70才、初めて産みます-セブンティウイザン。第1話ネタバレと感想
小日向文世さん&竹下景子さん主演のドラマ、【70才、初めて産みます-セブンティウイザン。】を視聴しました。いや~多分絶対にあり得ないフィクションなのでしょうけど
、設定がいちいちリアルで面白かったですね~
。何せ1話のタイトルが「脳梗塞ではありません、つわりです」ですよ。また小日向さんの表情が絶妙で大笑いでした
。
以下ネタバレのあらすじです。
65才で定年を迎えた江月朝一(小日向文世~リチャード@コンフィデンスマンJP)は、同僚から花束を贈られて慰労されました。おざなりの送別会には出席せずに帰宅すると、5歳年上の妻(つまりは70才
)、夕子(竹下景子)が真面目な顔で語りだします。具合が悪かったから病院へ行ってきたの
。
朝一は、長年苦労を掛けてきた妻の体を心配し、悪い病気だったのか?と尋ねますが、夕子は「妊娠したの」と答えました。ええ??妊娠っ!?腫瘍じゃないのか??
夕子が診察してもらったのは内科だそうで、血液検査で妊娠が判明したのだそうです。夕子自身も妊娠検査薬で陽性を確認したそうです。
糖とかたんぱくが反応したんじゃないのか?
どうやらそうではないらしいと分かった朝一は、夕子が認知症になったのではないかと心配し、言葉を繰り返させたり、100から7を引かせたりしました。夕子は朝一の意図を察し、私は認知症なんかじゃないわ!と言いながら、ニッコリ笑って花束を飾ります。
とりあえず朝一はもう一度妊娠検査薬を買ってきて夕子に検査をさせました。それでも陽性だったため、ふたりは、家から遠く離れた産婦人科に赴きます。夕子は近くが良かったのに、朝一が人目をはばかったのです。
エコーで調べたところ、間違いなく胎児がいました。産科医は驚くべきことだと連発しながら、これは実に特殊なケースだからと、大学病院に行くよう促します
。
その夜、夕子が夜中にトイレで苦しそうにしていました。朝一が、脳梗塞か!?と心配すると夕子は怒って「つわりです!」と答えます。夕子は朝一の加齢臭が耐えられないといって逃げていきました
。
それは職場でも同様です。夕子はスーパーでパートをしていたのですが、つわりがひどくて辞めざるを得ませんでした。そのパートの友達、かっちゃんこと勝村(根岸季衣~相川千賀子@雲の階段)も夕子の妊娠を聞くと、子どもに親の介護をさせる気か!と猛反対します。
大学病院で紹介状を読んだ受付の女性が、え?妊娠??と驚いたのも当然ですよね~。でも主治医となった院長で教授の鬼子母龍太郎(中村梅雀)はニコニコと応対し、エコーで妊娠を確認すると「おめでとうございます」と祝福してくれました
。
夕子は感激して泣き出します。初めておめでとうと言ってもらえた!
朝一も、どうしても産みたいという夕子に、年齢を考えると無責任だ、出生前診断をしてもし遺伝子に異常があったら諦めた方がいい、などと勝村同様否定的なことばかり言っていたのです
。
怒った夕子は実家の兄に手紙を書き、自分に何かあった時は子どもをよろしくと頼みましたが、兄の染蔵秀雄(竜雷太~中津川龍之介@ベビーシッター・ギン!)は、この年で恥ずかしい、これまでロクな付き合いもなかったのに、迷惑をかけないでくれ=おろせ、と命じました。
朝一は、この言葉を聞いて初めて夕子の味方をしてくれます。恥ずかしくありません。私たちが子どもを持てる、これが最後のチャンスだ。お義兄さんに迷惑はかけません
。
実際にエコーで子どもの様子を目にしたことが大きかったようですね。
でも、祖父母として時々孫の面倒を見るだけでも大変なのに、子どもとして24時間育てるのは並大抵のことではありませんよね。ファンタジーだとは分かっていても、思わず心配になってしまいます。それこそ脳梗塞を起こさないかって
。
夫婦合わせて135才の新米ママとパパの奮闘ぶりに注目ですね。
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