スカーレット ネタバレと感想 第18週(#103~108) 炎を信じて
戸田恵梨香さん主演の朝ドラ、【スカーレット】の第18週は「炎を信じて」です。この1週間は、ドラマ以外の現実世界でも色々騒がしくて
、あ~ずいぶん長かったな~な印象です
。実際ドラマでも5年も経過したそうなので尚更ですね
。
まずは「穴窯」ですが、喜美子はついに完成させました!
いや~これまた長かったですね~。何度も何度も何度も!失敗を繰り返しながら、その度に新しいことを学んでいく姿には大いに感心させられましたね。新しいことに挑戦するためには、ああした試行錯誤と決して諦めない情熱が不可欠なのだとあらためて感動いたしました
。
その途中、マツは、煮詰まっている喜美子のために草間を呼んでくれたそうです。草間は陶芸家でも何でもないけれど、喜美子の、何かを極めようとする「志」の一番の理解者だと分かっていたからですね。喜美子にそれを教えてくれたのも、ほかならぬ「草間流柔道」だったのですもの
。
喜美子は、ただ草間に話を聞いてもらっただけで、1つ、長~いトンネルを潜り抜けたようでした。
その草間は、かつての慶乃川善(村上ショージ)が焼いてくれた狸までお守りに持ってきてくれました。ちなみにその草間は今、巨大なニャンコと一緒に暮らしているそうです。
2週間もの間、火を焚き続けると聞いた八郎は、危ないからと止めに来ますが、喜美子は、その危険を乗り越えてこそ、成功が待っていると確信していました。
八郎は、喜美子は八郎にとってずっと「女」だったから、危険なことは止めてほしいのだと訴えます。
ここでふたりの違いが決定的になりましたね。確かに喜美子も「女」として八郎を愛したからこそ、結婚して武志が生まれたのでしょうが、でも喜美子は女である前に「芸術を愛する川原喜美子」だったのですもの。
長年その気持ちを押し殺して八郎を支えてきたけれど、もうその情熱が抑えきれなくなったのは誰の目にも明らかなのに、八郎は気づけなかった、譲れなかったのでしょうか。
喜美子は、そこまで打ち込める陶芸を教えてくれたことを八郎に感謝し、八郎ではなく陶芸を選びました。その結果、喜美子は、女性陶芸家・川原喜美子としての名を確立し、それを揺るぎないものにします
。
一方の八郎も、喜美子の成功には驚嘆したようですね。後日喜美子の展示会を見に来て、ノートに「十代田八郎」と記していったそうです。それを見た喜美子は、自分から、離婚届を送りました
。
ま、よその夫婦のことは他人には分かりませんが、喜美子を応援してきたおばさんとしては、やっぱり八郎には喜美子を支えてほしかったですね~。喜美子がずっと八郎を支えてくれたように、今度は僕が支える番だ、には「才能が違い過ぎて
」ならなかったのでしょうか
。
それからあっという間に5年が過ぎて、武志(伊藤健太郎)が大学進学を考える年ごろになりました。大学進学を勧める喜美子に対し、武志はずっと言えなかった気持ちをぶちまけます。お母ちゃんは大切なもの(八郎)を失った!
それは喜美子自身も痛感していたようですが、それはそれで仕方ないと、おばさんは思いますよ。お金がないことを理由に夢を諦めるような人間は本物の芸術家にはなれんのだす
。
武志は八郎とも相談し、八郎と同じ大学に進学を決めました。今後は京都の寮に入るそうです。
予告ではまたちや子も登場していたようです。これから喜美子がまたどんな道を歩んでいくのか、大いに楽しんで見守っていきたいです
。
連続テレビ小説 スカーレット Part1 (1) (NHKドラマ・ガイド)
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: 視聴ドラマ一覧~日本ドラマ編
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