青のSP(スクールポリス) ネタバレと感想 第5話 いじめは「犯罪」に大賛成

藤原竜也さん主演の【青のSP】は今回もまた面白かったですね~。これ見てるとスカッとします。最近の日本は言葉をオブラートに包みたがる傾向にあるけれどそんなんだから物事を深刻に受け止めなくなるんだよ!ikariと画面の前で大いに共感しちゃいました。いじめは暴行、傷害、恐喝罪に相当する犯罪だ、に大賛成

以下ネタバレですネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

嫉妬

3年1組担当の浅村はバスケ部の顧問でもあるらしく、自分のクラスのアレン徳永(川村ジーモン凜一朗)をレギュラーに抜擢しました。そのせいでスタメンを下ろされた西田はアレンにひどく嫉妬します。そもそもアレンをバスケ部に誘ったのは西田らしいのですけどね。そんときゃ、自分を脅かす存在になるとは思ってなかったのでしょうか。

それから「苛め」が始まりました。浅村が見ている時は控えるものの、目を外した途端に皆で徒党を組んでアレンを苛めます。無視はもちろん、実際に暴力も振るいました

こうした嫉妬をあからさまに表に出すことを、おばさんの学生時代には「恥だと言ったものですが、今はまさにダッサですね

見当違いな仇討ち

アレンが住んでいる船渡地区には「オクタゴン」という、主に外国人の子どもたちが構成している半グレ集団があったそうです。アレン自身は、幼い頃から貧しくてずっと苛めに遭っていたそうですが、その子たちとつるむことはなかったらしい。でも顔見知りではあった

その半グレ集団がこの「苛め」を知りました。彼らの一人のジュワニ市原健太(奥智哉)を襲います。顔を隠されて殴られた市原は、相手の手が黒かった=黒人だから、犯人はアレンだと思い込みました。ジュワニは「アレンがなめられないように」と、近くにアレンの生徒手帳も落としてきたそうです。宣戦布告だ

周囲の反応

案の定、アレンへの風当たりはますますひどくなりました。市原をやられた仇を討つ!

教師たちの間でも、アレンの肌の色が黒いと言うだけで、アレンが犯人だと疑わない者もいました。柴田は激しく食って掛かります。あいつは3歳の頃からずっと日本にいる、もう日本人ですよ!ikari

嶋田は見た目も国籍も関係ないと言い切ります。問題は市原を殴ったのか、殴ってないのか、それだけだ

悪への誘惑

一方のアレンは、犯人が誰か分かったものの、誰にも言うことができません。半グレのリーダー、マーカスは、この機にアレンを言葉巧みに仲間に誘い入れました。なあアレン、学校なんて行かなくていいよ。ここがお前の居場所なんだから

翌日アレンは学校に行きませんでした。半グレたちは早速アレンを「運び屋」にしたてます。

べつに人殺すわけじゃねぇんだからさ。誰も傷つかねぇよ。なあ仲間だろ?

スクポリ始動

柴田は大いにアレンを心配し、捜しに行こうといいだしました。でも、いつもなら真っ先に騒ぐはずの浅村がまったく乗り気じゃありません。アレンは、西田に恩義を感じているらしく、余計なことはするなと止められてしまったのです。それにどうやら浅村は過去に(いじめが原因で?)生徒に自殺を図られたらしいですね?

それを横目で見ていた嶋田は、三枝にアレンの地元を調べさせる一方で、アレンと幼馴染の涌井にアレンの居場所を尋ねました。涌井は大いに反抗します。

何で私に聞くの?言ったってどうせ何もしてくんないでしょ。騒ぐだけ騒いで自分たちに都合が悪くなったら、適当にごまかすじゃん

嶋田はこれが岡部とのことだとすぐに察しました

その後三枝からオクタゴンについての連絡が入ります。三枝は、オクタゴンのたまり場を捜してくれていたのですが、彼らは頻繁に移動しているらしく、なかなか見つからないそうです。

その頃アレンは、西田たちに捕まって「ブツ」を川に流されてしまいました。これがマーカスたちの知るところとなり、西田が彼らに拉致されます。これを見ていた他の生徒が学校に知らせました。市原襲ったのってそいつらですかね?

知らせを受けた嶋田はすぐに三枝に連絡し、三枝がまだ行っていない「オクタゴンのたまり場」を聞き出しました。残りは2カ所でしたが、嶋田の勘が当たったそうです

嶋田は半グレどもをコテンパンにやっつけましたboxing5。外れを引いた三枝が一歩遅れてやってきます。また嶋田がエラソーに威張るんですよね。俺の当たりだったな

三枝は、たまたま2択が当たったんでしょ、ていうかここ調べたの俺なんですけど、と半グレを相手にしながら反論しました。ヒーローキック!kakutogi

マーカスは瓶を割って西田の首に突きつけて脅してきます。コイツを殺されたくなかったら、膝を付け!

嶋田と三枝が言うとおりにすると、火をつけて逃走しました。でも三枝はちゃ~んと裏に警察を呼んでいます

西田は助けて!と叫びました。熱いよ、死にたくねえよっ!!三枝は消火器を探しに行きましたが、嶋田は一歩も動きません

自業自得だろレギュラー奪われたからいじめてOKなんだろ?こんなやつ放っといて行こうぜアレンなぁ

嶋田は浅村に説得されてやってきたアレンにそう声を掛けます。浅村はいつも通り呆れていましたが、アレンは西田を助けに行きましたkaeru。ものすごいジャンプで火を飛び越えます。そこに三枝も消火器を持ってきました

西田は「ジャンプ力すご、さすがアフリカと憎まれ口を聞きます。アレンは「アフリカじゃないし、父さんアメリカだしと訂正しました。西田はごめんと笑います。「やっぱ見た目かよ」~西田がかつてアレンをバスケに誘ったのも「見た目」だったのです。ははっ、見た目だよ

これでふたりのわだかまりが解けました

駆け付けてすぐに半グレに殴られて気を失っていた柴田は、大いに感動します。俺たち教師がちゃんと向き合えばいじめはなくなるんですよ

でも嶋田はキッパリ否定しました

なくならない。いじめなんて言葉を使ってたんじゃなくならない。いじめは暴行、傷害、恐喝罪。いじめたやつは犯罪者だ。

小川香里の事件

嶋田は浅村に、亡くなった小川は嶋田の恋人だったと打ち明けました。嶋田がSPに志願したのもすべては彼女の仇を討つためだったのです。今三枝に頼んで捜してもらっている岡部が本当に小川の死に関わっていたら、迷わず殺すと明言しました

一方の校長は、その辺の事情を知った上で隠蔽しているみたいですよね。嶋田が秘密を暴き出そうとしていると察して、教育委員会の尾崎に嶋田を辞めさせてほしいと訴えていました。が、尾崎はSP制度を根付かせるのが最大の目的で、嶋田はその役目を果たしている、と反対します

それとも小川香里の件を探られて何か問題が?彼女は事故死でしょう?

感想

ちょっと思ったんですけどね、アレンをアレンと呼ぶなら、他の子も名前で呼んでやったらええんでないかな。担任は女性だし、そういう「平等」は要らないのかな?

また三枝が、嶋田にどんなに無茶ぶりされても「ノーペイン、ノーゲイン」精神で頑張っているのが、また健気ですよね~。嶋田も一度ぐらい何か奢ってやり


([さ]8-1)スクールポリス (ポプラ文庫)
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青のSP-学校内警察・嶋田隆平