守るために
大輝
その一方で「困っている人々を助けたい」という願いから警察官になったという大輝は、桑子の尽力で「捜査一課」に戻りました。一連の事件の捜査は打ち切りとなったのに、山尾は「真田の内情
」を利用して昇進したそうです🙄。これに腹を立てた桑子は、山尾が管理官と接待賭け麻雀をしていたことをチラつかせ、山尾を脅しました
。
捜一に復帰した大輝は、電話で加瀬を問い詰めました。加瀬が、大輝も大切に思っている梨央と優にとってどれほど大切な「家族💐」かということは、大輝自身が誰よりもよく知っていることですが、それでも、真相を明らかにするのが大輝の選んだ道なのです😭。
加瀬
それと同時に加瀬が過去に取った行動が明らかにされていきます😨。加瀬は確かに罪を犯したけれど、それはすべて愛する家族を守るためだったという「事実」は誰の目にも明らかでした。実際の加瀬自身は、大輝の問いをことごとく否定します。大輝が推理したことはすべて正しいのだけれど、いかんせん「確証」はどこにもないのです😎。優の記憶は、たとえ薬が効いても戻らないそうですし、梓は後藤にも「赤いペンはあげた」のだから決して捜さないでと言い含めていました。やはり梓は何もかも分かっていたのですね💜。
加瀬は姿を消しました。会社には辞表を提出し、大輝には「二人のことを頼む」と言い残します。こんな日が来ることは分かっていた。ようやく手に入れた二人の幸せを壊さないでやってほしい。
エピローグ
加瀬は梨央に名前入りの「赤い手帳」を贈ったそうです。梨央は、大輝は決して何も言おうとしなかったそうですが、その様子から、薄々加瀬が犯人だったのだろうと気づいていました。でもたとえどんな真相を突きつけられたとしても「加瀬の無事🌹」を願う気持ちの方が強かったそうです。大輝と共に白川郷の達雄の墓参りをし、優は忙しくしているが、次は連れてくると報告しました。
梨央も優も、加瀬の願い通り、今はとっても幸せだそうです。大輝は「梨央が笑っていればそれで幸せ」なのだそう😁。そんなんですから、梨央がいくらカマをかけても真実を話すことはできません😓。梨央は、荷物を持つという大輝の手を握りました。大輝はその手をしっかり握り、「ちっちゃい手やな」と言うと、梨央も負けずに「あったかい手やな😏」と言い返しました🌸。
感想
おばさんの妄想は見事に外れちまいましたが😅、最後は梨央と優、そして大輝の笑顔が見られて満足です💕。冒頭でもぼやきましたが、加瀬にとって梨央たち「家族」はかけがえのないものだっただけに、加瀬は彼らを守るためならどんなことでもしたに違いないのですよね😔。だからこそ梓は自らのアリバイを曖昧にしておくことによって加瀬を守ろうとしたのではないでしょうか。確証がない限り罪を問われることはないのですから。そして加瀬もきっと「家族」を守ることができて本望だったのだと思います。ただそれだけに、加瀬もあの輪に加わって一緒に笑っていてほしかった、と思わずにいられませんが
。
拍手コメントをありがとうございます♪
ちくわさん、こんにちは(^^)/。
ちくわさんも「最愛」をご覧になっていたのですね〜。加瀬はなんとも気の毒なことを致しましたけれど、私個人的には、彼は「彼にしかできないサポート」を、むしろ誇りに思っていたのではないかと感じましたよ。愛されることよりも愛することを喜ぶ人だったのではないかと。
梓にしても、加瀬を「家族と認めなかった」のではなくて、むしろ認めていたからこそ、たとえ自分が疑われても真実を明かさなかったのだと解釈いたしました。かと言って、実の子供たちが疑われるのは何より避けたかったからのあの発言ではないのでしょうか。そして加瀬もまたそれは同じ気持ちだったのと思いまするが。
それと〜橘に関しては、私はなぜあれほど彼女が梨央を恨んでいたのかがよく理解できなかったのですよね(汗。確かにあのク○野郎に乱暴はされたけれど、その後は自分の力で記者として認められたんですよね?一度はそうした華々しい成功を体験したのに、何かのきっかけでまた過去の苦い経験がフラッシュバックしたのでしょうか。冷たいようですが、だからと言って、梨央を恨むのはお門違いな気がします。こん