青のSP(スクールポリス) ネタバレと感想 第9話 ラスボス現る

藤原竜也さん主演の【青のSP】は9話に来て驚きの展開が待っていました。いや~確かに初めの頃から不思議な存在ではありましたよね。今にして思えばかなり「不気味」だったと言えなくもありません

などと思わせぶりはこれぐらいにして、以下早速ネタバレです青のSPが面白い( `ー´)ノ

ラスボスは子どもたち?

なんとなんと、岡部が元校長の木島の腹を改造銃で撃ちましたなんてこった!( ;∀;)。どうやら一命はとりとめたようですが、それを聞いた嶋田は、俺たちは騙されていた!と語っています。岡部が木島を撃つということは、それほど我慢ならないことがあったに違いないというのですが、それがどうやら「涌井と尾崎」が何やら画策した結果のようなのです

木島は岡部に撃たれる前、「私は何も言っていない!」と弁明していました。果たして岡部は何をそれほど怒っていたのでしょうか?

少年係で多くの子どもたちを見てきた三枝は「ごくまれに大人顔負けのワルもいる」と語っていました。そうしたワルは「強い意志や信念を持ち、目的達成のためならどんな犠牲もいとわない、化け物みたいなやつ」なのだそう。どうやらそれが尾崎(と涌井)らしい

涌井と尾崎

今回嶋田がつき止めたところによると、ふたりは同じ高校の建築科を目指していました。涌井の父親は「交通費のかからない公立へ行かせる」と言っていたにも関わらず、です。父親は「中卒」でも良いほどなのだと語りました。学校なんて行く暇あるなら、働いてもらった方が助かるからね

ふたりがラスボスならいっそこの父親を狙うなら話は分かりやすいのですが、なぜ木島だったのでしょうか?

毒親

相良恭子

浅村が担任している相良恭子(石井薫子)は帰国子女で、高校も帰国子女の多い学校に行きたいと願っていました。が、母の律子(堀内敬子~菊池昌子@エール)は、相良の家は病院を経営しているから、相良には医大に行ってもらわないと困ると猛反対です

~相良は水野の発音がひどいとけなしていたけど、それ以前に字幕のカタカナ間違ってましたよ。ライクス(likes)じゃなくてメイクス(makes)やろ。生徒はちゃんとThat makes me sadって言ってたのにってどーでもええですね

浅村から話を聞いた嶋田は、教師のお前は子どもの味方をしてやれ、と励ましました。それが亡き香里の信念だったのですね

それで浅村は相良に「スピーチコンテスト」に出るよう勧めました。律子がその行方を阻もうとすると、嶋田がズバリ指摘します。家族の病理は連鎖する。今断ち切らないと、彼女は一生あんたを恨んで生きることになる。そして自分の子供にも同じことを繰り返す。それでもいいのか?

なんと律子はかつてパティシエになりたかったのを反対した自分の母を、彼女が死ぬまで恨んでいたのだそうです。あなたに同じ思いをさせるところだったわ。ごめんね

井上双葉

もうひとりの毒母は井上双葉(唯藤絵舞)の母、弥生(西尾まり~お六@ぼんくら)です。弥生は双葉を立派な芸能人にしようと必死でした。でも双葉自身は、自分には才能がないと思い知っていて、もう止めたいと思っていたのだそうです。クラスの男子からも、人気がない癖に、と罵倒されていました。ある日双葉は耐え切れなくなって、教室で暴れだします

私だってやりたくないよ!でも、やらなきゃママが泣くのよ!あなたにいくらつぎ込んだと思ってるのって、私の時間返してよって、泣かれるのよ!私だってもうやめたいよ!みんなと一緒に普通に受験勉強したいよ!

双葉は泣きながら自分の頭を床にガンガン打ち付けました。額が切れて血が出てきても止めません。そこへ嶋田が駆けつけてきて、双葉を抱きしめて止めさせました。大丈夫だ。大丈夫だ

嶋田は、連絡を受けてやってきた弥生を「子どもが自傷するまで虐待した」と批判します。あんたは娘を利用して人生の生き直しを図ろうとしてるだけだ。こいつは身勝手な母親の犠牲者だよ

感想

鈴木梨央ちゃんはずっと注目してきた子役ちゃんだったので、ここで「ラスボス」できちゃうぐらい成長したのかと思うと、それはそれで嬉しいです

その尾崎の謎はさておき、嶋田が心から生徒たちのことを考えてくれているのがめちゃ嬉しいですよね。それに、ようやく浅村を信頼したらしいのも素敵です。失敗しても浅村先生がけつ拭いてくれる、なんて言葉は悪いですけどね

予告で嶋田が撃たれていたようなのが心配ですね~。ここで辞めたりせずに、是非これからもスクポリ続けてほしいですよね。もちろんドラマも是非シリーズ化していただきたいです青のSPが面白い( `ー´)ノ

([さ]8-1)スクールポリス (ポプラ文庫)
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青のSP-学校内警察・嶋田隆平