真犯人フラグ 最終回 ネタバレと感想 家族の絆にぷろびんが泣いた
20回続いた秋元康氏企画原案のミステリー【真犯人フラグ】も昨夜が最終回でした。これは見事にやられちゃいましたね〜😨。小さな伏線までしっかり回収してあって、実に面白かったです👍。以下ずばりネタバレです。
犯人は河村
これまでの犯行はすべて河村の仕業でした👿。強羅が「最近の人は自分で復讐したがる」と語っていたのも、この河村のことだったのですね。ただしその復讐の方法は強羅からアドバイスしてもらったらしい。犯行の動機は真帆への執着と、凌介への嫉妬及び歪んだ羨望(≒コンプレックス)の表れでした💀。以下、その詳細をまとめていきます。
二宮の行動
まずは前回思いっきりミスリードされていた二宮の行動から参りまするね。ここはでも明確な説明はなかったので、多少おばさんの妄想が入ってます🙏。二宮は、姉との婚約を破棄する原因となった真帆に近づいて復讐の機会を伺っていました。真帆と占いに行った時も、真帆は自分よりまず家族を心配したのを聞いて、姉も生きて結婚していたら「自分より大切な家族」ができるはずだった、と嘆いたそうです。だから姉からそんな未来を奪う「きっかけ」を作った真帆も同じ目に遭わせようと、その機会を狙っていたらしい😔。
一方で、昨夏(7月)に林と茉莉奈が婚約すると知った二宮は、林が自分だけ幸せになろうとするのが許せず、茉莉奈に何もかも暴露しようと考えていたところで、真帆と林が密会していたのを目撃したのだそうです。ふたりは今でも続いていた😡〜そう確信した二宮は「二人の写真」を撮ってネットに流しました。でもこれは「炊飯器事件」が起きる前だと思われるので、話題性はほとんどなかったのでしょうね💦。ちなみに真帆がこの時林に会ったのは「DNA鑑定」を頼むためだったそうです。
そして、おそらくはこの前後に凌介が二宮の職場に異動してきたようです。凌介の「天然」を目の当たりにした二宮は、憎むべき真帆の「ずっと騙されていた哀れな夫🐵」を毎日目の当たりにしているうちに、少しずつ毒気を抜かれていったようですね。家族を心から愛している幸せな凌介から、その幸せを奪うことに良心の呵責を覚えたそうです。毎日何が一番辛いって、おはよう!と笑ってくる凌介の笑顔に嘘をつくのが一番辛かったのだそう😭。
こうして二宮は凌介のおかげで一線を越えずに済みました🌸。
謎の小説
前回登場した「炊飯器事件を題材にした小説」を書いたのは河村でした👿。それを見つけたのは橘だったそうです。橘は、真犯人は一番近くにいる人かもしれないと疑い、捕まる前に「二宮・河村・日野・凌介」のパソコンをハッキングして、データを全部抜き取っていたのだそうです。そしてそれを収めたUSBを、橘を責めようと胸元を締め上げた二宮にこっそり託したのだそう👍。この小説が入っていたのは河村のパソコンでした。これには「犯人にしか知り得ない情報」が書かれていたそうです。
それで二宮は、物語を書いた人物が一番されたくないことをして「あぶりだし」にかかったそうです。それに協力したのが、密かに二宮を慕っていた望月です😁。この「恋の後押し」をしたのは太田黒だそうですよ😏。
二宮は、河村がここ=大学の旧講堂へ一人で来たのは、二宮を殺して口封じをしようとしているに違いないと指摘しました。でも河村は、自分ではないと主張し、ともに「作者=犯人」を突き止めようと誘います。そこへ、日野とともに二人の後を追ってきた凌介が出てきて「作者はお前だ、河村!😡」と断言しました。小説には難読漢字が使われていたからです。お前が全部操ってたのか?😨
河村は満足そうな笑みを浮かべて白状しました。やっぱり分かるか😏。河村は、河村の話を聞いたら真帆に会わせると約束しました👿。
河村の告白
偽装工作
3人が消えたあの日、真帆に電話をして彼女を呼び出したのは河村でした。河村は、取材を通して真帆と林の不倫に気づいてから、真帆に対する欲望が抑えられなくなったようですね💀。それが7月30日だと言うことでしたから、二宮が気づいたのと同じ日だったでしょう。
それで河村は、誰にも分からぬよう、あらかじめ真帆にはプリペイド携帯を渡し、念入りに準備したそうです。真帆には睡眠薬を飲ませて隠れ家に連れていき、「至上の時」にいた凌介にも睡眠薬を飲ませて眠らせる作戦でした。実際はでも、下にまとめましたが、真帆に激しく抵抗されて結局ここで真帆を殺してしまったそうです👎。
その後は思いもよらぬ事態となります。子どもたちも消えたと知った河村は、橘同様「3人同時失踪」として世論を誘導しようと目論みました。群馬の山中に真帆の指輪を捨てたのも河村です。そのうちに橘もまた同じことをしていると気づいた河村は橘のことをくまなく調べ、光莉を監禁しているか匿っているとアタリをつけて脅迫文を送りました。橘はそれからはすっかり素直に言うことを聞いてくれたそう。すみれに怪我をさせたのはやはり強羅だったそうです😠。
そこへバタコと菱田も絡んできました。河村は、菱田は真帆から河村のことも相談されているかもしれないと、清明を人質にして口止めしたそうです。菱田の家の押し入れに脅迫メッセージを残したのも「真帆の合鍵」を使って中に入ったのですね。そしてバタコに対しては教祖と取引したそうです。バタコの情報や洗脳の手口を全て聞き出し、バタコに篤斗を送り返させる代わりに、記事には書かないと約束したのだそう。その上で、篤斗の病室に忍びこみ「マインドコントロール」のダメ押しをしたのだそうです。お父さんがやったの見た?逆らうと殺されちゃうよ😎。
林の殺害
林を殺害したのも河村でした。真帆を手に入れた憎むべき林には、すべての罪を被せた後、自殺に見せかけて殺そうとしましたが、林にはアリバイがあったのが誤算でした。一方の林も二宮が凪沙の妹だと気づいていて、林を陥れようとしているのは二宮だと彼女を襲ったのだそう。ああそれで「しちはごじゅうろく」でしたっけね💦。
それで河村は、警察に追われる身となった林の「味方」のふりをして林に接触し、林の頸動脈を切って殺害したそうです😱。その殺害方法も「その道のプロ」に教わったそうです。そして河村は、その時林がしていた「二宮の姉の結納返しの時計」を持ち帰っていました。林は最後にうわ言のように「ごめん、凪沙」とつぶやいたそうです。
最後のミスリード
河村は、諸悪の原因は凌介だとのたまいます👿。河村は絶対の自信作で凌介に負けたのに、凌介はあっさり小説をやめてしまったからだそうです。その上真帆も凌介と結婚した。大した努力も苦労も代償もなく、ヘラヘラ笑いながら奪って行く凌介が憎くて、凌介の大切なものを徹底的に痛めつけてやった、と豪語しました。凌介を助けたのも、あそこで諦めて自殺されたら「駄作」になるからだそうです。それにミステリーには河村のような「二律背反の悪役」も必要だから。すべては作品を盛り上げるための演出だ!😎
完成したら評論してくれと言われた凌介は、もういい、と嘆きました。河村は「最後まで聞く約束だ」と語ります。この話には1つミスリードがある😏。
これでようやく凌介が気づきました😨。これまで河村は真帆に関してすべて「過去形」で話していたことに。真帆はどこだっ!?😡
真帆は今彼らがいる旧講堂の机の下に眠っていたそうです😭。遺体には「エンバーミング」が施されており、その姿はまるで生きているかのように美しかった🌹。ああ、それで以前「住愛の井上」があの姿で登場したのですね〜🤔。真帆からの電話もすべては河村(強羅?)がビデオを編集したものでした。ですよね〜、だって失踪した子どもが帰ってきたのに美容院予約する母親はいませんよ😓。
真帆の最期
その真帆は、河村が襲いかかってきた時、必死で抵抗したそうです。その河村の姿を動画に収め、手を出したらこれを流すと脅しますが、河村は、林のことを凌介にバラすと脅し返したそうです。それで真帆は、悪いものを隠しているともっと悪いものがくる、と凌介に全て打ち明けると決心したのだそうです。凌介がどんな反応をするか分からないけれど「信じる」と語ったそうです。子供達にも向き合って、これ以上嘘は重ねない〜そういって立ち去ろうとした真帆の首を河村が締めました💀。
真帆は「全部ぶっ壊す」とわめく河村に「壊せるわけない😡」と反論したそうです。たとえ真帆を殺しても真帆の家族は壊れない。そんなに脆くない。真帆は家族の絆を最後まで信じていたのですね💜。ご飯炊いてあるから、買い物して帰らなきゃ。りょうちゃんと光莉とあっちゃんと、一緒にごはん食べたい!
凌介の決意
日野は、河村は結局凌介のことが大好きなんだ!と叫びます。それは言葉にして伝えるものなのに、なんてことをしたんだ😭!!河村は日野には河村の気持ちは分からないとうそぶきます。日野は素直だから、そう言って日野が持ってきたアイスピックを奪ってその足を刺しました。
一方の凌介は、決して河村の挑発には乗りませんでした。ずっと真帆に寄り添って泣いていました。これまでもずっとなぜか真帆を近くに感じていたそうです。それは真帆がずっと側にいたからだと確信したようですね。凌介はこれから愛する子供たちとともに毎日どう過ごしたかを書くと宣言しました。日記みたいな小説で、100人がいたら100人がつまらないと言うような本だけど、真帆が残してくれたものに囲まれて、一日一日一番いい日を過ごす話だから、真帆だけの最高の物語になるはずだと語ります。
俺は、どんな理不尽な目に遭っても、光莉と篤斗が立派に成長するまで、真帆に贈る最高の物語を書き上げるまで、絶対に折れない!!
終わりと始まり
この様子は「しもべ」こと太田黒から凌介がまた半休だとの知らせを受けたぷろびんが、泣きながら、生配信していました😭。とそこへ警察が乗り込んできます🎉。阿久津たちもすべて自白は聞いていたそうです。河村はついに緊急逮捕されました👍。世間を騒がせた「真犯人」を、新しく「週刊追求プレミアム」という週刊誌を立ち上げたらしい両角たちが「河村の独占記事をもらう」と張り切っていましたが、この事件はすぐに忘れられてしまったそうです💦。
太田黒は、ライバルの小峯を蹴散らして鴨井晴子(小林きな子〜小滝薫@知らなくていいコト)と結婚(婚約?)し、望月は二宮に振られました😓。バタコはようやく現実を直視できるようになり、橘は法廷で本木にかけた「シンデレラの呪い」を解いてみせたそうです。彼は情状酌量で保釈になりました。新居に移ったらしい凌介は子供達と念願の「シベツ」を見に行くそうで、菱田には「がめ煮」の作り方を教えてほしいと頼みます。
またテレビに出て、それとなく凌介を庇っていたたまるよしこ(椿鬼奴〜峰岸春代@グランメゾン東京)は、実は日野の妻だったのだそうです😵。でもってずっと凌介をこき下ろしていた雫石千春は本名を石塚といい、昔バイト先で好きだった女性が凌介を好きになったのを根に持って逆恨みしていたらしい😔。
そして二宮は、母のぎっくり腰を理由に大阪の本社に異動することになりました。凌介は「困ったらいつでも頼ってね」と申し出ます。二宮には返しきれない恩があると感謝していたそうです。二宮は、どの口が言う、と突っ込みながらも「絶対に幸せでいてほしい🌸」と伝えました。
最後は凌介と子供たちが新居で祖父母に別れを告げ、一緒に写真を撮るシーンで締め括られます。撮影してくれたのは猫おばさんでした。おばさんは必ず幸せになると断言してくれます💕。凌介は心の中で、これから何があっても真帆や子供たちと一緒に乗り越えて生きていく🌿、と誓っていました。
まとめ
やはり真帆は、皆から愛されるだけあって、本当に素敵な女性でしたね👍。そんな真帆が愛し育んだあの子達ならこれからもきっと大丈夫〜心の底からそう思えました。それに凌介も、これからもまた太陽のようなおおらかさでもって子供達を包んでいくはずです🌹。
またこれはおばさんのボヤキになりますが😓、つい先日「怪しい人間を排除」したがためにミスリードされてしまったばかりなのに、これもまた同じ失敗を繰り返してしまった、と反省しきりでした😅。日野と河村のどちらかの可能性を考えた時、やっぱり後者の方が、しかも断然怪しかったから、最初から数には入れてませんでしたの🐒。いや、負け惜しみじゃないですよ。ミステリー好きなら同じようなことを考えた方は多いと思いまする。もうそういう「思い込み👎」は捨てんといかんね😂。
最後までたっぷり楽しませてもらいました💜。面白い作品をご提供いただきましてありがとうございました💐。
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