桜の塔 ネタバレと感想 第7話 20年前のケジメ
玉木宏さん主演の木曜ドラマ、【桜の塔】の7話を視聴しました。これまたなかなか面白かったですね〜。以下早速ネタバレです
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狙撃事件
次期警視総監の選出会議まで残り1週間足らずとなった頃、街頭演説中の若槻が何者かに狙撃されると言う事件がおきました。幸い撃たれたのは足だったため命に別状はありませんが、当然、選出会議は延期されることになります。これが千堂の仕業だと確信した吉永は、狙撃犯の目星をつけてきました。現場から380メートル離れたところにあるビルの防犯カメラに久瀬秀臣(浜田学〜八巻庸平@嘘の戦争)という元SATの狙撃手だった男性が写っていたのだそうです。この久瀬の腕前ならこのビルからでも十分狙撃可能だそうです。
この久瀬は、千堂が公安部にいた頃の部下だったそうで、SATにいた頃は警視総監賞をもらったこともあるそうです。その後は公安部に転属しますが、ある事件に巻き込まれてその半年後に依願退職したのだそうです。捜査の結果、ビルの屋上の手すりから硝煙反応が検出され、久瀬は容疑者として逮捕されました。
20年前の真相
久瀬が退職を余儀なくされた事件にも千堂、そして現警視総監の矢上彰文が関わっていました。矢上は当時公安部だった千堂に暴力団への潜入捜査を命じたそうです。千堂はその捜査員に当時久瀬の同期だった深海慎吾(中川晴樹)と刈谷を抜擢しました。ふたりは潜入捜査のために、復職を前提に一旦警察を辞めてヤクザに潜入しましたが、深海が覚醒剤に手を出したため、捜査に支障をきたしてしまったのだそうです
。覚醒剤の取引現場で錯乱状態に陥った深海は、刈谷が刑事だと暴露しました
。この様子を遠くから監視していた久瀬は、刈谷を助けるために深海を射殺したのだそうです
。深海の遺体から覚醒剤が検出されたため、殉職として扱われず、刈谷もとばっちりを受けて復職できなかったのだとか
。
かつて久瀬はこの深海とその妻を争って最後には身を引いたという経緯があったらしく、残されたその妻に対しても、ずっと負い目を抱いていたところを千堂が利用してきました。もしこの狙撃を成功させれば、深海の名誉を回復させる〜殉職扱いにして階級も特進させ、遺族年金も保障すると言う誓約書を交わしたのだそうです。
この矢上の「黒歴史」について上條に教えてくれたのは権藤でした。その権藤から「刈谷」の名前を聞き出した上條は早速、刈谷を問い詰めます。刈谷は全てを打ち明けました。またそこに実家に帰して千堂をスパイさせていた優愛から連絡が入ります。優愛は上條から、千堂の暴走を止めるためだと聞かされて、父を見張っていたところ、千堂が「久瀬の持っている封筒」について話していたのを耳にしたのだそうです。それを聞いた刈谷は、千堂が久瀬に封筒を渡していたのを思い出しました。もしかしたらあの時の??
どんでん返し?
前回、千堂の悪事を手伝ったことで水樹から軽蔑された富樫は、なんとしても挽回のチャンスを狙っていました。上條がこれを利用します。千堂を助けるふりをしてこの封筒を奪ってくるよう命じたのです。富樫も途中までは上手くやりました
。千堂には「写し」を渡して騙そうとしますが、それを明かしてしまったために、矢上にとどめを刺されます
。矢上は水樹の不正捜査に言及し、彼女を助けたかったら協力しろと富樫を脅しました。
惜しかったねえ。この場で誓約書なんか見せつけなければ、裏で俺をこっそり粛清できたのに。
が、矢上も、千堂がわざと「矢上と因縁のある久瀬」を使ったことぐらい察しています。でもとりあえずは不問に付して、まずは吉永と権藤を排除することに決めたようです。
一方で怒った刈谷は千堂を待ち伏せしてナイフで刺し殺そうとしました。全部あんたのせいだっ!!
でも予告によると、遺体で発見されたのは刈谷のようです。ということは、千堂がナイフを奪って反撃したのか?それともその後に殺されたのか
。
上條の日記
優愛は、上條の「日記」を読んで驚愕していました。果たしてあそこには何が書かれていたのでしょうか。真実?それとも罠??
感想
この時間帯は大抵8話で終了でしたが、これは続くみたいですね。となると〜まだまだ他にも「隠された真実
」が出てきそうです。吉永が久瀬に気づいた経緯も不明でしたし
、いきなり良い人になった権藤もやっぱり胡散臭いですよね
。続きもとっても楽しみですね
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